『きかせてあなたのきもち　子どもの権利ってしってる？』

長瀬 正子/作　momo/絵　32P　ひだまり舎

【子どもにも主張する権利があります！】

たのしい、うきうき、きもちいい、さびしい、いらいら、わくわく、かなしいなど、同じきもちだなと思う子はいますか？

「子どもの権利ってなあに？」と題して、子どもたちのその時の率直な気持ちを態度に示して良いことが色々と書いてあります。

子どもの権利とは、我慢することなく子どもの主体性において表現する自由があるということです。ついつい、子どもたちは「こんなことを言ったらワガママかな？怒られるかな？」と心配になりますが、そんなことはありません。

積極的に自分の気持ちを表現していけば良いのです。その権利はどの子どもでも持っておるものなのです。表現方法は自由です。うまく言えなかったら、文字や絵で描いても良いのです。

このようなことが、Q1〜Q10に分かれて記されています。

子どものさまざまな表情を優しい絵で豊かに描かれています。

※付録はワークブックは、好きなように気持ちを書いたり、イラストを塗り絵にしても楽しめます。

【丈太郎のひとりごと】
大人は子どもから何か言われると、ワガママだとか我慢が足りないと思いがちです。しかし、私たち大人にも様々な権利があるように、子どもたちにも権利はあるのです。

もっと子どもたちをしっかりと見て行きたいと思います。
子どもだけでなく、大人にも読んで欲しい絵本です。