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メルヘンハウス

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  • 【9月スタート!】赤ちゃんブッククラブ(絵本の定期購読セット)

    ¥2,200

    0〜1才の赤ちゃんを対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた赤ちゃんに良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月2冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「赤ちゃんブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約1900円〜2200円弱となります。

  • 【9月スタート!】1〜2才ブッククラブ(絵本の定期購読セット)

    ¥2,700

    1〜2才を対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月2冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「ブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約2400円〜2700円弱となります。

  • 【9月スタート!】2〜3才ブッククラブ(絵本の定期購読セット)

    ¥3,000

    3才を対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月2冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「ブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約2600円〜3000円弱となります。

  • 【9月スタート!】4〜5才ブッククラブ(絵本の定期購読セット)

    ¥1,700

    【ご要望の多かった4〜5才コースのブッククラブ開始です!】 4〜5才を対象とした絵本の定期購読です。「子どもたちに良い本を!」と言うメルヘンハウスの基本理念のもと、新旧織り交ぜた良い絵本を毎月お届けします。 定番だけでは物足りない方にオススメです! 毎月1冊の絵本を定額制にしてお送りし、絵本代の差額(※)は会員特典として「メルヘンハウスオンラインクラブ」(500円)をサービス! メルヘンハウスが35年間に渡り培ってきた定期購読サービス「ブッククラブ」の良さはそのままに、今の世代にフィットした新たな「ブッククラブ」をお楽しみください。 ※毎月2冊の絵本の合計額は、約1320円〜1700円弱となります。

  •  【出産ギフト・ファーストブックに最適!】はじめまして!赤ちゃん絵本3点セット

    ¥3,300

    『わんわん わんわん 』(理論社) 『まねっこ おやこ』(ブロンズ新社) 『まる さんかく ぞう』(ぶんけい) メルヘンハウスがセレクトした、赤ちゃん絵本3点セットです。 赤ちゃん絵本は有名な絵本が多く、出産祝いなどで被ってしまうことも多々あります。 しかし、この3冊の絵本は「知られていないけれども、良い絵本」として、赤ちゃんと一緒に大人も楽しめる絵本をセレクトをしました。3冊とも個性豊かで方向性も違うため、あらゆる面で楽しめます。

  • メルヘンハウス オンラインクラブ

    ¥500

    メルヘンハウスでのお客様とのやり取りや講演会など、三輪丈太郎の日々の生態が丸わかりの「丈太郎日記」を中心にメンバー限定の特別なコンテンツです。

  • 【おかいものぶくろ(エコバッグ)の愉快な珍道中!】『おかいものぶくろのうーちゃん』

    ¥1,760

    高畠 じゅん子/作 青山 友美/絵 32P BL出版 【うーちゃんの珍道中が楽しい!そして、うーちゃんは賢い!】 うーちゃんは「おかいものぶくろ」です。いつも、おかあさんと一緒にお買い物に出かけてスーパーでぎゅうぎゅうに色々なものを詰められますが平気です。うーちゃんは強いからです! ある日の夕方、うーちゃんがうたた寝していると、なんと!おかあさんがうーちゃんを忘れてお買い物に出かけていきました。 「あら たいへん!」と、うーちゃんは直ぐにおかあさんを追いかけました。 「おかあさーん、おかいものぶくろをおわすれですよー」と、道端でうーちゃんが言うと、お母さんではなく、誰かのおかあさんが拾いあげパン屋さんでお買い物をして知らない家へ。 そっと、うーちゃんが家から抜け出して道端に出て、おかあさんを探すのですが、今度は男の子の手に!ハプニング続きのうーちゃんは、このままおかあさんに会うことは出来ないのでしょうか? 輪郭がハッキリと登場人物や物などが大きく愛嬌のある表情で、色合いも優しく全体的に「のほほん」とした雰囲気で描かれているので、3才ぐらいの幼児さんから楽しめる内容となっています。 【丈太郎のひとりごと】 なんとなく「この2人(高畠 じゅん子と青山 友美さん)で絵本を作ったら面白そうだなぁ。」と思っていたら、ナント!実現されていました。 そして、その予感は的中!どんなママでも「わかる!わかる!」と頷いてしまう内容。おかいものぶくろと称してますが、エコバッグのことだと思います。ここ数年で一気にエコバッグは必需品になりましたよね! 僕もエコバッグとして薄手のトートバッグを使用しているのですが、たまにリュックに入れ忘れてスーパーで一番小さい3円のビニール袋を買わざる得ない時は、なんとなく敗北感を感じるのです。なんだろう、3円と言えども有料というところに敗北感を感じているのでしょうね。 文章も絵も出来るだけシンプルに描かれているところが、この絵本の特徴であると思います。とにかく最近の絵本は文章も絵も情報量が多くて子どもたちが、その世界観に入る隙間のない絵本が増えています。極端に言えば「教科書」みたいなものです。 しかし、今作のような「余白」のある絵本がしっかりと出版されることに安堵し可能性を感じます。 日常の生活の中での、うーちゃんのちょっとした冒険物語は、子どもたちの感情移入もし易く、結末に安心することでしょう! このコンビで今後も作品が創作されると、もっともっと楽しい作品が出てきそうな予感がしてワクワクします。 まずはこのコンビでの今作をお楽しみください!

  • 【PUNKから見える日本の現在!】★丈太郎的パンクエッセイ付き★『スペクテイター〈54号〉パンクの正体』

    ¥1,320

    エディトリアルデパートメント/作 160P 幻冬舎 【パンクロックの誕生の背景から現代に至るまで知ることにより、現在の日本の在り方が見えてくる!】 イギリスでは1970年代の中頃にパンクロックが流行しました。その背景には当時のイギリスが抱えていた社会問題が大きく関わっています。 その社会問題こそが今日本が抱えている問題点と共通点が多いのです。 原油価格の高騰、極端なインフレ、上昇する失業率など、今まさに日本で問題視されていることなのです。 パンクロックというと、見た目も激しく近寄りがたい若者たちが暴力的に反体制と歌っていると思われているかもしれません。そして、それは一時的な若者の流行であり外見のファッション的な現象だったと考察される専門家もいます。 しかし、その後、世界各地に「パンクロック」が広まり、日本の音楽シーンにもパンクロックバンドが多く誕生し、今も多くのパンクロックバンドが存在します。 それらのバンドはサウンドはパンクであり、歌詞のメッセージは当初の社会に対する不満などを訴えるものではないバンドも増加しましたが、未だ日本のパンクシーンの先駆者たちが「本物のパンク」を還暦を超えても掻き鳴らしているバンドも存在します。 そして、パンクロックは音楽のジャンルに留まらず「パンク的な思想」で行動をしている人なども「パンク」と指すことも出来ます。 例えば東北大震災後の反原発の集会や、沖縄の米軍基地建設への反対の座り込み運動なども「パンク」と言っても過言ではないでしょう。乱暴に言えば、その言動、行動が現在の社会に対しての反対的なものであり、何故反対なのか?ではどうすれば良いのか?自分なりに考えがあってのものであれば、それらは「パンク」と言えるでしょう。 この雑誌にはサウンド面だけのパンクではなく、このような多方面からのパンクの捉え方が漫画やインタビューなどにより形成されていることにより、パンクとは無縁だった方も現代社会を考えるひとつのヒントとして読むことができると思います。 【丈太郎のひとりごと】 「何故、児童書専門店がパンクを特集した本を紹介するのか?」と疑問に思った方は多くいることでしょう。そもそもメルヘンハウスが誕生したのは1973年、初代店主で私の父が「日本ではじめての子どもの本専門店」をオープンさせてのです。 それまでの一般書店でも児童書の扱いがあまりにも酷く1人の青年が「子どもの本屋がないなら自分が作ってうやろうじゃないか!」という熱量だけで、周囲の反対を押し切って行動に移したのです。 そう、つまりは私の父がメルヘンハウスをオープンさせたことが「パンク」そのものだったのです。しかもパンクロックが誕生した同時期に! そして、私は「パンクロック」に大きな影響を受けて今日まで生きています。絵本の中にも「パンク」を感じることが多々あります。それらを子どもたちをはじめ皆さんにお伝えしたいと思っています。 児童書とパンク。相反するようでかなり親密性がある児童書もたくさんあります。 是非とも多くの方に「雑誌」という形態から気軽に手に取って読んで欲しいと思います! なお、ご購入された方には「丈太郎的パンクエッセイ」を同封します!

  • 【今、若手作家でとても勢いのある作家の傑作!】『しんごうきピコリ』

    ¥1,430

    SOLD OUT

    ザ・キャビンカンパニー/作 34P あかね書房 【しんごうきの色って3色だけ?】 信号が青に変わったら、車はどうするかな? とパトカーが信号機の色を見ながら話をします。 ところが、ピコリ! 信号機がとつぜんピンク色に変わりました。なんと車は、さかだちをしなければいけません。 信号機がどんどんめずらしい色に変わるたび、車たちにはいろんなことが起こります。ピコリは何色光るのでしょう?  信号機のルールのお話かと思いきや、ふしぎな信号機のピコリに、パトカーと車たちがふりまわされる楽しい絵本。 オリエンタルチックなオリジナティ溢れる独特な絵で、楽しく次のしんごうきの色はどうなるだろう?とページをワクワク感を見事に描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 ザ・キャビンカンパニーの2人とはデビュー当初からの付き合いで、前店舗ギャラリーで原画展をしたり、ワークショップをしたり、イベントのブッキング企画をしたりと親交があります。 その時に、まさかこんなビッグになるとは思いませんでしたが、未だにフレンドリーでたまにやり取りをしたりしています。彼らとの面白エピソードも沢山あり良き思い出です。 今作は、多作な彼らの作品の中でも代表作と言っても過言でないでしょう? 子どもたちの年齢にもよりますが、2才半〜3才ぐらいから楽しめる絵本です。この絵本が発刊されてからの勢いはとても凄かった覚えがあります。 今作は信号機の色が増えていくとどうなるか?と、子どもたちの想像力を掻き立てるユニークなナンセンス絵本となっています。 特に終盤の色鮮やかで見開きいっぱいに描かれた絵は「明日への希望」とも言えるでしょう! 決して信号機の色を子どもたちに教える「教科書」のようには扱って欲しくない、純粋に子どもたちが想像力を自由に使って色々と考える楽しさを優先してあげて欲しいです。 彼らがブレイクして、どんどんこの世に絵本を送り出している創作の泉が枯れないのは「天才」としか表現できません。 まずは入門編として今作をお手元に!

  • 【在庫僅少本!】★非売品『長新太さん没後20年哀悼フェア 小冊子』付き★『うみちゃんのまど』

    ¥1,320

    SOLD OUT

    中川ひろたか /作 長新太/絵 32P 偕成社 【行くさきは、ひこうきとのしりとりで決まる!】 うみちゃんが1人で窓の外を見ていると、ひこうきが「ブーン」といって通り過ぎました。うみちゃんはひこうきに「おーい、ひこうき!」って言ったら、ひこうきがいきなり、 「なんのようか ここのか とおか」 と言って窓から入ってきました。うみちゃんは変なひこうきと思いながらも乗せてもらうことになりました。ひこうきから見る世界は素晴らしい世界です。海岸線、山々、もこもこの雲、初めて見る景色にうみちゃんもびっくりです。 しかし、行き先はどこでしょう?ひこうきはうみちゃんに尋ねると「しりとり」で決めることになりました。 うみちゃんが「ひこうき」と言うと、ひこうきは「きいろ」と答え、行き先は「きいろのくに」に決まり辿り着いてみると、人も犬も木も道も車もポストも信号も全部「きいろ」の国でした。 さて、しりとりは続き「きいろ」の次にうみちゃんは「ろくでもないくに」と答えました。そうすると、計れないはかり、座れない椅子、蓋の開かないオレンジジュース、被れない帽子、そして、人も動物も変なばかりです。 こうして飽きっぽいうみちゃんはひこうきに乗って、様々なおかしな次なる場所へ向かうのでした。 ショッキングピンクや派手なオレンジやちょっと変わった緑など「これぞ!長新太色!」と言う色がふんだんに使用された絵は、意外にも風景や物などがしっかりとした構図と輪郭があり、お話も起承転結がしっかりしており、しっかりとお話に沿った形で描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 6月ぐらいから始まった「絵本作家・長新太さん没後20年哀悼フェア」ですが、在庫僅少本がどんどん旅立っていくなかで、奇跡的に数作品だけ残っている「在庫僅少本」のうちの1冊です。 このフェアをやってみて、長新太さんの色々な絵本を読むと、ちょっとした特徴が浮かび上がってきました。 それは「長新太が作絵の絵本は炸裂具合がものすごいが、他の作家の書いたお話に絵を描くときは、長新太節はあるものの「ちょっと控えめ」だってことです。 やはり、これはお話の作者への気遣いなんでしょうか?お話を書いた作家は、おそらく皆「長新太節全開!」を期待してのオファーだと思うのですが、何故かしっかりとお話を壊さないように「ほどほどに」描かれているケースが多く見られました。 今作も、中川ひろたかさんのお話自体が既に炸裂しているにも関わらず、しっかりとお話に沿って描かれています。 長新太ファンとしては「もっとやれー!」と思うのですが、このようなお話を書いた作家をしっかりと立てて、自分なりの表現をしている長新太さんは、やはりとても優しい人なんだと思います。 とは言え、それは長新太の絵本に関しての話。他の作家と比べれば「しっかりと炸裂」しているのでご安心を!

  • 【「うろおぼえ一家」シリーズ好きは絶対に好き!】★丈太郎のエッセイ付き★『ビーバーのギイコははこびたい』

    ¥1,650

    出口 かずみ/作 32P ほるぷ出版 【ギイコはとにかく運ぶ!なんでも運ぶ!】 ビーバーのギイコはしょっちゅう何かを運んでいる女の子です。とにかく運ぶことが大好きなのです。 ある朝、ギイコはお母さんに、お父さんのお弁当を運ぶように頼まれ、お気に入りのひきぐるまを一緒に持っていくことにしました。 家を出てすぐに「ねずみほいくえん」の子どもたちが座っていて、訳を聞くと先生が足をくじいてしまったようです。ギイコは迷うことなく、子どもたちと先生をひきぐるまに乗せて運ぶことにしました。 しばらくすると、あひるのおじいさんが散歩の途中で疲れて座っていました。ギイコは迷うことなく「ついでだから」とおじいさんをひきぐるまに乗せて運ぶことにしました。 それからも川を登る途中のさけ、お客さんを乗せて運ぶのに飽きたタクシー運転手と次々に乗せていき、ギイコが気付いた時にはたくさん運ぶことに! さて、ギイコはお父さんにお弁当を届けられるのでしょうか? 独特のキャラクター性を持つ動物たちを、飛び抜けた明るさとユーモアで描かれており、誰もが思わず笑ってしまう絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 作者の出口かずみさんは「うろおぼえ一家」シリーズで一躍注目度があがった作家さんです。 今年(2025年)のメルヘンハウスギャラリーのスタートは、そんな「うろおぼえ一家」シリーズの原画展で幕を開けました。子どもたちとのワークショップやサイン会など、いつもニコニコと穏やかに優しく対応されていたことが印象的で素敵な方でした。 そんな出口かずみさんですが、やっぱり期待は裏切りませんでした!メチャクチャ面白い! 「うろおぼえ一家」シリーズにハマってしまった子どもたちや大人は全員マストな絵本です! 出口さんの作品に「要領の良さ」はありません。むしろ「要領が悪い」のが特徴として挙げられると思いますが、そこに優しさや思いやりみたいなものがユーモアに描かれているため、中毒性があります。 スマートに事が進まないことにイラつくのではなく、良い意味で目一杯の「脱力感」を読者に与えてくれます。 効率化、結果主義、デジタル化など「要領の良さ」を追求する窮屈な生活に追われる日々を過ごしている人に超オススメです! これで良いんです!まさにこれが良いんです! まさにこれこそが「My Way!」

  • 【8月下旬新刊!】『うさぎかぶしきがいしゃ』

    ¥1,540

    ふくながじゅんぺい /作 32P こぐま社 【月にうさぎがいるって、そういうことだったのか!】 夜が終わりになると、まんまるのおつきさまが森の中に静かに着陸します。 「ガチャ」「ウィーン」と音を立てて、おつきさまの入口が開きます。そして、中からうさぎたちが降りて来て、やって来たのは「うさぎかぶしきがいしゃ」と書かれている建物です。 社員はも勿論うさぎたちで、実はつきが空に登るのは彼らの仕事なです。 仕事終わりは楽しいご飯タイムです。飲んで、歌って騒ぎ疲れて、なんと寝坊をしてしまいます。 さて、つきはしっかりと今日も登るのでしょうか?少々不安を抱えながら、、、。 古き良きアメリカンコミックのような色遣いと絵。そして、それを活かすような少しザラついたような紙質。時にコマ割りなったり、見開きいっぱいに描かれていたり緩急のついたページ構成が、読者を飽きさせることなく次のページへ誘導していきます。 【丈太郎のひとりごと】 『へび ながすぎる』(こぐま社)の、まさかの展開に驚いた方も多いことでしょう!今作と比較するとかなりシンプルに、1才半〜2才ぐらいの子どもたちに分かりやすく描かれていたのだと思いました。 そして、今作は『へび ながすぎる』と比較してお話要素の高い、3才ぐらいの子どもからが対象になると思います。 古き良きアメリカンコミックテイストの絵、コマ割り、紙質などが何処か懐かしく安心感を持ってお話を読み進めることが出来るのが特徴です。 月とうさぎは密接な関係性があるのは、皆さんご存知のとおりだと思いますが、それが「うさぎかぶしきがいしゃ」という会社で運営されていたとは驚きです! 株主総会とかあるのだろうか?上場企業なのか?福利厚生とか充実してるのだろうか? 一社会人としては「株式会社」という事もあり、いろいろな憶測をしてしまいます。しかし、子どもにはそんなことは関係せずに楽しめる内容になっていると思います。 それにしても、かなり重要な任務を仕事としている会社の割には「のほほん」と「だらだら」と勢い任せであったり「本当に月をうさぎに任せて大丈夫なの?」と終盤にかけてのユーモア性(心配)があがっていくところが面白い絵本です!

  • 【原画展開催記念!特製「ぬり絵」付き!】★限定20冊!希望の宛名入りサイン本★『くまくまパンまつり』

    ¥1,540

    予約商品

    西村敏雄/作 32P あかね書房 【パンまつりのフィナーレが最高にハッピー!】 どうぶつの国では、年に一度、パンやさんが森の広場にやってきて、パンまつりを開きます。 さるのパンやはバナナジャムの入ったパン、いぬのパンやはわんわんドッグと、ごじまんのパンばかり。お客さんは、木の実やくだものなどをもってきて、パンとこうかんします。 たくさん材料が集まったら、広場に大きなかまがはこばれます。さて何ができるのでしょう? みんなが、もっているものを分け合い、できることをしていく優しい物語。 (出版社紹介文より引用) 【丈太郎のひとりごと】 「くまくまパン」シリーズの最新刊です! 注目すべき点は、今まで既刊の3冊は「くまさん」と「しろくまさん」がメインでパンを作ってきましたが、今作では様々な動物のパンやさんが登場することです。 それぞれの動物のパンが、その特徴を活かされたオリジナリティあふれるパンが色々と登場します。この類のお話だと「パンのコンテスト」みたいな「どの動物のパン屋さんが一番か?」と競い合うような事が多いのですが、そうではなく、「くまさん」と「しろくまさん」が中心になって、みんなで協力して大きなパンを作り上げるのです。 みんなで一つのパンを作っていく光景はお祭りらしく賑やかに、そして、誰もが主役であることが、この絵本を読んだ子どもたちは幸福感や達成感を感じる事でしょう! ★西村敏雄さんは基本的には表舞台に出ない方で、サインなどもあまり描かれません。今回は特別に、しかも「希望の宛名入サイン本」を描いて頂くことを快諾してくれました!とても貴重な機会ですので、お見逃しなく!★

  • 【原画展開催記念!特製「ぬり絵」付き!】★限定10冊!希望の宛名入りサイン本★『くまくまパン いちにちパンやさん』

    ¥1,540

    予約商品

    西村敏雄/作 32P あかね書房 【子どもたちがパン作りに挑戦!】 くまのパンやの「くまくまパン」に、動物のこどもたちが見学にきました。 ぶたくんとうさぎちゃん、りすくんはパンができるところを見てウズウズ。「やってみたい?」と、パン作りに挑戦することに。 作り方を教わったら、それぞれ好きなパンを作ります。でも、りすくんだけ手が小さくてうまくいきません。すると、クマのふたりはこどものころの話をします…。 シリーズ第3弾は、こどもたちが、パンやさんの仕事を体験するお話です! (出版社から引用) 【丈太郎のひとりごと】 子どもたちの職業体験のお話です。子どもたちは「早く大人になって◯△になりたい!」など、カッコいい大人を見ると、その大人の職業に成り立って遊んだりしますよね。 最近では「職業体験」が出来るアミューズメントパークがあったりと、子どもの夢が膨らむようなチャンスは増えていて、とても良いことだと思います。 子どもが実際に大人の仕事を体験することは、その仕事に興味があるか否かは別としても、将来への可能性を広げてくれるものであると思います。 それはこのような絵本の世界からも広がっていくこともあります。 この「くまくまパン」シリーズに共通しているのは「くまくん」と「しろくまくん」が何事にも拒むことなく、前向きに楽しく自分たちの仕事に誇りを持っていること。 この絵本を子どもだけのものにするには勿体無いと僕は思いますす。「絵本は子どもが楽しむもの」という既成概念を崩して大人にも楽しんで欲しいと思います! ★西村敏雄さんは基本的には表舞台に出ない方で、サインなどもあまり描かれません。今回は特別に、しかも「希望の宛名入サイン本」を描いて頂くことを快諾してくれました!とても貴重な機会ですので、お見逃しなく!★

  • 【原画展開催記念!特製「ぬり絵」付き!】★限定10冊!希望の宛名入りサイン本★『みんなの くまくまパン』

    ¥1,540

    予約商品

    西村敏雄/作 32P あかね書房 【王子さまを元気にするのはおいしいパン? それとも…?】 “くまくまパン”は大人気のパンやさん。ある日、くまさんたちは、かばの王さまにたのまれて王子さまのためのパンをつくることに。 くまさんは大きなクリームパン、しろくまさんは長ーいソーセージパンをつくります。 おいしそうなにおいが広がり、お城のまわりにこどもたちが集まるほど。けれども、王子さまは食べてくれません。 そのとき、お城の外から声が聞こえてきて…。どうぶつの国のお城でくまのパンやさんたちががんばります。 (出版社から引用) 【丈太郎のひとりごと】 この2作目も子どもの優しい心情を汲み取り、見事に描かれています。前作とは異なり、王子という立場で、他の子どもたちより優遇されて何一つ不自由のない生活を送っているのに、なぜ王子はパンを食べないのでしょう? 自分1人だけでは得られないもの。それは「共感」や「共有」や「共鳴」です。つまりは「喜びを分かち合う気持ち良さ」が大切であるということ。なんでも思うようになることだけが幸せではないのです。 王子であるが故の「孤独」がお話の芯となり、大人が良かれと思い、我が子を優遇することについての振る舞いは果たして子どもにとって嬉しきことなのか?大人へ対しての投げかけでもあると思います。 一見、子ども向けの絵本のようですが、そのような大人に対しての投げかけも含まれている、親子で一緒にこの絵本を開けば、互いに違う想いを抱いたり、気付きがあると思います。 このようなことが出来るのは「絵本ならではの楽しみ方」ではないでしょうか? 親子で一緒に読むことをオススメします!我が子を溺愛するのもほどほどに。 ★西村敏雄さんは基本的には表舞台に出ない方で、サインなどもあまり描かれません。今回は特別に、しかも「希望の宛名入サイン本」を描いて頂くことを快諾してくれました!とても貴重な機会ですので、お見逃しなく!★

  • 【原画展開催記念!特製「ぬり絵」付き!】★限定10冊!希望の宛名入りサイン本★『くまくまパン』

    ¥1,540

    予約商品

    西村敏雄/作 32P あかね書房 【ここから「くまくまパン」が始まった!シリーズ1冊目となるフレッシュな作品!】 くまさんとしろくまさんがパンやさんを始めました。 くまさんはあんパン、しろくまさんはカレーパンを作るのが得意です。美味しいパンにお店は大人気。 ある日、一番のおすすめをたずねられたふたりは、自分のパンが一番とゆずりません。そして、お店もお休みになってしまいました。 まわりの動物たちが心配していると、かばの王様が「まかせなさい」と立ち上がり…。おいしいパンをめぐって起こるお話が、劇のように読める絵本です。 (出版社から引用) 【丈太郎のひとりごと】 子どもたちの中でも、大人社会でもよくあるようなお話ですよね? 「自分の方がすごいんだ!」というような決して比較しても意味のないこと。そんな意味でとても感情移入がしやすい絵本だと思います。 自分の得意なことを主張していくことも大切ではありますが、他者の良さを率直に認め互いに協力しあい、各々の得意分野が融合し素晴らしいものが出来ていく過程は、子どもたちの日常の体験でもとても大切なことだと思います。 こうして「他者理解」が広がっていく世の中になれば、きっと素敵な世界が広がっていくと思います。子供の頃に絶対に読んでおいて欲しいお話です! ★西村敏雄さんは基本的には表舞台に出ない方で、サインなどもあまり描かれません。今回は特別に、しかも「希望の宛名入サイン本」を描いて頂くことを快諾してくれました!とても貴重な機会ですので、お見逃しなく!★

  • 【8月新刊】★「生きてる喜び」を全身で感じる★『どきどきしてる』

    ¥1,870

    たけがみたえ /作 32P 偕成社 【いろんな生き物の、いろんな「どきどき」が絵本に宿っている!】 にわとりは朝一番の大きな声を出して「どきどき」しています。さなぎはもう少しで蝶になりそうで「どきどき」しています。犬は一生懸命走って「どきどき」しています。 生き物だけではありません。山はお日様が暖かくて、さくらは強い風が吹いて「どきどき」しています。 みんな、この瞬間を「どきどき」しているのです。 版画で描かれた様々な「どきどき」は、ダイナミックさと繊細さが上手く融合し、色鮮やかに「生きる喜び」を、この絵本に彫り込んでいます。 【丈太郎のひとりごと】 たけがみたえさんは、2021年に発刊された『みたらみられた』(アリス館)で知り、そのダイナミックさに心を奪われました。 そして、今作はそのダイナミックさに繊細さも加わり、彩りも鮮やかでページをめくればめくるほど本当に「どきどき」して最終的に「生きてて良かった!」と心から思える力強くも優しさに満ちた大傑作です! なんて言えば良いのか?この絵本を読むと立ち止まっていることが出来ません。こうやって、独り言を書いているのも本当は早く動きたくてウズウズしながら書いているのです。 人や生き物だけではないのです。この世に存在するもの全てが、この一瞬を生きているのです。その一瞬が明日や来週や来月、そして未来へと続いていくのです。 この絵本は「1人でも多くの人に届けたい!」と思います。3歳ぐらいの子どもから大人まで全ての人に。そして「この世に存在する全てのものに感謝して生きていこう」と、ものすごくポジティブな心を持たせてくれます。 この絵本に出合えて良かった! もっと気の利いた言葉があるからも知れませんが、今はシンプルにそう思うのです!

  • 【知ったかぶりじゃダメなんだ!】『わたしたちのふるさとパレスチナ』

    ¥2,200

    SOLD OUT

    ハンナ・ムシャッベク/作 リーム・マドゥ/絵 坂 悦子/訳 鈴木 啓之/監修 37P ほるぷ出版 【行ったことのない私のふるさと、パレスチナ】 私たちはベッドの中で、パパが帰ってくるのを楽しみに待っています。それはパパの話が大好きだからです。その話とは私たちが一度も行ったことがないパレスチナの話です。 パパは子どもの頃、夏になるとエルサレムにあるおばあちゃんとおじいちゃんの家に泊まりに良kました。 おじいちゃんとパパはエルサレムの町を少し進むたびに立ち止まって、みんなに挨拶したり、話をしたりしています。おじいちゃんは「フタール」って呼ばれるその辺りのまとめ役だったので、色々な言葉を話せました。 町は賑やかで色々なお店が並んでいて、みんな楽しげにしています。2人が歩くと、イスラム教のお祈りを呼びかける声や、キリスト教会の鐘の音、昔からの踊りを稽古する子どもたちの弾む声や人気歌手の歌が大きな音で流れていたりしました。 その中でもパパが夢中になったのはジェッラーブ売りです。甘いジェッラーブでいっぱいの水差しを背負ってあちこちを練り歩き、売りにきたことを知らせるために金色のコップとお皿で複雑な美しいリズムを奏でていました。 そんな影響もあってか、パパは今ではプロの演奏家です。 しかし、話はおじいちゃんがハトのカゴを開けて、ハトが空を自由に飛び回るのを操るところを見たのが、おじいちゃんもパレスチナを見たのも、その日が最後だったところで話は終わり、パパにエルサレムにあるみんなの家の鍵を見せてもらうのでした。 細部に至るまで落ち着いた色合いで描かれた絵は、どこか昔のアメリカンコミックのような軽快感があり、エンディングまで描かれていない先を読者が想像し見つけに行けるような助長となっています。 【丈太郎のひとりごと】 今年は戦後80周年ということで、様々な戦争の絵本が発刊されていますが、それは日本の太平洋戦争が終わってから80年経過したということであり、世界各地ではまだまだ戦争や内紛が行われているのです。 しかし、同じような時期の1948年にパレスチナで戦争が始まり「イスラエル」という別の国が出来たのです。エルサレムは半分はイスラエル、半分はパレスチナの人々が逃げ込んだ「東エルサレム」になったのです。そして、今もパレスチナでは戦争が起こっているのです。そして、多くの子どもたちも犠牲にあっています。 この絵本に描かれている「私たち」はパレスチナを知らないパレスチナ系アメリカ人2世なのです。 僕自身も「パレスチナ」とか「ガザ地区」とか、関連する単語はよく耳にしていましたが、詳しいことまで知りませんでした。 この絵本の巻末には作者による言葉の解説やあとがき、そして監修された鈴木 啓之さんの解説が記されているため、それでようやく理解できたことが多々ありました。 今この「パレスチナ問題」に関して、日本の絵本作家たちが立ち上がり、なんとか力になれないか?行動を起こしていたりします。絵本作家だけではなく、様々な人々がもどかしい気持ちでいつも悲しいニュースを聞くのです。 僕も含めて「パレスチナ問題」を知ったか振りするのではなく、このような絵本をキッカケに現状を知り、自分たちが出来ることを模索し行動に移していくことが大切だと思います。 少なからず子どもたちに「パレスチナ問題ってなあに?」と聞かれたら最低限でも、説明できるようにしておきたいと思います。 故郷を知らず、故郷に帰れれない人の気持ち、避難先での過酷な生活。「備蓄米は食えたものじゃない!」と、モノを食べれるだけ幸せなことなのに、そんなことを言ってる自分が恥ずかしくなったりしました。 さて、僕には何が出来るか?これから考えて、即座にやれることから行動に移していきたいと思います。

  • 【今までの作品の中でも最高傑作!と言っても間違いない!】『ちょうちょちょうちょ』

    ¥1,760

    きくちちき/作 24P 偕成社 【ちょうちょに素朴な問いかけが優しく温かい】 「ちょうちょ ちょうちょ どこから きたの?」 「ちょうちょ ちょうちょ なにしているの?」 こんな素朴な問いかけをちょうちょにしながら、自らその答えを想像していきます。 各ページの基本となる色が鮮やかで、ちょうちょがその様々な色彩の中で綺麗な色で力みのない自然体で描かれた絵からは、ちょうちょのイキイキとした生命の喜びに溢れた姿に、思わずうっとりしてしまいます。 【丈太郎のひとりごと】 僕の中での「きくち ちき」という作家のイメージは、どちらかというと「大人向けの絵本を描く作家」でしたが、2017年に発刊された『パパおふろ』、『パパのぼり』(ともに文溪堂)辺りから、「どんどん子どもに近づいているなぁ。」と、近年の作品を観てイメージは変わってきました。 きくち ちきさんの作品は、気負うことなく自然体で筆がスラスラと自然に動いているような躍動感、そしてダイナミックさを感じます。 今作はちょうちょに語りかけるようなリズムの良いシンプルな文章が繰り返されているため、本のサイズからは想像しづらいですが、1歳半〜2歳ぐらいの子どもから楽しめるようになっています。 そして、これは僕の個人的な思いですが、今までの中で最高傑作です!文章は極力少なくし、絵の力をとても感じます。終盤の見開きのページなんかは、その色彩豊かな伸び伸びとしたどこまでも続く風景にとても自由さを感じ、なんだか嬉しくなってしまうのです。 大袈裟に言えば「生きててよかった!」って思うぐらいです。 そんな今作ですが、小さな子どもから大人まで、全身でこの絵本を楽しんで欲しいと思います。

  • 【最後の結末に言葉を失い、そして、平和を誓う】『子どもの十字軍』

    ¥1,760

    SOLD OUT

    ベルトルト・ブレヒト/作 はらだ たけひで/絵 28P ひだまり舎 【ドイツの詩人、劇作家の不朽の叙情詩が現代によみがえる。】 ポーランドで1939年、むごたらしい戦争がありました。子どもたちは戦争のために家も兄弟も親も奪われてしまいます。 東の国々では奇妙な噂が広がります。 「子どもたちばかりの十字軍がポーランドではじまったと。」 子どもたちはお腹を空かせながら歩き、仲間が次々に加わっていきます。子どもたちは、いつか平和の地へ辿り着くことを希望に、道もわからないまま歩き続けるのです。 十字軍の子どもたちは様々な子がいました。ユダヤ人もいれば、敵となるナチスの外交官の子ども、音楽家、犬も立派な仲間です。そして、小さな先生による学校や音楽会、恋も芽生えたが、寒さで愛は続きません。 子どもたちにも他の子どもの十字軍との戦争もありました。しかし、意味のない争いだったため、すぐに終わります。子どもたちで裁判だって開かれました。 お葬式もありました。様々な信仰がある死んだ子どもたちは大地に返しました。信仰も希望もありましたが、肉とパンが足りませんでした。 ひどい吹雪の中で、小さな隊長が方向を示します。 「探し求めるのは平和な土地。大砲もなく銃もなく故郷とはちがう安らぎの土地。」 子どもの十字軍はふえて行きますが、果たして探し求めた地には辿り着けたのでしょうか? 優しい落ち着いた色合いのグラデーションを背景に、切り絵にて制作された絵の数々が子どもたちのその時々の情景に合わせて描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 まず、僕は恥ずかしながら「十字軍」という言葉の意味を知りませんでした。そもそもの意味合いとしては「11世紀末から13世紀にかけて、西ヨーロッパのキリスト教徒が聖地エルサレム奪還を目指して行った一連の軍事遠征のこと。」のようです。 今作にて描かれている「子どもの十字軍」は、歴史的には、1212年にフランスとドイツで、少年少女たちが聖地エルサレム奪還を目指して十字軍を結成した「少年十字軍」という事件があり、悲劇的な結末を迎えたことで知られており、作者のブレヒトも意識していると考えられています。 今年は戦後80年という節目もあり、新しい幾つもの戦争に関する絵本が発刊されています。今作は2023年8月6日に初版発行されています。まさに今この文章を書いている2年前、つまりは広島へ原爆投下された日です。 今作の歴史を調べてみると、どうやら2年前に出版元となる「ひだまり舎」がクラウドファンディングをして資金調達をしたようです。「ひだまり舎」は最近では珍しくない編集から出版、営業までもを1人で行う「ひとり出版社」です。 その「ひだまり舎」の中村さんが「出版の仕事をしていると、どうしてもこの本を自分の手で世に出したい、と思う作品に出会うことがあります。この絵本は、ひだまり舎で、私の手で出版したい、と強く思いました。」とクラウドファンディングのページに記載されています。しかし、そこには大手出版社のように営業力があるところから出版した方が沢山の方々の手に届く為、良いのでは?という葛藤も書かれています。 クラウドファンディングの達成目標額には残念ながら及びませんでしたが、その熱意はしっかりと、この静かな佇まいの絵本に込められています。 そして、表紙には広島市の「原爆の子の像」捧げられた折り鶴を甦らせた再生紙「平和おりひめ」が使用されています。 もちろん、ネタバレになってしまうので子どもの十字軍は最後どうなって行ったのだろう?と言うことは伏せておきますが、僕は読み終えて沈黙の世界へと入っていきました。 そして、しばらくして「やっぱり戦争って何の理由であれ、してはいけないことなんだよな。」と、当たり前のことを心に誓ったのです。 この絵本を何故、2年前の今日にメルヘンハウスに並べられなかったのか?この絵本の存在を見過ごしていた自分の仕入れの選球眼の甘さに反省をしています。しかし、今こうして出合えた訳ですから、これからは常にメルヘンハウスの本棚には並べておきたいと思います。 皆さんの本棚にも、是非とも並べて置いて頂きたいと切に願います。

  • 【送料無料キャンペーン!】「子どもたちに芸術を!」SET

    ¥6,600

    『すばらしい展覧会をつくろう』と『ぼくはアーティスト』の2冊セット ドロ・グローバス/作 ローズ・ブレイク/絵 さとうりさ/訳 40P HeHe 「子どもたちに芸術を!」とArt Bookのような「Art えほん」セットです!

  • 【大好評だった『ぼくはアーティスト』のシリーズ絵本が入荷!】『すばらしい展覧会をつくろう』

    ¥3,300

    ドロ・グローバス/作 ローズ・ブレイク/絵 さとうりさ/訳 40P HeHe 【普段、僕らが観に行く展覧会には、こんなに多くの人が関わっている!】 「すばらしい展覧会はどうやって つくられるの?」 そこには色々な技術を持った人たちが関わっています。まずは展示する作品がないといけません。そこで最初に登場するのは彫刻家と画家の2人。 彫刻家の大きなスタジオには、制作をお手伝いするアシスタントが沢山います。画家のスタジオには沢山の絵の具はもちろんのこと、制作のヒントとなるような色々ものが溢れかえっています。 さて、作品が完成したら今度は美術館へ運ぶ人が必要です。作品が壊れないように丁寧に慎重に梱包されて飛行機や貨物船やトラックなどで美術館まで運ばれます。 美術館に到着すると、展示する作品を選び、並べ方などを考える「キュレーター」という仕事の人がいます。美術館には様々な仕事をする人がいます。 美術館の責任者の館長をはじめ、アートハンドラー、イベントアシスタント、アーキビスト、エデュケーター、コンサヴァターなど、普段聞いたことのない名前の仕事をする人が沢山います。 照明デザイナーや展覧会の本を作る編集者なども、展覧会が始まるまでに仕事を間に合わせなくてはいけないので、大忙しです! こうやって展覧会は様々なプロフェッショナルな仕事の人たちが助け合って、出来ていくのです。 『ぼくはアーティスト』同様、ものすごくカラフルでポップでオシャレに描かれています!それだけではありません。しっかりと各担当の仕事の内容もしっかりと記載されているので、展覧会が出来上がるまでの詳細をワクワクした気持ちで知ることが出来ます。 【丈太郎のひとりごと】 『ぼくはアーティスト』https://shop.meruhenhouse.com/items/85830017 は、作品を作る作家が主役の絵本でしたが、今作はその作家が創ったものを展覧会に展示する、それぞれのセクションのプロたちを取り上げています。 作家の作品をより良く皆んなに観てもらうために、こんなに大勢の人が関わっているのです。アートハンドラー、アーキビスト、エデュケーター、コンサヴァターなど普段聞き慣れない職種があることにも驚きです。 この類の絵本はどうしても説明が優先し、視覚的要素が図鑑のようになってしまうことがほとんどですが、今作はカラフルにポップにそれらの説明もしっかりとされているので、次のページを開くのもワクワクしてしまいます。 一般流通している絵本でないため、街中の一般書店や大型書店では入手できない作品です。しかもそんなに数多く刷られていないため、希少価値もあり興味のある方はお早めにご購入されることをオススメします! 子どもは勿論のこと、大人はアートブックとして楽しめる絵本です。 この絵本を読んでから展覧会などに行くと「あっ、ここは誰々の仕事したところだな!」など、展覧会の違う楽しみ方が出来ることでしょう! さぁ、展覧会に出かけよう!

  • 【大好評のため再入荷!】『ぼくはアーティスト』

    ¥3,300

    ドロ・グローバス/作 ローズ・ブレイク/絵 さとうりさ/訳 40P HeHe 【アーティストとは ものをつくる力があって、つくったものを みんなに 見せてくれる人です。】 「アーティスト」は様々なアーティストがいます。画家、イラストレーター、写真家、木工職人、ガラス吹き職人、テキスタイルアーティスト、環境アーティスト、グラフィティアーティスト、陶芸家など、みんなアーティストです。 アーティストは普段どこで何をしているのでしょう?アーティストはスタジオ(作業する場所)でものを作っています。色々なものを見て、感じて、何もないゼロから作品を生み出すのです。全てが簡単に出来るものではありません。色々と試行錯誤をしながら、様々な作業工程を経て作品が出来上がっています。 この絵本では様々なアーティストのスタジオに、ヴィオラという女性とキットという少年が訪ねていき、色々なものを見たり聞いたりします。そして、自分たちも実際にアートを作ることができるのを感じとります。 色鮮やかにデザイン性が高くポップなイラストで、素敵なアーティストたちやスタジオの様子を描いています。 【丈太郎のひとりごと】 「アート」や「アーティスト」という言葉を聞くと、自分とかけ離れたことや存在に思う方もいるでしょう。しかし、それは違います。普段私たちが生きていること自体がアートなのです。色々な物事を考えたり、実行することは誰もがやっていること。そして誰もが出来ることなのです。 この絵本ではその誰もがアーティストである喜びを、様々なアーティストの様子を見ながら感じることができます。 正直なところ価格は安くはありませんが、その分だけのクオリティの高さとハイセンスさを感じる絵本です。小学生ぐらいの子どもから大人まで、子どもたちは「アーティスト」の存在を知り、大人はこの絵本自体のアーティスティックさを楽しめる絵本です。 この絵本を見ているだけでもカラフルな色使いや洗練されたデザインやイラストに、ワクワクしてテンションが上がります!

  • 『ミミとピギーのベネチアりょこう』

    ¥1,760

    たしろちさと/作 48P BL出版 【憧れのベネチアをミミとピギーと一緒に旅行に出かけよう!】 さやちゃんのぬいぐるみの、うさぎのミミが大親友のぶたのぬいぐるみのピギーが、イタリアのベネチアへ旅行に行きます。飛行機で12時間、それから電車に乗り換えて、ついにベネチアに到着! ベネチアは自動車が一台も走ってなくて、バスもタクシーも全て船なのです。早速、2人は水上バスに乗ってベネチアを優雅で綺麗な街並みを見ながら途中下車をしました。 ピギーとミミは、はぐれて迷子にならないように手を繋いで、街を散策する約束をしました。手を繋いで歩いていると、ミミは美味しそうなお菓子屋さんショーウインドに見惚れてしまいます。一方、ピギーも雑貨屋さんのショーウインドに夢中になって、お互い手を離してしまい、ミミは美味しそうな匂いに釣られてお店の中に入ってしまいました。 ミミは相変わらず雑貨屋さんのショーウインドに夢中でミミが横にいるものだと思い「みてみて」と話しかけますが、ピギーが見当たりません!ミミはピギーが迷子になってしまったと思い、ベネチアの街の中を駆け回ります。ひとけのいない路地まで必死に探しますが一向にピギーが見当たりません。 ついにミミは泣き出してしまいますが、男の子が声をかけてくれ、良いアイディアを教えてくれたのです。それを聞いてミミはまた街並みを駆け抜けます。 果たして、ミミはピギーに再会することは出来たのでしょうか? 落ち着いた色彩の配色が、古都ベネチアの風景をとても美しく、またミミがピギーを見つけるようなストーリー展開になっているので、ベネチアの至る所の風景がどのページでも楽しめるように描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 たしろちさとさんの作品は、『くんくん、いいにおい』(グランまま社)であっったり、『せかいいち まじめなレストラン』(ほるぷ出版)などで存じ上げていました。 そして、2023年に絵本デビュー作として2001年に発表された『みんなのいえ』(文溪堂)が復刊されて、この作品が僕にとても響き、たしろちさとさんをちょっと深掘りしてくと、数多くの作品を発表されていることに驚きました。 「まだまだ勉強不足だなぁ」と、たしろちさとさんの絵本を少しずつ仕入れていくなかで、今作『ミミとピギーのベネチアりょこう』に出合い、2014年にイタリアのボローニャで開催される「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」でイタリアに行ったこともあり、街並みなども似たところもあり、懐かしく眺めていました。 たしろさんの描く絵はしっかりと正確な構図の完成度と独特の絵の所々で表現されている擦れさ具合などがとても魅力的で特に歴史的建造物が多く登場する今作は、そのオリジナリティな画法が一番活かされているように思いました。 「これは原画が観てみたい!」 と思い、早速出版元のBL出版社へ連絡し、たしろさんの承諾も頂き、両者のご協力があり、念願の原画展を開催できることになりました。 この絵本はその素晴らしい構図から、客観的に絵本を眺めていると言うよりかは、ミミとピギーの後ろについてベネチアを歩いているような感覚に陥るような不思議な魅力があります。 この絵本を開けば、いつ何時何度でもベネチアに行くことが出来るのです! メルヘンハウスのギャラリーはこの夏はベネチアです。 みなさん、メルヘンハウスにお越しの際は、パスポートをお忘れなくお越しください!

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