


【気持ちの良い朝を迎えるために寝る前に読みたい絵本!】『おはよう』
¥1,650 税込
残り1点
別途送料がかかります。送料を確認する
及川 賢治/作 32P 講談社
【さんかく と しかく と まる が そろうと なんとなく すごいこと が おこっているのです】
お父さんは読みかけの絵本を手に持ったまま寝てしまいました。横向きになったお父さんの大きな顔が目の前に広がっていて、鼻からはいびきが聞こえてきます。
僕は上を向いて仰向けになり、変なシミがあり座った猫の似ています。それから僕はうつ伏せになり、四角い枕に顔をつけて息を吸いました。そして、今度は横向きになり窓の方を向きました。
よく見ると窓に大きな三角のものがあります。近づいてみるとお父さんの鼻でした。僕は四角い枕を顔が突き抜けていました。
「あとは まるを まつだけだ」
三角は言いました。三角と四角の僕は並んで窓に座って、まるが来るのを待っています。
空がだんだんと明るくなって夜明けが近づいてきました。そして、まるがやってきました。
まるの正体とは?
クレヨンのような粗い線とベッタリと塗られた風景が上品にマッチングして、色の配色がとてもセンスよく、夜から朝を迎える光景が温かく描かれています。
【丈太郎のひとりごと】
大活躍のユニット「100%オレンジ」の及川賢治さんのソロ作品です。「100%オレンジ」は僕がまだ20代の頃(25年ぐらい前)に突如出現し、あらゆる雑誌や広告媒体でよく見かけた人気のユニットです。
その頃から、オリジナリティに溢れた画風で、とても注目を浴び大活躍をしていました。
そんな「100%オレンジ」ですが、イラストレーションばかりが注目されている中で、実は絵本も2000年代初頭からコンスタントに出版されており、赤ちゃん絵本から大人向けのアート性を重視した絵本までジャンルも幅広く、毎回、新刊が出る度に「最高傑作!」と思えるような絵本で、今でも進化し続けています。
画風はパッと見たら「これは100%オレンジだな」とオリジナリティが高い絵本が多いですが、2020年に発刊された『ここは』(河出書房新社) https://shop.meruhenhouse.com/items/84131535 では、小説家・詩人として活躍されている最果タヒさんのお話に今回と同じく絵を「及川賢治」として描かれて意いるのですが、それは今までの「これは100%オレンジだな」と分かる絵ではなく、最初は及川賢治さんが描かれてた絵とは思いもよらず、素晴らしいものでした。
そして、今作はお話も絵も及川賢治さんが担当し、100%オレンジらしい絵で描かれているのですが、ストーリーがとても良く書かれています。お父さんが寝静まった後の「ぼく」が一人で見ている視線の先に何があるのか?そして、「ぼく」だけが体験する不思議なファンタスティックな夜をシンプルなテキストで表現されています。シンプルが故に読者がその世界観に入り込める「余白」が沢山あり、「ぼく」と三角と一緒「まる」を待つ夜を過ごしたいと思うことでしょう!
寝る前に読むのがオススメです!
新作が出る度に、僕らを驚かせ喜ばせてくれる100%オレンジはこれからも大注目です!
-
レビュー
(8)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥1,650 税込