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  • ★子どもと一緒に絵本を楽しもう!★【7月スタート!】赤ちゃんブッククラブ(絵本の定期購読セット)

    ¥2,200

    0〜1才の赤ちゃんを対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた赤ちゃんに良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月2冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「赤ちゃんブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約1900円〜2200円弱となります。

  • ★子どもと一緒に絵本を楽しもう!★【7月スタート!】1〜2才ブッククラブ(絵本の定期購読セット)

    ¥2,700

    1〜2才を対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月2冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「ブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約2400円〜2700円弱となります。

  • ★子どもと一緒に絵本を楽しもう!★【7月スタート!】2〜3才ブッククラブ(絵本の定期購読セット)

    ¥3,000

    3才を対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月2冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「ブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約2600円〜3000円弱となります。

  • ★子どもと一緒に絵本を楽しもう!★【7月スタート!】4〜5才ブッククラブ(絵本の定期購読セット)

    ¥1,700

    【ご要望の多かった4〜5才コースのブッククラブ開始です!】 4〜5才を対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月1冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「ブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約1320円〜1700円弱となります。

  •  【出産ギフト・ファーストブックに最適!】はじめまして!赤ちゃん絵本3点セット

    ¥3,300

    『わんわん わんわん 』(理論社) 『まねっこ おやこ』(ブロンズ新社) 『まる さんかく ぞう』(ぶんけい) メルヘンハウスがセレクトした、赤ちゃん絵本3点セットです。 赤ちゃん絵本は有名な絵本が多く、出産祝いなどで被ってしまうことも多々あります。 しかし、この3冊の絵本は「知られていないけれども、良い絵本」として、赤ちゃんと一緒に大人も楽しめる絵本をセレクトをしました。3冊とも個性豊かで方向性も違うため、あらゆる面で楽しめます。

  • メルヘンハウス オンラインクラブ

    ¥500

    メルヘンハウスでのお客様とのやり取りや講演会など、三輪丈太郎の日々の生態が丸わかりの「丈太郎日記」を中心にメンバー限定の特別なコンテンツです。

  • 田島征三シルクスクリーン「太陽に⾶ぶ」

    ¥42,000

    額のサイズ:横44cm×縦36.5cm 制作年:2025年 エディションナンバー入り ★田島征三直筆のサイン入り 昨年制作された新作です。代表作のひとつでもある『とべバッタ』(偕成社)を彷彿させるバッタが煌々と光る太陽の中で飛ぶ姿が躍動感に溢れており、『とべバッタ』ファンにはたまらない作品となっています。 ※作品の発色や部屋に飾った雰囲気は実物に近く再現はしておりますが、イメージと異なる場合もございますのでご了承ください。 ※メルヘンハウスでは実際に7/4〜26(定休日、臨時休業は除く)までご覧頂き、ご購入頂けます。

  • 田島征三シルクスクリーン「ネコまみれ」

    ¥30,000

    予約商品

    額のサイズ:横39.5cm×縦30.5cm 制作年:2024年 エディションナンバー入り ★田島征三直筆のサイン入り 今回のシルクスクリーンの中で、サイズが一番小ぶりで、タイトル通りたくさんのネコが同じ方向を向いて顔だけコチラを向いているという、なんとも可愛げな作品です。背景の黄色と猫の黒の二色のみで描かれており、シンプルながらも「ネコ好き」にはたまらない作品となっています。 ※作品の発色や部屋に飾った雰囲気は実物に近く再現はしておりますが、イメージと異なる場合もございますのでご了承ください。 ※メルヘンハウスでは実際に7/4〜26(定休日、臨時休業は除く)までご覧頂き、ご購入頂けます。

  • 田島征三シルクスクリーン「落ち葉とたわむれ る⿂たち」

    ¥39,000

    額のサイズ:横52,5cm×縦41cm 制作年:2025年 エディションナンバー入り ★田島征三直筆のサイン入り 昨年制作された新作です。今回のシルクスクリーンの中で唯一背景色がなく真っ白な紙に色鮮やかな落ち葉に魚たちが楽しそうに戯れており、輪郭線もしっかりと書かれているため「パキッ」としたメリハリのある作品です。 ※作品の発色や部屋に飾った雰囲気は実物に近く再現はしておりますが、イメージと異なる場合もございますのでご了承ください。 ※メルヘンハウスでは実際に7/4〜26(定休日、臨時休業は除く)までご覧頂き、ご購入頂けます。

  • 田島征三シルクスクリーン「蝶を追う少⼥」

    ¥44,000

    予約商品

    額のサイズ:横52,5cm×縦41cm 制作年:2025年 エディションナンバー入り ★田島征三直筆のサイン入り 昨年製作された新作です。田畑の中の一本道で蝶を追う少女の姿には純粋さを感じます。こうした自然の中で遊ぶ子どもちも減ってきていますが、心の中に必ずこのような「原体験」を持ち続けている方もいると思います。そんな方におすすめな作品です。 ※作品の発色や部屋に飾った雰囲気は実物に近く再現はしておりますが、イメージと異なる場合もございますのでご了承ください。 ※メルヘンハウスでは実際に7/4〜26(定休日、臨時休業は除く)までご覧頂き、ご購入頂けます。

  • 田島征三シルクスクリーン「金太郎ガンバレ」

    ¥45,000

    予約商品

    額のサイズ:横52,5cm×縦41cm 制作年:2024年 エディションナンバー入り ★田島征三直筆のサイン入り 鮮やかな黄色をバックに真っ赤な金太郎が自分の何倍もの大きいクマを持ち上げている様子が力強く描かれています。それを囲むように小さな様々な動物たちが見守り、応援している姿も微笑ましく、見ているだけで元気の出る作品です。 ※作品の発色や部屋に飾った雰囲気は実物に近く再現はしておりますが、イメージと異なる場合もございますのでご了承ください。 ※メルヘンハウスでは実際に7/4〜26(定休日、臨時休業は除く)までご覧頂き、ご購入頂けます。

  • 田島征三シルクスクリーン「オオカミとこぶた」

    ¥45,000

    予約商品

    額のサイズ:横52,5cm×縦41cm 制作年:1999年 エディションナンバー入り ★田島征三直筆のサイン入り 綺麗な青い空と真っ赤な大地。そこに描かれているのは、こぶたを仕留めようとするオオカミ。このオオカミのニンマリとした表情と草木に囲まれ身動き出来ない風景から、果たしてこの続きはどうなるのか?さまざまな想像をして楽しめる作品です。 ※作品の発色や部屋に飾った雰囲気は実物に近く再現はしておりますが、イメージと異なる場合もございますのでご了承ください。 ※メルヘンハウスでは実際に7/4〜26(定休日、臨時休業は除く)までご覧頂き、ご購入頂けます。

  • 田島征三シルクスクリーン「荒野をこえて」

    ¥44,000

    予約商品

    額のサイズ:横52,5cm×縦41cm 制作年:2025年 エディションナンバー入り ★田島征三直筆のサイン入り 昨年に製作された作品で、今回の作品の中でも一際目立っています。しっかりと輪郭線で細部まで描かれて色遣いなどからサイケデリック雰囲気が醸し出していますが、とてもポップで部屋に飾ると、とても華やかになることでしょう。 ※作品の発色や部屋に飾った雰囲気は実物に近く再現はしておりますが、イメージと異なる場合もございますのでご了承ください。 ※メルヘンハウスでは実際に7/4〜26(定休日、臨時休業は除く)までご覧頂き、ご購入頂けます。

  • 田島征三シルクスクリーン「吠えるオオカミ」

    ¥45,000

    予約商品

    額のサイズ:横56cm×縦44cm 制作年:1999年 エディションナンバー入り ★田島征三直筆のサイン入り 茶色を基調とした落ち着いた色合いながらも、オオカミの勇ましさを感じる闘志みなぎる作品です。 ※作品の発色や部屋に飾った雰囲気は実物に近く再現はしておりますが、イメージと異なる場合もございますのでご了承ください。 ※メルヘンハウスでは実際に7/4〜26(定休日、臨時休業は除く)までご覧頂き、ご購入頂けます。

  • 田島征三シルクスクリーン「あわてるオンドリ」

    ¥45,000

    予約商品

    額のサイズ:横56cm×縦44cm 制作年:1999年 エディションナンバー入り ★田島征三直筆のサイン入り ダイナミックに蛍光色で大きく描かれたオンドリ。「あわてる」という言葉からネガティブなものを想像しますが、ものすごく躍動感があり見ているとポジティブで明るい気持ちになれる作品です。 ※作品の発色や部屋に飾った雰囲気は実物に近く再現はしておりますが、イメージと異なる場合もございますのでご了承ください。 ※メルヘンハウスでは実際に7/4〜26(定休日、臨時休業は除く)までご覧頂き、ご購入頂けます。

  • 田島征三シルクスクリーン「草たちのお喋りが 聞こえる」

    ¥32,000

    予約商品

    額のサイズ:横56cm×縦44cm 制作年:2023年 エディションナンバー入り ★田島征三直筆のサイン入り びのびとした草たちが蛍光色にて描かれており、見ているだけで元気が出てくる作品です。 ※作品の発色や部屋に飾った雰囲気は実物に近く再現はしておりますが、イメージと異なる場合もございますのでご了承ください。 ※メルヘンハウスでは実際に7/4〜26(定休日、臨時休業は除く)までご覧頂き、ご購入頂けます。

  • 【ユーモアの先にある環境や社会に対する問題提議が見事!】『みてごらん、こんなめちゃくちゃにして!』

    ¥1,980

    劉旭恭/作 中村加代子/訳 32P 工学図書(山烋のえほん) 【責任転嫁の連鎖、はじまります!】 ヒマを持て余した大統領が、ふらっと部長のオフィスへ遊びに行きました。足の踏み場もないほどぐちゃぐちゃに散らかった部屋を見て、思わず一言。 「みてごらん、こんなめちゃくちゃにして!」 すっかり叱られてしまった部長は、しぶしぶ大掃除。オフィスはピッカピカになりました!すっきりした気分で家に帰ってみると、そこには輪をかけてぐちゃぐちゃな我が家が待っていたのです。 部長も思わず一言。「みてごらん、こんなめちゃくちゃにして!」 叱られた家族もまた次の誰かのところへ。お片づけのバトンは次から次へとリレーされていきます!誰かが誰かを叱り、叱られた誰かがまた別の誰かを叱る。 この連鎖はいったいどこまで続くのか、そして最後には、誰も予想しなかったとんでもなく大きなものまでもが、ピッカピカに磨き上げられることになるのです。 色使いはくっきりとした原色に近いトーンで賑やかに、わざとラフっぽい画風で描かれています。しかし、構図はしっかりとしているため、ページをめくるたびに「散らかった部屋」と「片付いた部屋」のビフォーアフターが一目でわかるように読み手に分かりやすく構成されています。 【丈太郎のひとりごと】 この絵本は台湾人作家よるものですが、最近は本当に台湾の作家さんのクオリティの高さと勢いを感じます! 『HOME』( https://shop.meruhenhouse.com/items/123662634 )なども台湾人作家による作品ですが、コラージュのセンスが抜群で、今後しばらくは台湾人作家による絵本は要チェックです! 今作は、いい塩梅でラフっぽく描かれているのですが、構図がしっかりと描かれているため絵はとても見やすく、どこかポップでキュートな感じも僕の大好物の絵です。 僕はあまり片付けが得意でないため、この絵本を読んで「あぁ〜、次に叱られるのは俺の番だな、、、。」と、繰り返されるストーリーの中でどの辺りに自分が組み込まれるのか?ドキドキしました。 お片づけのバトンが次から次へとリレーされていくユーモアな絵本だと思いきや、突き詰めていくと「そうか!そこに行き着くのか!」と、最後の展開に驚きと「よくぞここまでストーリーを持ってきたなぁ」と感心してしまいました。 大きな問題を抱える事象に対して身近な人たちからちょっとずつ近づいていく展開は本当に見事です。そして、その大きな問題と言うのは、結局のところ自分のところに必ずしわ寄せが来るわけで、こんな国のトップに人が各国にいたとするならば、様々な人々が幸せになっていけるのではないかと、大統領の行動には敬意を表します。 今、環境や社会において大きな問題を抱えている地球規模のこと。子どもたちはこの絵本で身近なことから関心を持つのではないかと思います。 「本当の豊かさとは何か?」 そんなことを考えさせられる絵本ですが、それをユーモアなセンスで表現されていることが作者の実力の高さではないかと思います。 ゲラゲラ笑いながら読み進めていき、突然「ハッ」として「そうか、そうだよな」と読者を共感に導く流れはお見事!

  • 【今、注目の阿部結さんの新作】『コット、はじめてのドライブ』

    ¥1,870

    阿部結/作絵 40P 佼成出版社 【うつろいゆく世界で、かわらないものを見つける物語】 「コット、ドライブに いくよ」 「ドライブ? それって どこに あるの?」 大好きなお父さんと、はじめてのドライブ。ジャンパーを着て、おやつのバナナを持って、シートベルトをしっかり締めて出発です。 ちょっぴり怖かったトンネルを抜けた先に待っていたのは、春の光に包まれた大きな湖と白鳥、そしてもうすぐ咲くという桜の木。白鳥はこれから北へ長い旅に出ること、桜の木は四季それぞれに姿を変えていくこと。お父さんは、コットの目に映るものをひとつひとつ、ていねいに教えてくれます。 「もう おひさまが いえに かえっていく じかんだ」 太陽が沈み、夜がきて、また新しい一日がはじまる。今日見てきたものは、ぜんぶ、ぜんぶ、移ろいゆくものばかり。コットはふと思います。 「ずっとかわらないことって、あるのかな」 お父さんがくれた、とっておきの答えに、読者は何とも言い表せることのできない感情を抱くことでしょう。 落ち着いた色彩で、光と影のコントラストが素敵に描かれています。見開きのページは、一編の短編映画を見ているかのような光景が広がります。 【丈太郎のひとりごと】 作者の阿部結さんといえば、昨年刊行した絵童話『どろぼうジャンボリ』( https://shop.meruhenhouse.com/items/103826037 )が未だに大ブレイク中ですが、今作はまた画風も異なり、2022年に刊行された『なみのいちにち』( https://shop.meruhenhouse.com/items/103910756 )に近い作風と言えるでしょう。 日々流れ行く情景描写の中にある、その時々の一瞬の感情や風景がそっと静かに絵本の中に込められているような感じがします。そして、 「変わらないものなんて、この世にあるのだろうか」 僕はそんな生きていくうえで、永遠に答えを出すことのできない問いかけをされているように思いました。 今作に出てくるものは、ことごとく「移ろっていくもの」ばかりです。でもだからこそ、お父さんが最後にコットに対しての「答え」が、ものすごく僕の感情を揺さぶりました。 僕も今までに息子とふたりでドライブがてら様々な場所に出かけたことか。ドライブなんてのは、ただ目的地を目指してく途中でしかなかったように思っていましたが、今作を読むと目的地までの過程での景色、車内での息子との何気ない会話など、それこそが無形の宝物であったのだと。 息子が成長してく過程で、こんな機会が減ったのは確かです。自分の仕事の忙しさで、ついつい息子との時間を疎かにしている自分にもハッとしてしまいました。どんどん親離れをしてく息子と「あとどれぐらいこんな時間が持てるのだろうか?」なんだか切なくもなり、でも、そしてその時々を大切にしようと思うのでした。

  • 【絵本作家志望は必読!】『絵本ってどうやってつくるの?』

    ¥1,980

    SOLD OUT

    ダニエル・ナップ/作 若松宣子/訳 33P ほるぷ出版 【1冊の絵本の裏側、のぞいてみませんか?】 物語作りが大好きなネズミのコンラート。ある日コンラート、頭の中に浮かんだ小さなアイデアを、なんとか1冊の絵本に育て上げようと奮闘し始めます。 思いついたお話を紙に書きつけては、消して、また書き直す。編集者に見せては「ここはもっとこうしたら?」と直しが入る。原画の下描きを何度も描き直し、色を決め、ようやく完成した絵を印刷所に運ぶ。インクの匂いがする刷りたての紙が製本され、トラックに積まれ、そしてやっと書店の棚に並びます。 アイデアがひらめいた瞬間のワクワクから、思うようにいかず頭を抱える場面、印刷所の大きな機械が紙を刷り上げていく迫力ある工程まで、1冊の絵本ができるまでの道のりを、コンラートと一緒に一段階ずつたどっていく、いわば「絵本作りの入門編」。 絵は全体にやわらかい線と温かみのある色使いで統一されていて、コンラートの表情がとにかく豊かでアイデアがひらめいた瞬間は目を輝かせ、下描きがうまくいかない場面ではしっぽまでへにゃっと垂れ下がる。そんな細やかな仕草の描き分けが随所にちりばめられています。 そして、印刷所や製本工場のページでは一転、歯車やインクローラーなど機械のディテールが緻密に描き込まれており、ものづくりのダイナミックさもきちんと同居しているのが印象的です。 【丈太郎のひとりごと】 最近は気軽に技術の進歩などでお金さえあれば誰もが「自費出版」が出来る時代となりました。 メルヘンハウスにも「絵本を作ったので置いてください。」と作家さんが自ら営業に来ることがあります。しかし、正直に言うとそのほとんどが素人感丸出しの、言い方をキツくすれば「自己満足」な絵本が多く、突っ込みどころ満載でメルヘンハウスに置くことについてはお断りしています。 「これは編集者やデザイナーが入っていますか?」などと質問をすると「編集者って何ですか?何をする人ですか?」と答える方、はたまた「テキスト(文章)を入れる場所を考えてもらいました。」など、絵本制作というものが作家だけで完結するものだと思われている方ばかり、、、。 中には怪しい絵本コンペなどで騙されて上手い言葉に乗せられて、大金を払い1000部の在庫を抱えて途方にくれるなど、本当に絵本制作の過程を知らない作家と呼ぶには程遠い方々がいらっしゃいます。 今作では、コンラートが下描きを何度も破って描き直すシーン、あれは絵本作りに限らず、何かを一から作る全ての人が通る道だと思います。一発でうまくいくことなんて、まずない。トライ&エラーを繰り返して、少しずつ形になっていく。編集者との何度もやり取りする姿など、その泥臭いプロセスがしっかりと描かれています。 よく「絵本の作り方」みたいな指南書は多々ありますが、それらのほとんどが文章で書かれているためイメージしにくいと思いますが、1冊の絵本が出来るまでのプロセスが今作では絵本として描かれているので、絵本作家としてしっかりとした「絵本」を制作したい人にはマストな絵本です。 現代社会ではAIでも「こんなストーリーで絵本を作って!」など、さまざまなプロントを駆使して「それなりの絵本」が簡単に出来る時代です。つまりAIが編集者となり絵本の制作が可能な時代です。 しかし、そんな絵本を子どもたちが喜ぶと思いますか?子どもたちの臭覚は大人より優れています。子どもを騙すことはできません。 絵本制作でもうひとつ、大きなヒントとなる本があります。それがメルヘンハウス初代店主が遺した言葉と、子どもの本の書店史などが書かれている『メルヘンハウス 日本で最初の子どもの本専門店』( https://shop.meruhenhouse.com/items/145564370 )です。 この2冊を並行して読んでみてください。 絵本作家志望の方には、大きなターニングポイントになる2冊であることは間違いありません。 何故なら、絵本を制作する側と絵本を手渡す側(書店)のことを知ることが出来るからです。

  • 【効率化、結果主義の現代社会だからこそ読んでほしい!】『教室はまちがうところだ』

    ¥1,650

    蒔田晋治/作 長谷川知子/絵 32P 子どもの未来社 【まちがえたって、いいじゃないか】 「教室はまちがうところだ。みんなどしどし手を上げて、まちがった意見を言おうじゃないか」 手を挙げて発表するときのドキドキする気持ち、間違えて笑われるんじゃないかという不安、それは誰もが一度は経験したことがあるはずです。 この絵本は、そんな子どもたちに向けて「まちがうことをおそれちゃいけない」「まちがった者を笑っちゃいけない」と語りかけます。みんなでああじゃないか、こうじゃないかと言い合う中で、ほんとうのものを見つけていく。そうしてみんなで伸びていくのだ、と。 ポジティブな場面は豪快なタッチで、ネガティブな場面はモノクロベースで。この描き分けのコントラストが、シンプルでまっすぐな言葉と重なり合い、子どもたちの心に強く残ります。 【丈太郎のひとりごと】 この絵本を紹介しようと思ったのには理由があります。先日、小5になる息子の授業参観に行った時のことです。 教室の空気そのものは、僕が小学生だった頃とそう変わっていませんでした。でも黒板の上には大きなディスプレイが設置され、子どもたちの机には紙の教科書ではなく「副教材」としてタブレットが並んでいました。教育現場のデジタル化は、僕が想像していた以上に進んでいたのです。 そのディスプレイのすぐ横に、この絵本が飾られていました。もう少しでベテランと呼べそうな担任の先生への信頼感が、その瞬間一気に増しました。そしてこの絵本の大切さを、もっと広めていかなければいけない!「子どもの本専門店」としての使命感を、僕は強く感じたのです。 効率化、結果主義、タイパ。 世間でよく聞くこれらの言葉は、今や子どもの教育現場でも重視されつつあります。僕らはいつから「正解を早く言えること」が正しいと思い込むようになったんでしょうか?学校でも職場でも、間違えることは恥だという空気が、当たり前のように漂っています。 しかしこの詩が生まれたのは、今から何十年も前。ということは、この「間違えるのが怖い」という空気は、実はずっと昔から変わっていないということです。 僕は正直、メルヘンハウスでも毎日のように間違えます。仕入れを見誤ったり、選書がずれていたり。それでも「間違えた分だけ、次のやり方が見えてくる」というのが実感です。トライ&エラーを繰り返し、そのエラーをしっかり検証してブラッシュアップしていく。その繰り返しの日々です。 この絵本の「まちがった答えを、ああじゃないかこうじゃないかと出し合う中で、本当のものを見つけていくのだ」という一節は、子育てにも仕事にも、そのまま当てはまる言葉だと僕は思います。 子どもには絶対読んでほしい!そして「効率化、結果主義、タイパ」の中で生きる大人たちにこそ、読んでほしい! これは決して懐古主義の絵本ではありません。時代がどれだけ進化しても、変わらないもの、変えてはいけないものがある、という話です。 AIに聞けば、たいていのことは教えてくれます。でも、そこで得た答えや方法論だけに頼っていては「自分で考える力」は育ちません。自分で考えることと、AIに任せることの境界線を誤ると、僕たち人間は大変なことになります。 だからこそ、今一度、原点に立ち返って考えてみてほしいのです。

  • 【自分で食材を育て、収穫して、調理する喜び!】『フルールヴィルのいちねん にわからうまれた せかいのレシピ』

    ¥1,760

    フェリシタ・サラ/作 石津ちひろ/訳 40P BL出版 【にわからうまれる、せかいのごちそう】 フルールヴィルのまちでは、みんな庭やベランダやバルコニーで野菜やくだものを作っています。ライラックどおりの住人たちも、まちに住んでいる人たちも、にわしごとにおおいそがし。 とれた野菜やくだもので、おいしい料理をつくります。4月はアスパラガスのキッシュ、5月はグリンピースのスープ、7月はザジキ、11月はバターナッツカボチャのケーキ……。 1年を通して、その季節にとれる野菜やくだものと、それを使った世界各国の料理が次々と登場します。 やわらかなタッチで描かれた庭仕事や食卓のシーンは、細部までじっくり描き込まれていて、ページのすみずみまで見ていて飽きません。また、様々な緑色をベーシックに洗練された配色で描かれており、個性のある絵ではあるのに読み手の好みを左右しない、誰もが穏やかな気持ちになれる絵がとても素敵です。 【丈太郎のひとりごと】 野菜が育つ様子と、その野菜を使った世界の料理が一緒に描かれている絵本って、あまりないような気がします。この絵本はその両方を一冊で楽しめて、しかも、とてもアーティスティック! 家庭菜園をしている家庭はもちろん、スーパーで見かける野菜がどうやって育つのかを知らない子どもたちが読んで「この野菜、育ててみたい!」「この料理、食べてみたい!」そんな気持ちが芽生えるきっかけになるのでは?と、子どもだけではなく大人にも響くと思います。 それにしても僕の普段の食生活は、スーパーで売っている野菜や肉や魚、調理済のレトルト食品や冷凍食品などがほとんどで、それらの裏に記載してある原材料などには、ケミカルな言葉がズラーッと表示されています。この絵本とは真逆な食生活、、、。 「身体に良くないだろうなぁ」と思いつつ、ついつい楽な食生活を送っています。この絵本に描かれているような春夏秋冬を感じながら、季節野菜を収穫し料理する生活に憧れはありますが、中々できないもどかしさを感じます。 しかし、ちょっとだけ意識するだけで食生活の習慣も変わり、身体も喜ぶようになれば良い思考を持って毎日を楽しく過ごすことが出来るのではないかと言う期待も! 「ウチには庭がないからなぁ」とマンション暮らしの僕だって、ベランダで家庭菜園をすることだって出来るはず。 この絵本から醸し出されている穏やかな空気感を少しでも体感してみたい。 そうだ!今度の休みはホームセンターへ種を買いに行こう!←これが正解か否か?自分でも葛藤、、、。

  • 【今年も猛暑な予感!そんな時にはこんなアドベンチャー絵本はいかが?】『おうちプールだ! あかちゃんレスキュー』

    ¥1,650

    中垣ゆたか/作 32P ほるぷ出版 【ユーモアたっぷりで、読んでいる大人も思わず笑ってしまう大人気シリーズ、夏にぴったりの第三弾!】 ファン ファン ファン ファン! ほんぶにサイレンがなりひびきました。いそいでしゅつどうです。 おにわでプールあそびのあかちゃんに、きんきゅうじたいはっせい!? あかちゃんレスキューのでばんです! 赤ちゃんのいるところに、赤ちゃんレスキューあり。どんなことにも対処する、小さいけれど頼もしいレスキューたちが今日もあかちゃんのあんぜんをまもります。 シリーズごとに新たなレスキューマシーンが登場しますが、今回は「A・R・M・B」が登場! さて、どんなマシーンなのか?それは見てのお楽しみ! 作者の特徴であるコミック調で描かれた様々な迫力のあるシーンは、躍動感に溢れていて次のページをめくるワクワク感が高まります! 色の種類は多く使われていますが、各色カラフルではなく色のトーンが落ち着いており、新刊にも関わらずずっと前から家にあったような気分な絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 僕も小さい頃、夏になると庭にビニールプールを広げてもらって、妹や近所の友達と一緒にはしゃいでいた記憶があります。水の感触というのは本当に気持ちよくて、いつまでも入っていたいと思いながら、それでもお母さんに「もうあがりなさい!」と言われるまで遊び続けたものです。 この絵本は、そんなおうちプールでのあかちゃんとレスキューたちの大奮闘を描いた作品です。第一弾の『しゅつどう!あかちゃんレスキュー』、第二弾の『おでかけだ!あかちゃんレスキュー』と同様、ページをめくるたびに「次はどうなるの!?」と思わず前のめりになる展開が続きます。 絵本作家デビュー当初から親交のある中垣さんの絵は、初期の作品は「とにかく沢山描く」作家として「日本のウォーリー出現!」などというキャッチコピーもありました。 しかし、徐々にストーリーのクオリティが上がり、最近の作品ではお話絵本としても十分に楽しめます。といっても、やはり細部に至るまで緻密な描き込みは健在! なによりこのシリーズの好きなところは、レスキューたちの「あかちゃんへの全力感!」ちっちゃな体で一生懸命にあかちゃんのそばに駆けつけ、どんな事態にも対処しようとするその姿が、とても勇ましい! 子どもたちはもちろんのこと、一緒に読む大人も楽しい!特に今回はパパがメインに描かれていることから、イクメンパパにはとっても嬉しい内容! 幼い頃に戦隊モノのテレビシリーズや漫画などが大好きであったパパには必ず響く! 僕なんて、既にこのシリーズの次作にはどんなマシーンが登場するのか?早くも楽しみにしているぐらいです!

  • 【ネバーエンディングストーリーのような永遠に続く!】『だれだって』

    ¥1,540

    エリーズ・グラヴェル /作 ふしみ みさを /訳 44P パイ インターナショナル 【みんな違うけど、同じところも沢山ある!】 だれだって、世界で一人だけ。しかし、みんな同じところも沢山あります。 「だれだって」怖がるし、「だれだって」楽しい時も悲しい時もある。「だれだって」失敗するし、失敗から学ぶこともある。 「だれだって」腹が立ったり、トイレにもいく。「だれだって」安心して暮らしたいし、希望や嫁だってある。 ページをめくるとそこには大きく「だれだって」とあり、それらは全て「そうそう!」と思わず共感するような気持ちや行動が永遠に続くように書いてあります。 少しザラついた紙質に、ポップで何者か特定の出来ないキャクターがカラフルに、たとえネガティブなことでさえも気分があがるような、少し懐かしい80’sテイストの人懐っこい絵がふんだんに描かれており、気づけば気分はポジティブに、そしてピース感満載の絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 表紙を見て「あれ?バーバパパってこんな感じだったかな?」と、思わず「バーバパパ」シリーズの新刊かと思ってしまいましたが違いました。 「だれだって」がどれだけページをめくってもリフレインされていて、これはエンドレスに続くのかと思いきや、最後のページで「だよね!」と思わず嬉しくなって終わりました。 しかし、これはまだまだこの先にある「だれだって」が続いていく終わりのない絵本であると思います。絵の雰囲気は僕が大好きな80’sの海外コミック調!ツヤのないマットな色調が、そんなノスタルジックな気分にもさせてくれます。 この絵本に書いてあることは、人間として誰もが持つ当たり前の感情や経験ばかり。 読み方によっては「そんなこと言われなくてもわかってるよ!」って思うかもしれません。しかし「そんなこと」が大切であり、僕ら人間が日常において忘れがちな感情を呼び起こしてくれるシンプルながらもとても深く感じます。 僕ら人間は「共存」、「共有」、「共感」、「共鳴」なんて言う「ともに生きている」っていう本当に当たり前なこと。 この絵本の続きをみんなで創造していけば必ずLOVE&PEACEに行き着くんじゃないかなと思うのです。

  • ★今の時代だからこそ読んで欲しい★【現在、原画展開催中!】『ぼくのこえがきこえますか』

    ¥1,815

    田島征三/作 40P 童心社 【戦争は誰のため?そして、姿が見えなくなった「ぼく」の魂はどこへ?】 戦場で砲弾にふきとばされたぼくの体はとびちり、足も顔もなくなりました。でも、ぼくの心は弟の怒りを見、母さんの悲しみを見ます。 憎悪と復讐がどれだけむなしいものか。「だれのためにころし、だれのためにころされるの?」戦争を起こそうとする黒い影が見えますか? (出版社の紹介文から引用) 【丈太郎のひとりごと】 今作が発表されたのは2012年6月20日。ちょうど14年前のことです。児童書業界では、その間に「楽しい!面白い!」というエンターテイメント性が高く、キャラクター重視の様々な絵本がその間にたくさん出版され、一時的なブームで消えていく絵本も多々ありました。 一般書店、大型チェーンの書店の児童書コーナーで賑わっているのは「売れている絵本」のシリーズ絵本が占拠し、いつの間にか「売れている絵本」=「良い絵本」と定義され、絵本から派生したグッズも多様化しています。 そんな書店に征三さんの絵本はあまり見かけません。せいぜい代表作の一つでもある『とべバッタ』(偕成社)と、比較的新しく発表された絵本が棚差し(背表紙しか見えない)で置いてあれば良い方です。 そして悲しいことに今では手に入れることが出来ない征三さんの絵本は沢山あります。 そんな中で今作は今年の3月にNHK Eテレの「100分de名著」という番組で取り上げられ、急に大きな注目を浴び、出版社も在庫僅少であったため、すぐに「品切れ」となってしまい、すぐに読めない状況が続きましたが、あまりにも大きな反響があった為、急遽出版社が重版(増刷)することになったのです。 メディアで取り上げられなかったら、今作もフェードアウトしていく運命だったのかもしれません。 正直にいうと征三さんが描く絵本は、今の流行りでもありません。そもそも絵本作家としてのデビュー作である『ふるやのもり』(福音館書店)に関しては、評論家からは酷評の嵐だったと言われています。しかし、子どもたちはこの絵本を大喜びして読んでいる姿から、その酷評を覆し作品として高く評価されるという、当時の保守的な評論家たちの滑稽さがあらわになったのです。 今作は、征三さんが「戦争」に対して真っ向から思いの丈を、激しく荒々しい筆遣いで描かれています。ストーリーも綺麗に整えることなく、思いの丈の全てをぶち撒いています。それはもうタイトルそのものです。 「ぼくのこえがきこえますか」 自らが望んだ人生の選択肢はなく、命令により自身の想いとは裏腹な行動をしなければならない。生身の人間たちが「何故?」という疑問を持つ猶予もなく命を奪い合う。そして、戦場に残るものは人間としての形ではなく「魂」なのです。その「魂」は何処へ行くのか? 征三さん自体も戦争体験者であり、今までもゴミ処理場による環境破壊、障がい者差別など「世の中が見て見ぬ振り」をしてきた事について「絵本」を通して世の中に問題提議をしてきています。 今作の表紙の美しい青い色彩から想像することの出来ない、生々しい表現の数々。ページをめくるたびに胸が苦しくなるこの想いは、一体なんであろうか? 現在の日本はどうなのか?「対岸の火事」と思っていたような「戦争」という言葉が、実際に自分達の生活にチラついて来ている感じがしませんか? そもそも人間は学習能力を持っていて過去から学んできているはずなのに、一部の人間の名誉や利権により、またもや同じ過ちを犯そうとしている。この真実を僕らはしっかりと受け止めなければならない。 今作を子どもたちと一緒に読んで「喜怒哀楽」の感情を共にしなければならない。その為ににも僕ら大人が今すべきことは何か?それは自分の意思表示をしっかりと世に表現していくことが重要であると僕は思うのです。 征三さんの今作に込めた想いをしっかりと受け止めて、今の時代を生きるものとして行動すべきではないか?と。 このタイミングでの今作の紹介はとても大きな意味を持っています。必読必須!

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