【ジェームス・ブラウン的に言えば「ゲロッパ!」的な絵本!】『どうどうどうどう どうぶつえん』
¥1,650
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にしだ のぶまさ /作 高畠純/絵 24P 世界文化社
【超危険!子どもがこの絵本を読んで動物園に行ったら、、、。】
「とことこと、、、」と「きたきた、、、」と胸を弾ませて動物園にやってきた、男の子と女の子。
あれ?なんだか音が聞こえます。「ぱかぱか ぱかぱか」
ページをめくると「ぱかぱか ぱかぱか アル”パカ”」とアルパカが登場!
あれ?またなんだか音が聞こえます。「すたすた すたすた」
ページをめくると「すたすた すたすた すたすた ハム”スタ”ー」
あれ?またなんだか音が聞こえます。こうして16種類の動物が次から次へと登場するのですが、気がつくとリズム感が出てきて、なんだか声に出して思わず踊ってしまうかのような、どんどんテンションが上がってきます。
ベーシックとなる背景を思いっきり明るい原色として、そこに描かれている各々の動物たち。読んでいるとテンションは上がって行くのに、各々の動物たちはそんなことは関係せずマイペースな普段のまま。この対比がまた面白い!
是非とも子どもと一緒に楽しんで欲しい絵本です。
【丈太郎のひとりごと】
言葉遊び絵本の絵を描かせれば日本でもトップクラスと言っても過言ではない、絵本作家の高畠純さんのまたもやリズム感たっぷりの絵本です。今作はいつもの高畠純ではあるけれども、よく見ると、今までの手法でない描き方などもされているようで、そこも新鮮な見どころです。
文章は、テレビ番組などの制作なども手がける「放送作家」としての顔も持つ、にしだ のぶまささん。そのせいなのか?ただの言葉遊び絵本ではなく、後半向けてテンションがどんどん上がって行くところなど、テレビ番組的なエンターテインメント性を感じたりもします。
絵本の楽しみ方は色々とあるけれども、今作のように読者を巻き込んでいく一体感のある絵本と言うのは、子どもたちにとっても親しみやすく、絵本の入り口としても最適かと思います。
声に出して楽しむ!身体を動かして楽しむ!
絵本って、ただ静かにお行儀良くお話を聞いたり絵を見たりするものだけでなく、五感で楽しめるものだと改めて今作を読んで思いました。
キャッチコーピーとして「ジェームス・ブラウン的に言えば「ゲロッパ!」的な絵本!」と書きましたが、まさにワンフレーズで何十分も演奏して踊り、お客さんまでも巻き込んでいく、相当大きなウネリ、いわば「グルーヴ感満載」の絵本。
家族で園で、子どもだけでなく恥ずかしがることなく大人にも楽しんでほしい絵本です!
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レビュー
(19)
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