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【たけがみたえ原画展開催記念!希望の宛名入りサイン本】『色とりどりの鳥  オーストラリア アボリジナルのおはなし』

¥2,750 税込

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ほそえ さちよ/再話 たけがみたえ/絵 32P 玉川大学出版部

【昔、鳥たちはみんな真っ黒だった!】

オーストラリアのアボリジナルに伝わる話。昔々、鳥の羽は真っ黒だったが鳩の傷口から出た液が鳥たちにかかりカラフルになった。

(出版社の紹介文より引用)

【丈太郎のひとりごと】

オーストラリアで「アボリジナル」と聞くと、僕はすぐにそれは「アボリジニ」の発音の違いかな?と思いました。と言うのは、僕が若き頃2000年代初頭に「ディジュリドゥ」と言う民族楽器が一部の人たちの間で流行りました。

色鮮やかに着色され模様が描かれた木の長い筒状で、吹けばふくよかな倍音の低音が出る楽器が「アボリジニ」と言う先住民族のものであるらしぞと聞いたのです。

しかし、調べてみると一般的には「アボリジニ」という呼び名は一部の先住民を指すもので、現在は「アボリジナル」「アボリジナル・ピープル」といった表現であり、「アボリジニ」は差別的な名称であることを知りました。

今作はそんな「アボリジナル」に伝わる昔話を再話し、たけがみたえさんが絵を担当されています。ストーリーについては大雑把ではあるが出版社の紹介文の通りですが、何故カラスが今もなお真っ黒であるのかは読めば「なるほどねぇ」と納得することでしょう。

そして、たけがみたえさん描く絵にストーリーを託したのか?昔話にしては長ったらしい文章ではなく、かなりシンプルにまとめられているのも特徴です。

その分だけ補うようにして、最後に解説が書かれていますが、先住民というのは「アボリジナル」だけに限らず「インディアン」、「アイヌ民族」、「琉球民族」にしろ、それぞれの独自の生活の知恵が、このような昔話や唱などにより口伝されていたりして興味深いものが多いのですが、どの先住民も植民地化されたことにより迫害され、独自の文化も薄れていき消滅する危機があるのが共通点としてあります。

しかし、それらは今作に限らず他の先住民のお話が絵本として発刊されているものも多々あります。絵本という媒体は、そのような昔話などの継承に適したツールかも知れないと僕は思います。

そして、今作にて驚くべきところは、たけがみたえさんと言えば「木版画にて絵を制作する」イメージでしたが、今作は木版画ではなく絵の具で描かれています。しかしながら、技法は違えどたけがみさんでしか描けない、自然の風景や生き物たちは健在です!

今作は、木版画ではない「レアケース」の、たけがみたえさんが描く絵を楽しめる貴重な作品だと思います!

たけがみファンには是非とも実際に手にして欲しい作品です!

⚠️ご注意点

ご購入時の購入画面の「備考欄」に必ず、希望の宛名(例:「〜ちゃんへ」、「〜さんへ」)をご記入ください。記入のない場合は、たけがみたえさんのサインのみとなりますのでご注意ください。

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