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【原画展開催記念!】★宛名入りサイン本★『ぼくがここに』

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まど・みちお/作 きたむらさとし/絵 32P 理論社

【偉大なる詩人、作詞家「まど・みちお」の代表作が絵本に!】

なにかが、そこに「いる」。なにかが、そこに「ある」。ただそれだけのことが、どんなにかけがえのないことなのか……。

まど・みちおの代表作であるこの詩に向き合うことは、まるで「大きな謎解きのようだった」と画家は語る。とてつもなく大きな、宇宙的なものに守られている……そんな安心感につつまれる絵本。

没後10年を記念して刊行が続く「まど・みちおの絵本」シリーズの一冊。

【丈太郎のひとりごと】

「まど・みちお」という名前を知らなくとも、彼の詩や歌の詞は絶対にどこかで聞いているはずです。例えば、「ぞうさん」「おさるがふねをかきました」「やぎさん ゆうびん」「一ねんせいになったら」などが有名な作品です。

詩というものは、表現したい想いを短い言葉に乗せて表現されるものであり「言葉を削ぎ落とす美学」とも言えるでしょう。そして、その少ない言葉から、その詩を手にして見た読者が自由に想像する楽しみがあります。

今作はそんな「まど・みちお」の詩に、絵本作家・画家のきたむらさとしさんが絵に起こして絵本となっています。「大きな謎解きのようだった」と、きたむらさんが語るように、この詩に対してどの言葉を拾い場面として絵に起こしていくのか?これはとても大変な作業であったと思われます。

イギリスでの生活の長かったきたむらさんの描く絵は、絵本に書かれた「きたむらさとし」という名前を見なければ、海外の作家と思われるお客様もメルヘンハウスでは多くいらっしゃいます。

今作においてもそのような雰囲気は健在でありながらも、排他的な都会の喧騒の濁った薄い色使いから、自然に向かって行くに連れて色彩が鮮やかにくっきりとなっていくページをめくる度にそのグラデーションがポジティブに変化していくことが、読者の心情をきっと揺さぶることでしょう。

しかし、それらは見事に詩の世界観を壊すことなく、詩に沿って描かれながらも、きたむらさんの感じ取った風景が既に自分のものとして見事に描かれています。

僕は、世界各地で起こっている紛争や内戦や戦争、自然環境破壊、デジタル社会など、僕たちが住む地球上の至るところで「本当にこのままの世の中で良いのだろうか?」と疑問に思いながらも、自分の無力さ、小ささを感じる時があります。自分の存在意義に疑問を持ってしまい「何の為に生きているのであろうか?」と考えてしまうことも。

しかし、この詩からは、そんな自分の不安定な気持ちを払拭させるような「生きている存在意義」が明言されています。そして、この地球ではどんなものでも守られていると安心感も与えてくれます。

この絵本は、きっと皆さんにとって「生きていること、生きていくことのお守り」のような存在になるような気がします。

子どもから大人まで、多くの人々の手元にこの絵本が行き渡ることを切に願います。

ご注意:ご購入時の入力フォームにある「備考欄」に必ず、書いて欲しい宛名を記載することをお忘れのないようにお願いします。「備考欄」に記載のないものは、きたむらさとしさんのサインのみとなりますので、ご注意ください。

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