






【オシャレでポップで上品な「うんち」絵本セット!】
¥2,750 税込
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1、『うんちっち』ステファニー・ブレイク/作 ふしみ みさを/訳 31P あすなろ書房
【「うんち」の絵本なのに「茶色」が使われていない!何故?それは、、、。】
真っ赤なページにうさぎのこだけがいて、そこにはこんな一文が。
「むかし むかし あるところに、うさぎのこがいました。うさぎのこは ことばを たったひとつしかいえませんでした。それは・・・・・・」
次のページをめくると、真っ青なページにうさぎのこが笑って一言、
「うんちっち」
朝、お母さんがうさぎのこに起きるように言っても「うんちっち」。お昼、お父さんがうさぎのこにほうれん草を食べるように言っても「うんちっち」。夜、お姉さんがうさぎのこにお風呂に入ろうと呼んでも「うんちっち」としか答えません。
ある日、オオカミがやってきて「ぼうやを たべても いいかい?」と、うさぎのこに聞いても答えは「うんちっち」。ついにオオカミに食べられたうさぎのこ。一体この先どうなることでしょう?
各ページのベーシックとなる色は、どのページもカラフルな原色が使われており、絵も画面いっぱいに大きく描かれているため、2才さんぐらいから楽しむことが出来て、読み聞かせなどでも大活躍しそうです!
2、『うんちしたのはだれよ!』ヴェルナー・ホルツヴァルト/作 ヴォルフ・エールブルッフ/絵 関口裕昭/訳 24P 偕成社
【世界一、品のあるうんちの絵本!】
もぐらが自分の頭上にうんちを落とした犯人を探す為に色々な動物に、「ねえ きみ、ぼくの あたまに うんちおとさなかった?」と尋ねる。
どの動物も自分のうんちをもぐらに見せて、頭上のうんちと比較しながら違いを検証し、最後にはとうとう犯人を見つける。
「きみ」、「ぼく」などの言葉遣い、冷静な判断と行動、それらはとても紳士的な振る舞いである。しかし、もぐらの頭上には最初から最後まで、常にうんちが載ったまま!そのギャップが極上なユーモアを醸し出している。
とてもお洒落な洗練された文と絵で描かれた本作では「うんち」は汚いものだと感じない。
【丈太郎のひとりごと】
オシャレに興味のある方なら「モンドリアン」、「Bauhaus」という単語を耳にすれば「おっと!」と立ち止まることでしょう。
見てください!このモンドリアン柄をベーシックに「うんち」の絵本が2冊並んでいます。どうですか?下品に見えます?異臭をイメージしますか?そんなことは全く感じないですよね!むしろ馴染んでいると思いませんか?
何故ならこの2冊の「うんち」の絵本は、オシャレでポップで上品だから。
『うんちっち』は、思いっきりカラフルでポップセンスが炸裂し、一方『うんちっち』の主人公もぐらは自分の頭に「うんち」をした犯人を気品を漂わせる風貌と言葉使いで探しますが、ずっと最後まで「うんち」が頭に載ったままの上品なブラックジョークが効いています。
子どもは下品なものが好きなんです。それは止めることができない人間の「さが」なのです。そして、親ともなれば出来るだけ下品なものから遠ざけたいと思いますよね?しかし、それは残念ながら無理です。
解決策があるとすれば、下品に見えない、感じないものを子どもへ手渡すことです。
この2冊はそんな親のエゴを満たしてくれます!
そして子どもと一緒に読んでみてください!
きっとエレガンスな「うんち」絵本を体験をすることでしょう!
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