


【おばけに興味はあるけれど怖いのは苦手!という子どもに最適!】『おばけのきもだめし』
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内田 麟太郎/作 山本 孝/絵 32P 岩崎書店
【おばけ同士が、きもだめし大会?】
おばけの子どもたちが震えています。その理由は今夜はきもだめし大会が行われるからです。
閻魔さまが登場し、最後まで森を抜けてきたおばけには、たい焼きを与えるというのです。そして叫びました。
「さっさと、いけー!」
みんなはおばけの森へ飛び込んで行きましたが、みんな怖いので早く抜け出そうと必死です。
森の中では、みんなで少しずつ前に進みます。
「でたーっ」
みんなが腰を抜けしました。おおダヌキが出てきて、どの子からかじろうか考えていると、「ろくろくび」が驚いて持っていた提灯を投げたのが、おおダヌキの尻尾に当たり燃え出し逃げていき何とか難を逃れることができました。
そして、またみんなで少しずつ前に進みます。
「でたーっ」
今度はガマガエルが登場!その後も「やまんば」が出てきたり、最後まで目が離せないスリリングな「きもだめし大会」を楽しむことができます。
お話の流れは、しっかりとした場面説明と雰囲気がバランス良く書かれており、くっきりと輪郭線があり見易く、おばけなのにみんなカワイイうえに、随所に散りばめら描かれた「小ネタ」なども見応え十分に楽しませてくれます。
【丈太郎のひとりごと】
「おばけや幽霊や妖怪の出てくる絵本はありますか?」と、よく聞かれることがあります。
しかし、中には「リアルな描写なものは怖い」とか言われることがあります。そんな時にオススメなのがこの絵本です。
お話もユーモアがあり、登場するおばけたちも子どもたちなので可愛く描かれています。2014年に発刊されて既に14刷もされている程、人気があるのです。
緩急のあるストーリーとポップで見易く細部に至るまで丁寧に描かれているので、何度読んでも楽しめます!
昨今、児童書業界では重版(新しく刷られない)されず、初版で終わってしまう絵本も沢山ある中でコンスタントに読み継がれ版を重ねていくって、実はすごいことなのです。
おそらくこの絵本に関してはこれからも地道に版を重ねていくことでしょう!それはこの絵本の普遍性によるものだと思います。
時代を選ばない「ポップなおばけ絵本」をお楽しみください!
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