-
何が届くかわからない!【丈太郎の秘密セレクト絵本!!!】
¥1,650
【7月の丈太郎秘密セレクト】 今回の丈太郎秘密セレクトのテーマは「夏」です。夏の絵本も色々とありますが、まだ発刊されて間もない新刊です。 夏と言ったら何を浮かべますか?海?山?この絵本はどちらの要素も含んでいます。しかもちょっとした仕掛けがあります。 絵はシンボルティックでデザイン性が高く、とてもオシャレで洗練されています。しかし、そこには冷たさはなく、温かさを感じます。これはこの作家の得意とするところでしょう。他の絵本などもそのように感じます。 のどかで優しくて刺激的で明るくてカラフルで、ページを読み進めるのがとても楽しみな絵本です。でもどこかクールな感じもあり、この夏の暑さを忘れてしまうような感覚にもなります。 しかし、僕はこの絵本に哀愁も感じます。そして、洗練されているのだけども人肌を感じて、少年時代に夏に訪れた遠く離れたおばあちゃんの家に行った感覚が蘇ってきました。この絵本の根底にあるものは「人との触れ合い」だと感じました。 対象年齢は子どもから大人まで!あらゆる角度から視点から年齢問わず楽しめます! 皆さんにも是非ともこの絵本の「夏」を楽しんでほしいと思います。きっと「この絵本を手にして良かった!」とこの夏は思うことでしょう! ※ご購入は7月25日まで。7月中にお届けします。
-
『キャンプのずかん』
¥1,430
SOLD OUT
スズキ サトル/絵・監修 32P Gakken 【ビギナーからベテランまでキャンプのことなら、この絵本におまかせ!】 キャンプに関することなら、この1冊で全てがわかります。 キャンプの基本から、種類、マナー、服装、道具などはもちろんのこと、テントの建て方や、ロープワーク、刃物の安全な使い方、キャンプめしなど、項目ごとに事細かく書かれています。 子どもたちもわかるように漢字にはルビが入っていて、細密に描かれた絵と細かい説明に読み応えも十分です。 これからの夏のキャンプシーズンにピッタリの絵本です。子どもだけでなく、大人にも役立つ情報が満載なので、この1冊でキャンプのことが丸わかりです。 キャンプに行く前だけでなく、キャンプしている時、キャンプから帰ってきた時、全てにこの絵本が活躍することでしょう。 【丈太郎のひとりごと】 最近は全く行っていませんが、少し前まではキャンプに詳しい友達に誘われてキャンプに出かけることがありました。しかし、キャンプ初心者の僕は友達に言われるがまま準備したりしていました。 そんな時にこの絵本があったらどれだけ役に立ったことか! 子どもでもわかるように、そして正確に描かれているためこれからキャンプを始める子も、すでにキャンプに行ってる子、そして大人にもオススメなキャンプ絵本です。
-
『目で見て かんじて 世界がみえてくる絵本』
¥2,200
ロマナ・ロマニーシン アンドリー・レシヴ/作 広松 由希子/訳 56P 河出書房新社 【人は目で見て何を感じるのか?】 「さいしょは、まっくら。なんにも見えなかった。」 「それから光があらわれた。」 冒頭、このような文章で始まるこの絵本。目はどうやって出来ていて、どのようにして動いているか?を細かく描かれた絵本です。 目の作り、目にみえる色の数、鏡に映る自分、目で見て人の感情を察知すること、メガネのこと、たましいなど目には見えないもの、人より目の良い生き物のことなど、目に関することが事細かく美しくデザインされたイラストと色で表現されています。 この絵本のベーシックになるのは蛍光色で、そこにしっかりとした解説もあり、視覚的にも思考的にも沢山の情報量があり、見るのも読むのも楽しい絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 表紙のカラフルさ、デザインの良さから既に惹きつけられる絵本ですが、中を開くと情報量もたくさん!しかし、選び抜かれた言葉によってそれらの情報はくどいようなことはなく、どこかさらりとしていて、じっくり1ページ見ながらも、テンポ良くページを開くことが出来ます。 同じ作家が書いた『旅するわたしたち On the Move』(https://shop.meruhenhouse.com/items/83551699 )と一緒に楽しむのも良いと思います。コチラもこの絵本同様、優れたデザインと文章で楽しませてくれます。 「まだまだ知らない素敵な絵本は沢山あるのだなぁ」と思いながら、僕はじっくりと1ページずつ読みました。熱いメッセージをここまで洗練されたデザインと文章で表現できるのは、まさにアートとしか言いようがありません。 2冊のアートにどっぷり浸るのはいかがでしょう?きっと新しい「何か」が見えてくるはずです。
-
【本当に怖い!僕はビビりました。】『いただきます。ごちそうさま。』
¥1,650
あさのあつこ/作 加藤休ミ/絵 東 雅夫/編 32P 岩崎書店 【なんでも食べてしまう恐怖の少年!】 「ぼくは、たべるのが だいすきです。なんでも たべます。たべられます。」 このなんでもない一文で始まるお話がまさか恐怖の展開になっていくとは、この時点ではわかりませんでした。 野菜、お肉、お魚、ニンジン、しいたけ、ゴボウ、とんかつ、やきそば、エビフライetc、、、。 「なんでも たべます。たべられます。」 ママはなんでも食べて偉いと褒めてくれます。パパも好き嫌いがないのは良いことだから、もっともっと食べるように促します。パパもママもにこにこです。 ぼくはどんどん食べて大きくなり、大きなぼくに大きな犬が吠えてきました。そして、大きな犬を食べました。 友達がぼくを見て太り過ぎ、風船みたいだと笑います。 「よくも、わらったな。たべちゃうぞ。いただきます。」 そうやって友達を、、、。 何処か薄暗い感じで土着的な迫力のある絵で、恐ろしい様子が迫るように描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 絵本を見てこんなに怖い思いをしたのは本当に久々でした。 「怪談絵本」とあるだけあって本当に怖いです。食べ物も種類も半端なく多く登場します。表紙の絵からして何処か不気味な感じはしましたが、ここままでとは思いませんでした。 この恐怖を上手く表現しているのはクレヨンとクレパスのみで絵を描く加藤休ミさん。今までも多くの美味しそうなものを描いてきましたが、この絵本でも食べ物は美味しそうに描かれていますが、ちょっといつもの美味しそうな絵とは違って見えます。 タイトルだけ見ると、何かほのぼのとしたお話を想像しますが、中を開いて読み進めていくと、、、。是非この恐怖を味わって欲しいものです。絵本でここまで恐怖を感じることはないと思うほどの傑作です!
-
『ちきゅうの かいだん』
¥1,650
松岡 たつひで/作 32P 金の星社 【過去の探検に出発!】 あるところにドアがありました。どうやら下へ階段があるようです。怖がる犬のギンタを連れて中に入っていくことにしました。階段を少し降りるとヘッドホンがありガイドをしてくるとのこと。早速ヘッドホンを撞着して、また下へ階段を降ります。 そうすると、まず2万年〜1万年前の動物たちがいました。ガイドからは詳しい説明が流れます。もっと降りていくと100万年〜10万年前、3000万年〜2000万年、7000年前と、時代を遡ってその時に生息していた生き物たちがいます。ヘッドホンからはその都度、解説が流れます。 この秘密のドアはどこまで続いているのでしょう?さあ、過去の世界へ探検に出発です! 細部まで細かく描かれ、ヘッドホンから流れてくるガイドもとても詳しく掲載されているので、生命の図鑑のような絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 僕が幼い頃、この絵本の作者の『ぼくのロボット大旅行』(福音館書店)が大好きでした!本当に何百回と開いたかわからないほどよく読みました。 作者の松岡 たつひでの絵は、細かいところまでハッキリと描写されているのが特徴です。そのため、一度見て終わりということはなく何回も繰り返して見過ごしている細かい場面を再度チェックするのが楽しいです。 階段を降りていくだけに縦開きになっているところも特徴の一つです。 この絵本は地球の歴史上でどの時代にどのような生物が生息していたか、細かく解説されています。図鑑より親しみやすく楽しむことができることでしょう!
-
『まだまだ まだまだ』
¥1,320
五味 太郎/作 32P 偕成社 【かけっこはいつまでも続く!】 みんなでかけっこをします。「よーい どん!」の合図でスタート!かけっこは楽しいですが、すぐに終わってしまいます。しかし、ぼくのかけっこはまだまだ終わりません。 町の中、賑やかなところ、ビルの間、町のはずれ、畑の中、牛や羊やアヒルのところ、森の中、まだまだかけっこは続き、様々な風景が描かれています。 とてもシンプルで丁寧語で書かれた言葉、作者の五味太郎の絵とすぐわかるオリジナリティで「五味太郎ワールド全開!」の絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 五味太郎さんの作品はひと目見るだけで、すぐにわかります。それぐらいオリジナリティに溢れています。そして、お話はシンプルなのに、とても奥が深い作品が多いのも特徴です。 この絵本もかけっこの競争が終わっても走り続ける、なんだか人生そのもののような気がします。しかし、そんな重たさもなくカラフルな絵で軽快に描かれているのは流石!としか言いようがありません。 まさに引き算の美学な絵本です。
-
『ぼくとどうぶつたちのおんがくかい』
¥1,980
山田 和明/作 40P 出版ワークス 【公園で動物たちと楽しい音楽セッション!】 ある晴れた日、僕はお気に入りのハーモニカを持って公園へ出かけました。公園はとても静かでハーモニカを吹こうとしたら、遠くから何かが聞こえてきました。木の間から覗くとうさぎさんが一人でピアノを弾いていましたが、どこか寂しげだったので、一緒に演奏することになりました。 うさぎさんと演奏するととても優しい音が響き、次にクマさんがギターを持ってやってきました。一緒に演奏したらそれは軽やかな音でした。次にりすさんがバイオリンを持ってやってきました。その音を聴いておさるさんがタンバリンを持ってきました。次はかばさんはコントラバス持ってきてみんなで仲良く演奏しました。 そこへ「しく しく しく・・・」とその音を聴いていた小鳥さんが泣き出しました。理由を聞くと何も楽器ができないので、みんなと一緒に演奏ができなくて悲しいようです。しかし、ことりさんには得意なものがありました。それは、、、。 ページの横幅が少しずつ広くなるしかけ絵本で、絵もやっしくで楽しい演奏会の様子が描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 とにかく絵の雰囲気がとても良く、明るい気持ちでページを進めていくことができます。ページの幅が徐々に広がっていく本の作りの工夫も次のページを開くワクワク感を演出しています。 シンプルなお話ですが、とても優しく平和的なお話で読んでるとなんだか演奏会を聴いているかのような気分になります。 このような丁寧に創られた絵本は大切にしていきたいものです。
-
【とにかく超オススメなハッピーな気分になれる絵本!】『ガハクとブラシ』
¥1,870
SOLD OUT
fancomi/作 32P 小学館 【果たしてガハクは絵を描けるのか?】 ガハクは絵描きです。愛犬のブラシと毎日絵を描いて暮らしています。その日もいつも通り絵を描くために出かけて、とても良い場所を見つけtので、ガハクは準備を始めました。 すると遠くからキリンとゾウが駆け寄ってきてヘンテコなポーズを取って描いて欲しいと言うのです。今度は土の中からモグラとプレイリードッグが描いてくれと言います。それを見ていた若い木や年老いたりんごの木も続けさまに描くように言いました。 絵のモデルになりたいものが止まりません。双子の入道雲、湖、魚、渡り鳥の大群、、、。みんなガハクに絵を描いて欲しいようです。果たしてこんなにいっぱいのものを書けるのでしょうか? とてもかわいい絵ながらも構図がしっかりと描かれていて、お話もシンプルでとても読みやすい絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 数年前に普通の通常ルートでは入手困難な『SMALL STORY』と言う作者の絵本を手にした依頼、個人的にとてもファンでした!それがようやく通常のルートで仕入れることが出来るようになり、とても嬉しいです! とにかくお話も絵も可愛くて愛おしくなります。描いているのは日本人ですが、絵は海外の絵本のような雰囲気で全体的にとてもオシャレさを感じます。お話もユニークでシンプルながらも面白い絵本になっています。 こうやってこの作者の作品を皆さんに紹介出来るのがとても嬉しいです!読んでいるとなんだかハッピーな気分になるのがこの絵本の魅力です!是非とも皆さんもハッピーな気持ちを楽しんでください。
-
『ゆうぐれ』
¥1,760
平岡瞳/作 32P 小学館 【静かにゆったりと「ゆうぐれ」の時間が流れる】 様々な人、生き物や物にとっての「ゆうぐれ」があります。この絵本は静かにゆったりと「ゆうぐれ」の時間が流れ、それぞれに「かえりましょう」とリフレインされる印象的のが印象的です。 ゆうぐれはどこか切なくも、今日も1日無事に終わりを告げるような安心する時間です。そんな時に色々なことに想いを馳せて綺麗なゆうぐれ時を迎えます。 それぞれ楕円で囲まれた絵は、オレンジ色がふんだんに使われてゆうぐれの風景を綺麗に描いています。 【丈太郎のひとりごと】 この絵本を紹介するとき、永井文章で紹介したいとは思いませんでした。出来るだけ短く、読む人の余白を奪いたくないと思いました。絵本のサイズも小さく、いつも使っている僕のリュックサックにいつも入れて置きたいような気持ちになりました。 何が起こるわけでもない。日常のゆうぐれが描かれていますが、何も起こらない日常のゆうぐれを迎えられる喜びに満ちています。
-
【この絵本に出合えて幸せ!】『ともだちのなまえ』
¥1,540
内田 麟太郎/作 はしもとみお/絵 33P 教育画劇 【「ともだち」」を初めて感じる。】 広い広い海の真ん中に、ぽつんとちいさな島がありました。そこには1匹だけイグアナが住んでいて、涼しい木陰でいつものんびりつくろいでいました。島は美味しいものがいっぱいで何一つ不自由はありませんでした。 ある日、「ぱた、ぱた、ぱた。」と羽を痛めたカモメが落ちてきました。イグアナは薬になる葉っぱを揉んであげました。海辺に打ち上げられる魚も運んであげたお陰で、カモメは少しずつ傷が治ってきました。 「イグアナさんは ひとりぼっちなの? カモメはイグアナに聞きますが、ずっと1匹で暮らしていたイグアナには意味が分かりませんでした。カモメは友達はいないのか?寂しくなかったのか?イグアナに聞きますが、やはり意味がわかりません。 カモメは毎日歌ってくれました。遠い国の話もしてくれました。イグアナはとっても幸せでした。そして、カモメの傷もほとんど治ってきました。 渡り鳥のカモメはとうとう飛び立つ時になりました。そして、亀目が飛び立った後、亀は、、、。 言葉少なめのお話に彫刻と絵が融合した風景が美しく描かれており、魅了されてしまいます。 【丈太郎のひとりごと】 とても静かでゆっくりと時間が流れる絵本です。時が止まったかのように、この絵本の世界観に引き込まれていきました。それほど美しい絵本です。日常も楽しいことも悲しいことも、ギュッと凝縮されています。 彫刻と絵が融合した画面は、本当に海にいるかのような思いにしてくれます。最小限の言葉の数々が色々な想いを馳せてくれます。 静かに絵本を楽しみたい時に、おすすめの絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 この絵本を読んだ時、正直泣きそうになりました。それはお話の影響でもあり、絵の美しさの影響でもあるような気がします。今すぐに島に駆けつけたくなりました。そして、イグアナと一緒に木陰で海を眺めたくなりました。 詩人である作者の選び抜かれた言葉で構成された文章は流石とか言いようがありません。 皆さんも静かにこの絵本を楽しんでください。この絵本に出合えたことに幸せを感じることでしょう。
-
『ぼくのまちをつくろう!』
¥1,540
SOLD OUT
スギヤマ カナヨ/作 24P 理論社 【自分が住んでみたい町ってどんな町?】 「ぼくのまち。ここに なにが あったら いいかな?」 まずは 「ぼくの いえ。」がポツンを描かれています。 そこに友達の家が加わります。それはすぐに遊びに行けるからです。みんなで探検できるもりもあって秘密基地を作ったり、きれいな小川があれば夏には川遊びができます。 いっぱい遊んだらお腹が空くので、パン屋さんがあったり、八百屋や肉屋やスーパーやコンビニもあったほうが良さそうです。お母さんのために病院や花屋さん、お父さんのために図書館やメガネ屋さん、弟にはおいしいケーキ屋さんがあると良いです。 そうして、もちろん学校!隣は弟の幼稚園で文房具屋さんがあったほうが良いです。 こうして、ページをめるたびに「町に何があれば良いか?」想像し考えて、少しずつ町の景色が出来上がっていきます。 シンボルチックなイラストで、子どもたちの想像力を掻き立てるように描かれています。しかし最後は、、、。 【丈太郎のひとりごと】 この絵本を使って「町を作る」ワークショップを何回かしたことがあります。6〜8人のグループに分かれて大きな模造紙の真ん中にまず「ぼくのいえ」を書いて、そこから何が町にあったら良いか?みんなでディスカッションしながら描き込んでいくのです。それはもう楽しいワークショップでした。 小学6年性の授業と女子大生の講義でこの「まち作りワークショップ」を約20組ぐらいに分けてやり、最後に発表をし合ったのですが、一つだけ共通して描かれているものが小学生にも女子大生にもありました。それを見てビックリしましたが、それが今の町に欠かせないものになって入りようです。 その共通して描かれていた施設は何か?気になる方はメルヘンハウスへ僕に聞きに来てください!きっと驚くことでしょう。
-
【絶対に読んで欲しい!丈太郎激推し!】『いつかまたあおうね』
¥2,200
パット・ジトロー・ミラー /作 スージー・リー /絵 かみやにじ /訳 44P 偕成社 【いつでも「あいたい」気持ちを抑えられない】 会いたい人は遠くにいて、離れて暮らしています。だけど、今すぐに会いたいのです。 ロケットに乗る?空飛ぶマシンはどうかな?飛ぶ仕掛けを作る?家に着いてドアをノックしたらびっくりすることでしょう。 でも、今は行けません。学校もあるし、サッカーも、パパとママの仕事もあります。だから代わりに手紙を書きます。返事も欲しい。手紙に中に入ってしまおうか?でもそれも難しいです。 電話をかけっぱなしにするのも良い。私の話をたくさんするから私にもたくさん話をしてほしいですのです。パソコンでも会うことができます。家の中を全部見せて欲しいです。 顔を見るだけでも嬉しいけど、もっと近くに行きたいです。 またあえるひが・・・・・・いますぐ だったら いいのに。 抑えきれない溢れる「あいたい」気持ちを、各ページの配色の美しさと色々な形をした穴あけでデザイン性も高く描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 とにかく会いたい!でもすぐには会えない。そのもどかしい気持ちがとても素直に伝わってきます。会う方法を色々と想像してそれだけでも幸せな気持ちになれることが、この絵本には描かれています。 各ページの主な配色の違い、穴あけ、ページの大きさの違いなどデザインにも凝っていて、湿った「あいたい」気持ちではなく、どこかカラッとした爽やかな風の吹くような「あいたい」が表現されています。 こんな絵本に出合うと、とても嬉しくなります!多くの「あいたい」気持ちを抑え切れない人に開いて欲しい絵本です。「あいたい」相手の人へのプレゼントにもとても良いと思います!
-
『もし、世界にわたしがいなかったら』
¥1,980
ビクター D. O. サントス/作 アンナ・フォルラティ/絵 42P 西村書店 【「わたし」とはなんだろう?「わたし」は皆の日常にいます。】 私は随分昔から生きてきた。何百年も前に生まれた私もいる。私はどこにでもいる。田舎にも、都会にも学校にも家にも。 赤ん坊の時は私のことは知らなかった。そのうち少しずつ分かるようになっていく。しかし、年を取ると私を忘れ始める。私から離れようとする人もいるけど私を頭の中から追い出すことはできない。 最初、私は一人だった。でも今は色々な形になっている。。世界中に何千もの私がいて若い私も老いた私もいる。たくさん私を知っていると、世界の扉を沢山広げることができるし、沢山の扉を開けてとお願いすることもできる。 私はあなたを連れて行ってあげられる。過去へ、現在へ、未来へ。 「わたしが いるから、人が人になる。」 さあ、私とは何のことでしょう? 色彩のトーンを落とした写実的なアーティスティックな絵で、最後まで「わたし」を描き続けています。 【丈太郎のひとりごと】 「わたし」がなければ僕もこのような仕事をすることが出来ないでしょう。皆さんにこの絵本を紹介出来るのは「わたし」が僕の中にあると言うこと。しかし、僕はあまり多くの「わたし」を知らない。 もっと多くの「わたし」を知っていれば、もっと視野が広がったかも知れません。さあ、この絵本の「わたし」とは何でしょう? ちょっとした哲学のようなものです。しかし、全然難しく考えることはありません。なぜなら「わたし」はいつも皆さんが持っているからです。
-
『こびん』
¥1,540
松田 奈那子/作 32P 風濤社(らいおんbooks) 【こびんの行き先は?】 小瓶は大切な物を預かってゆらゆら揺れる波に乗っていきます。まずは海辺の町に漂着しました。お兄ちゃんと弟がこびんを見つけて蓋を開けると歌声が聞こえて、それから手紙を広げました。 そして、二人は返事を書いてこびんを海に向かって力一杯投げました。海に流れるこびんは次に賑やかな浜辺につきました。こびんを男の子が見つけて楽しそうな笑い声が転がり出ました。 そして、家に持ち帰りある日学校から帰ってきた男の子は張り切って返事を書き、拾った時とは違う海にこびんを流しました。 それからこびんは綺麗な花咲く海岸や、かわいた風の浜辺、川辺の小さな村などにたどり着き、また海へと戻っていきます。時が経ちこびんは懐かしく感じる浜辺に漂着した。そこは、、、。 ページの絵が一枚ずつの絵画のようにとても美しく、こびんの心情が優しく丁寧に描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 最初にこの絵本に出合った時「なんて美しい絵本なんだろう」と思いました。そして、ストーリーの流れがとても静かで穏やかで、でも力強さも感じました。何が起こる訳でもない。しかし、日常ではない奇跡のようなことが、この絵本には描かれています。 そっとゆっくりと静かにページを開いて読み進めていけるような、とても穏やかな絵本です。
-
『ぼくだけのこと』
¥1,540
森 絵都/作 スギヤマ カナヨ/絵 36P 偕成社 【「ぼくだけのこと」が積み重なって「ぼく」になる】 ようたには兄弟が二人います。三人兄弟の中で「えくぼ」があるのは、ちょっと嬉しいぼくだけのことです。お父さん、お母さんと五人家族で、ぼくだけがいつも蚊に刺されるのも、ちょっと困ったぼくだけのことです。 ぼくには仲良しの友達が六人います。その中でもぼくだけが逆立ちが出来るちょっと得意なぼくのことです。 ぼくには二十人のクラスメイトがいます。その中で芸能人のサインを持っていないのはちょっと悲しいぼくだけのことです。 こうして、学校、町、世界とぼくの周りは広がっていきますが、ぼくだけのことはそんな中でもあります。でも、もしかしたらこの大きな地球のどこかに一人ぐらい・・・・・・。 明るい表情がとても印象的でイキイキとした絵が、ぼくだけのことを楽しく表現しています。 【丈太郎のひとりごと】 自分だけ人と違うと自慢したくなることがありますよね?その一方でそれが悪いことであれば後ろめたい気持ちにもなる。様々な「ぼくだけのこと」が積み重なって「ぼく」と言う人間が成り立っていて、それを個性と呼ぶのでしょう。 そして、かけがえなのない「ぼく」という一人を認めることが出来るのであれば、それは素晴らしい人生を送ることができます。些細ないことでも大きさは関係なく「ぼく」「わたし」探しをしてみましょう!きっと自分にしかないことが沢山あるはずです。
-
『ちらかしさんとおかたしさん』
¥1,540
SOLD OUT
ふしみ みさを/作 ポール・コックス/絵 32P 教育画劇 【全く性格が違う二人だけど、、、】 あるところに、ちらかしさんとおかたしさんが一緒に暮らしていました。家に帰ってくるとちらかしさんは歩きながら、帽子、鞄、上着、ネクタイとぼんぼん放り出していきます。それを後ろからおかたしさんが全部拾って片付けます。 ちらかしさんは喉が乾けば、水を飲み水道は出しっぱなし。コップを出せば戸棚は開けっぱなしです。おかたしさんは蛇口を閉めて、扉を閉めていきます。 畑にはトマトとナスとキュウリが食べごろになっていて、二人で収穫することになりました。庭の草むしりも料理も二人でします。 なんでも二人で一緒にやりますが、お互い全く性格が違う二人が何故一緒に楽しく暮らしていけるのでしょう? デザイン性が高くイラストもとても素敵で、色彩も赤を基調にバランス良く描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 この絵本の第一印象は「オシャレな絵本だなぁ」と思いました。しかし、読んでいくうちに性格が真逆の凹凸コンビの生活がとてもバランス良く、お似合いの二人であることに気付きました。性格が違うからこそ、お互いの足りないところを自然に補いながら暮らしていけるのです。 ユーモアたっぷりの楽しさと優しさに溢れた絵本です。ちなみに僕はどちらかと言えば、ちらかしさんタイプです、、、。
-
『いまの きもちは どんないろ?』
¥1,320
えがしら みちこ/作 32P KADOKAWA 【こどもの気持ちを色で表す】 「いまの きぶんに ちかいいろは どれ?」とこの絵本は始まります。音にしたらどんな感じか?一日の中でも気持ちは色々と変わっていきます。 ものすごく嬉しい時、とても悲しい時、何かに夢中になった時、怒った時など、その時々の気持ちによって色は変わるし、もし同じことをしていても、その時の気持ちで色が変わります。 その色の違いを楽しめたり、伝えることで分け合うこともでき、伝え方の方法も色々あります。 子どもたちの心の感情を色で表すとどうなるか?水彩画の優しいタッチで、子どもたちのその時々の感情を色で表現し描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 感情は色で表現できることができます。子どもたちには自分たちだけで溜め込むのではなく、その色を大人でも友達でも伝えて欲しいと思います。決して自分の中に溜め込むのでなく、どのような手段でも伝えることが大切であることがこの絵本には書かれています。 ただし、強制的なものでなくあくまでも子どもたちが主体でそこに寄り添うようにして感情を共有するような描き方がされているので、この絵本を子どもと一緒に読みながら、感情の共有をしてみてはいかがでしょう。
-
『ツリーハウスがほしいなら』
¥1,540
カーター・ヒギンズ/作 エミリー・ヒューズ/絵 千葉茂樹/訳 32P ブロンズ新社 【憧れのツリーハウスを手に入れたいのであれば、、、。】 ツリーハウスが欲しいなら、まずはゆっくり慌てずに空を見上げることから始めます。そして木に囲まれた空に浮かぶ家を思い浮かべます。 まずはどんな木が良いか探します。背の高い気が良いのか?枝がたくさんある木が良いのか?そして、どんな家にするのか?まずは設計図から始めて梯子を高く立てかけて柱に板を渡します。そして突っ張りを入れたらボルトでしっかり留めます。 ツリーハウスにはブランコかロープもなくてはなりません。小さな図書館があっても楽しい!夜は星に手が届きそうで懐中電灯があれば夜空を独り占めにもできます。 細部に至るまで緻密に緻密に描かれた絵は、ツリーハウスの構想がどんどん広がる楽しみが広がります。 【丈太郎のひとりごと】 ツリーハウス、憧れですよね!子どもたちはツリーハウスに限らず、秘密基地など隠れ家的なものが大好きです。僕も少年時代に友達と秘密基地を作って楽しんでました。 この絵本はとても想像力を刺激するお話となっています。絵を見ているだけでワクワクが最後まで止まりません。子どもだけでなく、大人も楽しめる内容となっています。 さあ、家のゲーム機を置いて木のあるところで、まずは空を見上げてツリーハウスを想像してみよう!きっと新しい色々な発想が生まれてくることでしょう。
-
《残り2冊!送料無料!》【入手困難な絵本!】『ぼくはアーティスト』
¥3,300
ドロ・グローバス/作 ローズ・ブレイク/絵 さとうりさ/訳 40P HeHe 【アーティストとは ものをつくる力があって、つくったものを みんなに 見せてくれる人です。】 「アーティスト」は様々なアーティストがいます。画家、イラストレーター、写真家、木工職人、ガラス吹き職人、テキスタイルアーティスト、環境アーティスト、グラフィティアーティスト、陶芸家など、みんなアーティストです。 アーティストは普段どこで何をしているのでしょう?アーティストはスタジオ(作業する場所)でものを作っています。色々なものを見て、感じて、何もないゼロから作品を生み出すのです。全てが簡単に出来るものではありません。色々と試行錯誤をしながら、様々な作業工程を経て作品が出来上がっています。 この絵本では様々なアーティストのスタジオに、ヴィオラという女性とキットという少年が訪ねていき、色々なものを見たり聞いたりします。そして、自分たちも実際にアートを作ることができるのを感じとります。 色鮮やかにデザイン性が高くポップなイラストで、素敵なアーティストたちやスタジオの様子を描いています。 【丈太郎のひとりごと】 「アート」や「アーティスト」という言葉を聞くと、自分とかけ離れたことや存在に思う方もいるでしょう。しかし、それは違います。普段私たちが生きていること自体がアートなのです。色々な物事を考えたり、実行することは誰もがやっていること。そして誰もが出来ることなのです。 この絵本ではその誰もがアーティストである喜びを、様々なアーティストの様子を見ながら感じることができます。 正直なところ価格は安くはありませんが、その分だけのクオリティの高さとハイセンスさを感じる絵本です。小学生ぐらいの子どもから大人まで、子どもたちは「アーティスト」の存在を知り、大人はこの絵本自体のアーティスティックさを楽しめる絵本です。 この絵本を見ているだけでもカラフルな色使いや洗練されたデザインやイラストに、ワクワクしてテンションが上がります!
-
『はじまり はじまり』
¥1,815
荒井 良二/作 32P ブロンズ新社 【新しい物語が次々とはじまる】 暗闇から「はじまり はじまり」がやってきました。それは何かのステージです。「はじまり はじまりい」と言って幕をあげました。僕はマンドリンを弾いていました。とても上手です。またもや「はじまり はじまりい」と言って幕が上がりました。今度はスイスイ泳いでいます。 次々に「はじまり はじまりい」と言って幕が上がり、つながれている犬を放してやったり、僕が小さくなって猫に踏まれそうになったり、星空になったりと色々な新しい物語が始まります。 オリジナリティ溢れる絵で幻想的な世界が描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 「はじまり はじまりい」と次々に物語が画面いっぱいに描かれています。それは留まることなく次々と始まるのです。生きていることはそんな始まりの連続なんだなぁとこの絵本を読んで思いました。 どの絵本でも荒井良二という作家は、独特の彼にしかないオリジナリティ溢れる絵本を発表し続けています。その絵本のどれもに深さを感じ、何度も読むことにより、絵本の真意にたどり着きます。この絵本はそういった意味ではとてもポジティブな気持ちにさせてくれる絵本です。
-
『いれかえことばクイズショー』
¥1,650
おおなり修司/作 しごくん/絵 48P 偕成社 【言葉遊びが楽しく絵もユーモア満載!】 絵本のタイトル通り、絵を見ながら言葉を入れ替えて新しい文章にしていきます。例えばこんな感じです。 「ゴンドラが◯◯◯ン」 この丸の中に絵を見ながら「ゴンドラ」の言葉を入れ替えて文章を作ります。なんだか炎の中を竜の形をした乗り物が次々に噴火山からやってきます。この場合は、竜の形がポイントです。 そう「ドラゴン」になります。 「ゴンドラがドラゴン」 このようにして絵をヒントに言葉を入れ替えていく、今まであまり見たことがなかった新感覚の絵本です。先に進めば進むほど難しくなるので、絵をよーく見て考えなければなりません。 ポップでオシャレに描かれた絵は、わかりやすく言葉の入れ替えが難しくても、諦めることなく絵を眺めていることができます。 【丈太郎のひとりごと】 今までにあまり類を見たことがない新感覚の絵本です。4〜5才になると子どもたちは、ダジャレ、なぞなぞ、クイズなど「言葉遊び」を好むようになります。そんな子どもたちにぴったりな絵本です。 ちょっと難しいところもあるので、大人が一緒になって考えるのも良いでしょう。もしかしたら、子どもたちの方が早く分かるかもしれませんよ!頑張れ、大人!
-
『しごとのどうぐ』
¥1,870
三浦太郎/作 44P 偕成社 【このどうぐ、つかうのは だれ?】 のこびり、かなづち、くぎ、クランプ、さしがね、のみを使うのは誰でしょう?大工さんです。 ちょうしんき、スポイト、ちゅうしゃき、ピンセット、くすり、アンプルを使うのは誰でしょう?お医者さんです。 このように「このどうぐ、つかうのは だれ?」とその人が使う道具が描かれており、次のページで誰だかわかります。全部で10人の仕事をする人が登場します。 デザイン性の高い絵で、字のフォント(字体)も、その仕事の人にあった文字の形になっていて、細部まで絵本のこだわりを感じます。 【丈太郎のひとりごと】 2005年ボローニャ国際絵本原画展入選作品をもとに、イタリアで出版された絵本の初邦訳の絵本です。三浦太郎さんといえば絵本に詳しい方なら『くっついた』(こぐま社)が思い浮かぶ方も多いと思いますが、他にもたくさんの絵本を発刊されています。どれもデザイン性にこだわりを持った作品が多く、シンプルながらも飽きのないところが特徴です。
-
『こんた、バスでおつかい』
¥1,540
田中 友佳子/作 32P 徳間書店 【バスを間違えて乗ったら、、、】 こぎつねのこんたはお母さんに、バスに乗っておばあちゃんの家においなりさんを届けに行くように言われました。赤いバスで5つ目のバス停で降りるように言われ、青いバスには乗らないようにも言われました。 しかし、こんたは間違えて青いバスに乗ってしまいます。バスが走り出すと辺りが薄暗くなって来ました。一つ目のバス停から乗って来たのは、かさのおばけです。こんたはびっくりして叫びそうになりました。2つ目のバス停では、ろくろっくびとゆきおんなが乗って来ました。こうやって3つ目、4つ目のバス停でもおばけが乗ってきます。バスはおばけたちでぎゅうぎゅうです。 5つ目のバス停でようやく降りて一安心し、おばあちゃんの家に行くといつもと様子が違います。しかし、こんたは気づかずに呼びかけました。すると中から、5つの目があるおばあちゃんが出て来ました。こんたは急いで逃げ出しました。 一体どうなっているのでしょう?こんたは無事におばあちゃんの家に着くのでしょうか? 画面いっぱいに描かれたおばけの数々は、どれも迫力がありますがどこか可愛らしくもあります。 【丈太郎のひとりごと】 メルヘンハウスではよくお化けの絵本や妖怪の絵本を探しにくる子どもたちがいます。子どもたちは怖くないのかな?と思いながら紹介するも、普通に読んでいたりして不思議です。 お化けや妖怪の絵本を探している子どもたちにオススメの絵本です。
-
『しっぱい なんか こわくない!』
¥1,760
SOLD OUT
アンドレア・ベイティー/作 デイヴィッド・ロバーツ/絵 かとう りつこ/訳 32P 絵本塾出版 【やってみないとわからない!】 世界一のエンジニアになりたい女の子のロージーのお話です。小学校の教室にいる時はたいてい大人しく座っています。しかし、誰もいないところではエンジニアのたまごに変身し、ゴミ箱をあさってメカに必要なお宝探しをします。夜遅くまで作りますが、眠るときはベッドの下に作ったメカを隠します。誰にも見られたくないのです。 もっと小さい頃は隠すことなくおじさんやおばさんに「ホットドッグせいぞうき」や「ふうせんパンツ」などのメカを作ってプレゼントしていました。ところが、動物園の飼育係のおじさんにメカをバカにされてから、エンジニアになりたいという夢も心の中にしまい込んだのです。 ある秋のこと、おおおばさんが遊びにやってきて、若い頃飛行場で働いていて、自分で作った飛行機のこと、ひとつひとつの夢を叶えてきたことを話してくれました。しかし、おおおばさんには叶えていない夢が一つだけあり、空を飛んでみたいと言うのです。 そしてロージーはああでもない、こうでもないとガラクタをいじり続けて「チーズコプター」を作りテスト飛行をしますが、、、。 白の背景をベースに細部まで細かく描かれた絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 僕は尊敬する人に「トライ&エラーを忘れないこと」と教えてもらいました。何事にも挑戦して失敗したら何がいけなかったか検証して、またトライしてと繰り返して成長していくものだと思います。 ロージーもトライ&エラーをしながら、自分の夢を叶えて欲しいものです。人目を気にして中々一歩を踏み出せない子どもや大人にオススメの絵本です。