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【4月始まり申込み終了】赤ちゃんブッククラブ(絵本の定期購読セット)
¥2,000
SOLD OUT
0〜1才の赤ちゃんを対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた赤ちゃんに良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月2冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「赤ちゃんブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約1800円〜2000円弱となります。
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【4月始まり申込み終了】1〜2才ブッククラブ(絵本の定期購読セット)
¥2,500
SOLD OUT
1〜2才を対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月2冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「ブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約2300円〜2500円弱となります。
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3才ブッククラブ(絵本の定期購読セット)
¥2,600
3才を対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月2冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「ブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約2400円〜2600円弱となります。
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はじめまして!赤ちゃん絵本3点セット
¥3,036
『わんわん わんわん 』(理論社) 『まねっこ おやこ』(ブロンズ新社) 『まる さんかく ぞう』(ぶんけい) メルヘンハウスがセレクトした、赤ちゃん絵本3点セットです。 赤ちゃん絵本は有名な絵本が多く、出産祝いなどで被ってしまうことも多々あります。 しかし、この3冊の絵本は「知られていないけれども、良い絵本」として、赤ちゃんと一緒に大人も楽しめる絵本をセレクトをしました。3冊とも個性豊かで方向性も違うため、あらゆる面で楽しめます。
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メルヘンハウス オンラインクラブ
¥500
コラムや絵本を読む際に合うオリジナル音源の配信など、メンバー限定の特別なコンテンツです。
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『リゼッテとみどりのくつしたかたいっぽう』
¥1,760
カタリーナ・ヴァルクス/作 ふしみ みさを/訳 32P クレヨンハウス 【片一方の靴下を探そう!】 天気の良い朝、リゼッテは散歩に出かけました。すると、緑色の綺麗な靴下を片一方だけ見つけ履いてみました。しばらくするといつもリゼッテをからかってばかりのマトゥとマトゥシュに会いました。そして、靴下は両方ないといけなく片一方の靴下の姿をバカにされてしまいました。 さあ、リゼッテはもう片一方の靴下を探しに出かけることにします。高い木に登って見渡したり、沼に落ちていないか見たりしましたが、見つかりません。沼で濡れてしまった靴下を家で乾かしていると、ネズミのべべールが来て靴下を帽子と勘違いして被らせて欲しいと言い、被ってみたらとてもお似合いでした。 そんな時にマトゥとマトゥシュがもう片方の靴下を持って現れますが、意地悪をして渡してくれません。果たしてリゼッテは靴下を手にいれることは出来るのでしょうか? 落ち着いた色のトーンで表情までも豊かに描かれている絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 何故か、道端に片方の靴下や手袋が落ちていることがありますよね?あれはなんでしょうね?いつも不思議に思います。 この絵本はフランスの絵本です。だからという訳ではないのですが、全体的にオシャレな上品でオシャレな感じが漂っている絵本です。翻訳絵本ならではの絵もとても素敵です。
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【絵本作家デビューから11年目の30作目!】『にんじゃくんがいる!』
¥1,540
中垣ゆたか/作 32P あかね書房 【僕にしか見えないの?にんじゃがいるよ!】 ミチルはあおぞらえんに通う男の子です。ある日、あおぞらえんに行く途中で忍者を見ましたが、誰も気付きません。しかも、忍者は同じあおぞらえんに行くようです。 最初の時間は工作ですが、忍者も同じいちごぐみのようです。普通に折り紙を折っていますが、誰にもやはり誰にも見えていないようです。工作の時間だけでなく、歌の時間、プールの時間、お昼ご飯、運動場で遊ぶ時間、お昼寝の時間なども忍者はいるのに誰も気付きません。 結局帰りの時間まで誰も気づかないままでした。 「あのこ、ほんとうに にんじゃ?」 ミチルにしか見えない忍者は本当にいるのでしょうか? カラフルでポップに細かく描かれた絵で、忍者を見つける楽しみがあるがある絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 絵本作家デビューしてから11年目にして、この絵本がなんと30作目!ものすごいスピードで絵本を描き続ける中垣ゆたかさんの新作です。デビュー時にはその緻密な絵から「日本のウォーリー出現!」というキャッチコピーがついた程です。 この絵本でもミチルにしか見えない忍者が随所に隠れています。子どもたちはミチルと一緒に忍者を探すことができるかな? 忍者に関する絵本は沢山ありますが、忍者が日常生活に紛れていて探す絵本は、他にはない絵本だと思います。子どもと一緒に忍者を探してみよう!
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『はじまり はじまり』
¥1,815
SOLD OUT
荒井 良二/作 32P ブロンズ新社 【新しい物語が次々とはじまる】 暗闇から「はじまり はじまり」がやってきました。それは何かのステージです。「はじまり はじまりい」と言って幕をあげました。僕はマンドリンを弾いていました。とても上手です。またもや「はじまり はじまりい」と言って幕が上がりました。今度はスイスイ泳いでいます。 次々に「はじまり はじまりい」と言って幕が上がり、つながれている犬を放してやったり、僕が小さくなって猫に踏まれそうになったり、星空になったりと色々な新しい物語が始まります。 オリジナリティ溢れる絵で幻想的な世界が描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 「はじまり はじまりい」と次々に物語が画面いっぱいに描かれています。それは留まることなく次々と始まるのです。生きていることはそんな始まりの連続なんだなぁとこの絵本を読んで思いました。 どの絵本でも荒井良二という作家は、独特の彼にしかないオリジナリティ溢れる絵本を発表し続けています。その絵本のどれもに深さを感じ、何度も読むことにより、絵本の真意にたどり着きます。この絵本はそういった意味ではとてもポジティブな気持ちにさせてくれる絵本です。
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『ペロのおしごと』
¥1,540
樋勝 朋巳/作 32P 小学館 【大好きなお母さんのため、ペロは頑張る!】 犬のペロは飼い主のお母さんが好きでたまりません。ごはんの茶碗を動かないようにおさえてくれていたり、優しくブラッシングしてくれたり、うんちもさっと片付けてくれたりします。 散歩の途中でお母さんがいつもアクセサリーショップショップで立ち止まります。そして、ショーワインドーのネックレスを眺めいつも「すてきね・・・」とうっとりしています。 ペロには夢がありました。いつか大好きなお母さんにネックレスを買ってあげることです。どうしてらネックレスを買ってあげられるか?毎日考えて決心しました。ペロは仕事をすることにしたのです。しかし、整骨院、郵便局、サーカス、レストランなどで働きますが、どれもうまくいきません。ペロはお母さんにネックレスを買ってあげることができるのでしょうか? 背景は白を基調として登場するペロなどのキャラクターが細かく可愛く描いてあります。 【丈太郎のひとりごと】 作者の代表作である『きょうはマラカスのひ』(福音館書店)のファンも多いのではないでしょうか?また違った角度から今回もユーモアと温かさを感じる絵本になっています。 シンプルな構成の絵本のため、絵が細かくても幼児さんでも楽しめます。
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『いれかえことばクイズショー』
¥1,650
おおなり修司/作 しごくん/絵 48P 偕成社 【言葉遊びが楽しく絵もユーモア満載!】 絵本のタイトル通り、絵を見ながら言葉を入れ替えて新しい文章にしていきます。例えばこんな感じです。 「ゴンドラが◯◯◯ン」 この丸の中に絵を見ながら「ゴンドラ」の言葉を入れ替えて文章を作ります。なんだか炎の中を竜の形をした乗り物が次々に噴火山からやってきます。この場合は、竜の形がポイントです。 そう「ドラゴン」になります。 「ゴンドラがドラゴン」 このようにして絵をヒントに言葉を入れ替えていく、今まであまり見たことがなかった新感覚の絵本です。先に進めば進むほど難しくなるので、絵をよーく見て考えなければなりません。 ポップでオシャレに描かれた絵は、わかりやすく言葉の入れ替えが難しくても、諦めることなく絵を眺めていることができます。 【丈太郎のひとりごと】 今までにあまり類を見たことがない新感覚の絵本です。4〜5才になると子どもたちは、ダジャレ、なぞなぞ、クイズなど「言葉遊び」を好むようになります。そんな子どもたちにぴったりな絵本です。 ちょっと難しいところもあるので、大人が一緒になって考えるのも良いでしょう。もしかしたら、子どもたちの方が早く分かるかもしれませんよ!頑張れ、大人!
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【追悼、さとうわきこさん】『みちくさ』
¥1,430
SOLD OUT
さとうわきこ/作 32P 偕成社 【ちょっとした道草が大変なことに!】 学校の帰り道、ちょっと道草をして帰ることにしました。でもなんだか変です。川では草のおばけが楽しそうに遊んでいたり、マンホールが縄跳びで遊んでいたり、美容室のお客さんは野菜の人たちばかりだったり、普通では考えられないことばかりです。 どうやら不思議な世界に飛び込んでしまったようです。果たしてこのまま道草したまま帰れるのでしょうか? クラシカルなレトロ感満載の絵で、不思議な道草の体験が元気いっぱいに描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 作者のさとうわきこさんは、残念なことに先月お亡くなりになりました。「せんたくかあちゃん』(福音館書店)をはじめ、数々のパワフルでユーモアのある作品を発表されて来ました。 僕も幼い頃から知っているので、いつも元気でパワフルなイメージが鮮明に残っています。長野県で「小さな絵本美術館」を創設、主宰されており、ご自身のだけでなく、海外作家などの貴重な原画も数々見ることができました。 この絵本が遺作ということになりますが、最後までパワフルでユーモアなお話が描かれています。作品はずっと残ります。大切に子どもたちに手渡していきたいと思います。
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『しごとのどうぐ』
¥1,870
SOLD OUT
三浦太郎/作 44P 偕成社 【このどうぐ、つかうのは だれ?】 のこびり、かなづち、くぎ、クランプ、さしがね、のみを使うのは誰でしょう?大工さんです。 ちょうしんき、スポイト、ちゅうしゃき、ピンセット、くすり、アンプルを使うのは誰でしょう?お医者さんです。 このように「このどうぐ、つかうのは だれ?」とその人が使う道具が描かれており、次のページで誰だかわかります。全部で10人の仕事をする人が登場します。 デザイン性の高い絵で、字のフォント(字体)も、その仕事の人にあった文字の形になっていて、細部まで絵本のこだわりを感じます。 【丈太郎のひとりごと】 2005年ボローニャ国際絵本原画展入選作品をもとに、イタリアで出版された絵本の初邦訳の絵本です。三浦太郎さんといえば絵本に詳しい方なら『くっついた』(こぐま社)が思い浮かぶ方も多いと思いますが、他にもたくさんの絵本を発刊されています。どれもデザイン性にこだわりを持った作品が多く、シンプルながらも飽きのないところが特徴です。
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『こんた、バスでおつかい』
¥1,540
田中 友佳子/作 32P 徳間書店 【バスを間違えて乗ったら、、、】 こぎつねのこんたはお母さんに、バスに乗っておばあちゃんの家においなりさんを届けに行くように言われました。赤いバスで5つ目のバス停で降りるように言われ、青いバスには乗らないようにも言われました。 しかし、こんたは間違えて青いバスに乗ってしまいます。バスが走り出すと辺りが薄暗くなって来ました。一つ目のバス停から乗って来たのは、かさのおばけです。こんたはびっくりして叫びそうになりました。2つ目のバス停では、ろくろっくびとゆきおんなが乗って来ました。こうやって3つ目、4つ目のバス停でもおばけが乗ってきます。バスはおばけたちでぎゅうぎゅうです。 5つ目のバス停でようやく降りて一安心し、おばあちゃんの家に行くといつもと様子が違います。しかし、こんたは気づかずに呼びかけました。すると中から、5つの目があるおばあちゃんが出て来ました。こんたは急いで逃げ出しました。 一体どうなっているのでしょう?こんたは無事におばあちゃんの家に着くのでしょうか? 画面いっぱいに描かれたおばけの数々は、どれも迫力がありますがどこか可愛らしくもあります。 【丈太郎のひとりごと】 メルヘンハウスではよくお化けの絵本や妖怪の絵本を探しにくる子どもたちがいます。子どもたちは怖くないのかな?と思いながら紹介するも、普通に読んでいたりして不思議です。 お化けや妖怪の絵本を探している子どもたちにオススメの絵本です。
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『へびのくび』
¥1,650
SOLD OUT
織田道代/作 きくちちき/絵 26P フレーベル館 【へびのクビってどこ?】 へびくんはとかげちゃんは仲良しです。とかげちゃんには手も足もあります。とかげちゃんが蜘蛛の巣と花びらと葉っぱでとっても綺麗なスカーフを作りました。 こねずみくんがやって来て、かっこいいマントと言いますが、マントではありません。次にこりすさんがやって来て、かわいいエプロンと言いますが、エプロンではありません。その次に子うさぎさんがやって来て、きれなリボンと言いますが、リボンではありません。 みんなにスカーフと言って首に巻くと素敵なことを説明し、へびくんにモデルになってもらうことになりました。しかし、へびの首ってどこでしょう? みんなでへびの首を探す光景が、勢いのある生命力みなぎる絵で描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 確かにへびの首はどこでしょう?皆さんはわかりますか?この絵本を読んだら、へびの首がどこであるのか、そしてその理由もわかりますよ!読んでからのお楽しみです!
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『あめのひ』
¥1,760
サム・アッシャー/作 吉上 恭太/訳 32P 徳間書店 【雨の日の素敵な楽しみ方】 朝、目が覚めると雨が降っていましたが外へ行きたいのです。しかし、おじいちゃんは家にいるようにと言うけれど、僕は雨の中で遊びたいのです。 雨粒を口で受けたり、水たまりに飛び込んだり、水たまりに映った自分を覗き込んだりしたいのです。しかし、おじいちゃんは雨が止むまで待つように言います。 雨は中々止みません。何度も窓から外を見ますが、まだ降っています。おじいちゃんは手紙を書いていますが、僕は水に浮かぶ町に行ってみたいと想像するのです。お祭りをやっていて、船の上で太鼓を叩いたり、曲芸をしたりします。そんなことを想像していると、おじいちゃんが言いました。 「よーし、でかけよう。いそがないと、ゆうびんやさんが きちゃうからな!」 しかし、雨は止んでいるのでしょうか?ドアを開けて外を見てみると、、、。 クラシカルな軽やかな絵で、雨を楽しむ気持ちを丁寧に描かれた、ファンタジックなワクワクする絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 僕は基本的に雨の日は好きではありません。外へ出かけるにも傘がいるし、足元は濡れるし、良いことはありません。しかし、この絵本の少年は雨の中での楽しい遊びを想像して、雨を楽しんでいます。 リアルな雨の楽しみ方から徐々に想像の雨の世界へ移り行く少年の気持ちがとてもピュアで、しかもそれをしっかりと受け止めているおじいちゃんも素敵です。今度雨が降ったら、この絵本に描かれているようなことを想像しようと思います。
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『しっぱい なんか こわくない!』
¥1,760
アンドレア・ベイティー/作 デイヴィッド・ロバーツ/絵 かとう りつこ/訳 32P 絵本塾出版 【やってみないとわからない!】 世界一のエンジニアになりたい女の子のロージーのお話です。小学校の教室にいる時はたいてい大人しく座っています。しかし、誰もいないところではエンジニアのたまごに変身し、ゴミ箱をあさってメカに必要なお宝探しをします。夜遅くまで作りますが、眠るときはベッドの下に作ったメカを隠します。誰にも見られたくないのです。 もっと小さい頃は隠すことなくおじさんやおばさんに「ホットドッグせいぞうき」や「ふうせんパンツ」などのメカを作ってプレゼントしていました。ところが、動物園の飼育係のおじさんにメカをバカにされてから、エンジニアになりたいという夢も心の中にしまい込んだのです。 ある秋のこと、おおおばさんが遊びにやってきて、若い頃飛行場で働いていて、自分で作った飛行機のこと、ひとつひとつの夢を叶えてきたことを話してくれました。しかし、おおおばさんには叶えていない夢が一つだけあり、空を飛んでみたいと言うのです。 そしてロージーはああでもない、こうでもないとガラクタをいじり続けて「チーズコプター」を作りテスト飛行をしますが、、、。 白の背景をベースに細部まで細かく描かれた絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 僕は尊敬する人に「トライ&エラーを忘れないこと」と教えてもらいました。何事にも挑戦して失敗したら何がいけなかったか検証して、またトライしてと繰り返して成長していくものだと思います。 ロージーもトライ&エラーをしながら、自分の夢を叶えて欲しいものです。人目を気にして中々一歩を踏み出せない子どもや大人にオススメの絵本です。
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『ニコニコハンバーグ』
¥1,650
及川賢治・竹内繭子/作 32P ぶんけい 【ハンバーグを食べたいのに食べられない!】 タケオちゃんの前に大きなハンバーグが運ばれてきました。ジュウジュウ音を立てて美味しそうです。タケオちゃんはふうふうして、熱いハンバーグをさますことにしました。ハンバーグはなかなか冷めません。 何度も「ふうふう」してもハンバーグは「ジュウ、ジュウ、ジュウ」とまだまだ冷めません。しばらくするとハンバーグがニコニコ笑い出しました。そして、さんかくの耳が生えてきて、足が生えて、しっぽが生えて、立派なひげまで生えてきました。ネコネコハンバーグです! ネコネコハンバーグに逃げられないようタケオちゃんは捕まえましたが、今度は立派なトラトラハンバーグになってしまいました。これではタケオちゃんが食べられてしまいます。 一体どうるすれば良いのでしょう?タケオちゃんはハンバーグを食べられるででしょうか? カラフルでポップに描かれた絵は、奇想天外なお話をより明るく楽しい絵本にしています。 【丈太郎のひとりごと】 作家の2人は「100%ORANGE」というユニットでも活動しています。まだ僕が若かった20代の頃(今から20数年前、、、)は、雑誌などで活躍していましたが、今では多くの絵本を書いていいます。 まさか「100%ORANGE」がこんなに絵本を書くなど、当時は全く思いませんでしたが、どれも個性的な絵本ばかりです。他の絵本も要チェックです!
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『こども』
¥1,430
SOLD OUT
キャサリン・アンホルト&ローレンス・アンホルト/作 内田 莉莎子/訳 25P 徳間書店 【みんなこども!こどもは自由だ!】 おおきいこ、ちいさいこ、げんきなこ、びょうきのこ、、、「こども」と言ってもこどもそれぞれです。 「こどもって?」こどもっておかしい、おふろずき、どろんこずき、、、。 「どんなこがいる?」めがねのこ、インクでスカートよごしたこ、にこにこしているこ、、、。 「こどもってなにをする?」ちらかす、なぐさめあう、らくがきする、わめく、、、。 この他にも「どこにかくれる?」、「ポケットのなかには?」、「どんなものをつくる?」、「こわいものは?」、「いやなこってどんなこ?」、「いいこってどんなこ?」、「こどものみるゆめは?」、「ママとパパはなにしてくれる?」と単元ごとに、こどもの様子がイキイキと描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 こどもって本当に面白いですよね!メルヘンハウスの創業者であり僕の父である三輪哲の言葉で「こどもから学ぶ」という言葉があります。こどもから教わることもたくさんあります。できるだけこども扱いをするのではなく、対等に接していきたいものです。
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『りすのエドモン つきよのパーティー ムック』
¥1,650
アストリッド デボルド/作 マルク ブタヴァン/絵 藤本 いずみ/訳 28P ロクリン社 【勇気を出して一歩踏み出してみたら、、、】 りすのエドモンは、栗の木の真ん中あたりに住んでいます。エドモンは引っ込み思案で出かけることは滅多にありません。家で1日中ジャムを煮たり、冒険物語を読んだりしています。 栗の木の最上階には、みみずくのジョルジュが住んでいます。エドモンと違って一日中外に絵かけては、変装用の衣装を作るためのものならなんでも拾ってきます。 霧の木の1階には、くまのエドアールが住んでいます。新しい季節が来るたびにパーティーを開くので有名です。パーティーのお知らせはみんなにとって特別なものです。パーティーの話題で持ちきりになります。みんながざわめいていると、エドモンはダンスに歌におしゃべり、パーティーって楽しいんだろうなぁと思いますが、引っ込み思案のエドモンはどうしたら良いか分からず、結局はいつも家で一人ぼっちです。 さあ、いよいよパーティーの夜です。エドモンも今夜ばかりはパーティーに行きたいと思いました。でも諦めてパーティーの賑やかな音楽が聞こえるように窓を大きく開けました。とても楽しそうな音楽が聞こえてきますが、エドモンは楽しくありません。急いで窓を閉めて灯りを消したちょうどその時、誰かがドアをノックしました。ジョルジュがジャムのいい匂いにつられてやってきたのです。 ジョルジュは変装をしてパーティーに行こうとエドモンを誘います。そして、エドモンはちょっと勇気を絞ってパーティーに行くことにしました。そしたら、、、。 各ページの背景色が全て蛍光色のような色鮮やかで、細かいところまで丁寧に描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 みんなに言うと「嘘でしょ?」と言われますが、僕も実は引っ込み思案です。なのでエドモンの気持ちもすごくわかります。しかしちょっとだけ勇気を出して出かけていくと、思いもよらない楽しいことや出会いがあったりします。 自分の性格を受け止めながらも、あえて逆のことをやってみると新しい世界が待っていると思い、僕も色々なところへ出かけるようにしています。
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【2歳児さんぐらいにオススメ!】『おさるのれっしゃ』
¥1,540
牛窪 良太/作 32P アリス館 【色んな特徴の動物たちが乗っています!】 「つぎの しゅっぱつは おさるの れっしゃ! キップは バナナ! キップは バナナ!」と、おさるの車掌の声がホームに響きます。おさるの列車が出発したら、車掌は切符を集めに客車に向かいます。 一号車のお客の色は、しろ、くろ、しろ、くろ、しろくろの動物たちか切符を集めます。二号車のお客は、つの、つの、つの、つの、つののうえにつのの動物たちの切符を集めます。三号車のお客は、でっかでかのきっつきつの1頭だけですが、切符を集めます。 こうして、四号車、五号車、六号車、七号車、、、と切符を集めていきます。そして、 おさるの れっしゃが駅に到着すると次の列車が発車します。その列車とは、、、。 繰り返しのリズムが気持ち良く、動物の名前を書くのではなく特徴を文で表現しています。絵もリアルに大きく描かれているので、見やすく迫力もあります。 【丈太郎のひとりごと】 車両が一号車から九号車まで繰り返し描かれているため、2歳ぐらいの子どもから楽しめる絵本です。起承転結のあるお話の絵本の一歩手前の絵本と言えるでしょう。 絵がしっかり描かれているため、見やすく、そしてどこか人懐っこさを感じます。
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『あしにょきにょきにょき』
¥1,320
深見 春夫/作 32P 岩崎書店 【足はいったいどこまでまで伸びる!?】 ポコおじさんは毎日美味しいものを食べていました。この世で食べたことのないご馳走はありません。しかし、もっと珍しいものを食べてみたいと思っていた時、男の人がそら豆を売りに来ました。ポコおじさんは、そら豆など珍しくないと思いましたが、カバンの中に入っているそら豆を見てビックリ!とても大きなそら豆です。 ポコおじさんは早速そら豆を食べました。こんなに美味しいそら豆は初めてです。しかし、そら豆をペロリと食べたら、なんとポコおじさんの左足がにょきにょき伸び出したのです。足は家を飛び出してどんどん伸びていきます。 林を抜けて、橋を渡って、とうとう街へ伸びて来ました。街の人たちは怒って市長さんのところへ押しかけて、なんとか足を止めるように言いましたが、市長さんもどうすることもできません。街の人たちは足を綱引きのように大勢で引っ張っていますが、止まりません。しかし、そこに1人の女の子がやってきて、、、。 奇想天外なお話をクラシカルなちょっと懐かしい感じの絵で描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 1980年に発刊された絵本です。40年以上経ってもいまだに読み継がれています。ものすごく人気があるとかではないですが、しっかりと子どもたちの手に渡っている絵本です。絵が色合いなどノスタルジックで落ち着いた雰囲気もあり、アジのある絵本です。 おはなし会などでも子どもたちが喜ぶ絵本です。
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『まちがいまちに ようこそ』
¥1,540
斉藤 倫 うきまる/作 及川 賢治/絵 32P 小峰書店 【あれ?その言い方合ってるの?】 とても良い天気の日、いよいよ今日は引っ越しの日です。これから住む街は「まちがい まち」と言うらしいです。「まちがいまちにようこそ」という看板をくぐりました。 入ってすぐ「あな」畑で綺麗な「あな」を育てています。街の人は忙しそうに「へいたい」電話んをかけています。おしゃれな「ほたる」もあります。車は住宅街に入っていきます。立派な「えんぴつ」の塔がある家もあります。 次の日は早起きして街の探検です。駅では駅員さんが「けーき」や「すきっぷ」を確認しています。バスに乗り「りす」に座ったら、とてもふかふかです。商店街には美味しそうな手打ち「そふぁ」や回転「ぶし」もあります。 こんな風にして、私たちが普段使っている言葉とは異なるものばかりの街なのです。 海外作家のような洒落た絵で、おかしな街の風景をポップに描いています。 【丈太郎のひとりごと】 「常識」とか「普通」とかなんでしょう?一度それを外してみると楽しい世界が広がります。日常であり得ないことが、さもかも当たり前のように描かれていると、どんどん慣れていく不思議な絵本です。 「そんなはずないよ〜!これは〇〇が本当だよ!」なんて絵本にツッコミを入れる子どももいることでしょう。
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『いろ・いろ 色覚と進化のひみつ』(講談社の動く図鑑MOVEの科学えほん)
¥2,145
SOLD OUT
川端 裕人/作 中垣 ゆたか/絵 40P 講談社 【みんな色の見え方が違う!】 今日はとても良い天気です。子どもたちが外で絵を描いています。ある子の絵を見てみるとリンゴの木を書いているのですが、リンゴの色が茶色、葉の色が薄茶色、木の幹は緑になっています。普通に考えるとおかしいですよね? しかし、全然おかしいことではないのです。何故ならこの子は「進化型」と言える人だからです。この子にとっては自然のことです。「進化型」とは他の人とは違う見え方を身につけているのです。 年齢によっても見え方が違うし、変わって来ます。「進化型」は恐竜時代からありました。人の祖先は恐竜がまだ生きていた頃、身を守るため夜に活動していたので、暗いところでもよく見える目を持っていたようです。恐竜時代が終わり、昼間に行動するようになると、今の色の見え方になって来たのです。 現在は「進化型」の人でも見やすいように色々なマークやモノが配色されています。 色の見え方の違いの歴史や仕組みをポップでカラフルに描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 大勢の人と比較して少数派だと偏見の目で見られたりしますが、この絵本に書かれているように「進化型」という捉え方をすれば、それは立派な個性となります。その個性を尊重すること、受け入れることが大切だと思います。
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『ごぼうせんせいのいそがしいいちにち』
¥1,430
植垣歩子/作 32P 佼成出版社 【ごぼう先生の優しさが伝わってきます】 ごぼうクリニックはいつも患者さんでいっぱいです。先生の親切な診察が大人気で、待合室にもたくさん野菜たちがいます。 すっかりしおれたこまつなさんがやってきました。昨日バトミントンをしていたら力が出なくなったようで、元気がありません。ごぼう先生は水が足りないので、看護婦のしいたけさんに水風呂にこまつなさんを入れるように指示をします。 今度はレタスさんが頭がかゆいと診察を受けます。アブラムシが沢山ついているようです。薬を出すので薬局に行くように言いました。ごぼう先生はいつだって落ち着いています。 お昼からは赤ちゃんの健康診断です。元気な赤ちゃんたちに、ごぼう先生はいつでも笑顔です。 こうやって、ごぼう先生が診察をしていると「う〜う〜う〜!」と救急車でじゃがいもさんが運ばれて来ました。幸いじゃがいもさんは軽傷でしたが、少しだけ入院することになりました。 仕事が終わって家に帰ってホッとしてうとうとして眠ってしまいました。顔を洗ってさっぱりしようとしたその時、鏡を見ると黄色いブツブツがあります。「なんだこれは?!なんの びょうきだ?と先生が考えていると、、、。 待合室、診察室、薬局など、この絵本では細かいところまで描かれているので、何度見ても楽しめます。 【丈太郎のひとりごと】 病院に行くのはいまだに緊張しますが、ごぼう先生のような人柄なら安心して病院に行けますね!この絵本を読むと病院嫌いな子などと読むと病院への恐怖心がなくなるかもしれません。 それにしてもこの絵本に出てくる野菜たちは、みんな良い笑顔をしています。この絵本を読むとなんだか優しく穏やかな気持ちになるのです。それはおそらくごぼう先生の優しさが伝わってくるからでしょう。