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【詩集】『ともだち』
¥1,320
谷川俊太郎/作 和田誠/絵 72P 玉川大学出版部 【ともだちってどんな存在?】 「ともだちって」「ともだちなら」「ひとりでは」「どんなきもちかな」「けんか」「ともだちはともだち」「あったことがなくても」と、七つのテーマで「友達」とはどんな存在であるかを、何十編にわたり短い詩とシンプルな絵で描かれています。 それらは「友達」の定義の押し付けではなく、「友達ってこんな存在なんじゃないかな?」という投げかけであると僕は思います。 一度に最初から最後まで読み通す必要はありません。ふとした時にどのページをめくっても、きっと誰もが自身の「友達」の顔や想いが浮かんでくることでしょう。また、新しい「友達」との出会いのきっかけにもなると思います。 【丈太郎のひとりごと】 友達の定義って何?僕はそんなことを聞かれてもすぐに答えられません。しかし、この詩集を読むと色々な定義があって、そしてそれらは特別なことでもなく友達と日常的なことであったりします。 友達の関係がうまくいかなかったり、信頼出来なくなったり「友達ってなんだろう?」って考えた時にこの詩集を読むと良いかもしれません。
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【幼年童話】『バレエ団のねこ ピンキー』
¥1,540
SOLD OUT
ノエル・ストレトフィールド/作 スザンヌ・スーバ/絵 田中潤子/訳 24P のら書店 バレエの好きなネコのピンキーの仕事は、劇場いるネズミを捕まえること。しかし、ピンキーはネズミが苦手で捕まえる事が出来ません。金曜の夜になると給料を渡されるのですが、いつもクビにならないか心配です。 ある時、バレエの公演で主役のダンサーが怪我をして出れなくなります。その代役を務めるダンサーは喜ぶどころか泣き崩れています。それは演目を覚えていないので、代役が務まらないからです。 ピンキーはネズミを捕まえるのが苦手でしたが、バレエは大好きで全ての演目を覚えています。 さあ、ピンキーの出番です!代役を務めるダンサーにバレエを教えることになります。 果たしてバレエの公演はどうなるでしょう? 皆それぞれ、苦手なこともあれば得意なこともある。そして、いつかは自分の得意なことで役に立つこともあります。 この本を読むと、自分にしか出来ないことを見つける事ができるでしょう。 自分に自信が持てない子どもに読んで欲しい幼年童話です。 きっと自分の存在意義を見つける事が出来る事でしょう! 小学低学年からオススメの本です。