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【「春の絵本」を探している保育園、幼稚園の先生たちにストライクゾーンど真ん中!】『20ぴきのピクニック』

¥1,650 税込

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たしろちさと/作 32P ひかりのくに

【春のピクニックは特別!今すぐにでもピクニックへ行こう!】

人間の家の床下にはねずみの家があって、おとうさん、おかあさんと18匹の子ねずみと全員で20匹の大家族です。

人間の家から「きょうは たのしい ピクニック」と声が聞こえてきました。あれあれ、耳を澄ますと床下のねずみの家からも「きょうは たのしい ピクニック」と小さな声が聞こえてきました。


「ピクニックって なあに?」と子ねずみ中にはピクニックに行ったことがない子もいます。
お弁当を皆んなで作って、さあ出発です。道中、気が先走って走っていく子ねずみや、転んでしまった子ねずみもいます。

さあ、つきました。公園に着いたら早速、たんぽぽを吹いてみたり、大葉子の草で綱引き、おとうさんがつる草で作ったブランコで遊んだり、おかあさんは花輪の作り方を教えたり、花輪の電車で藤の花のトンネルをくぐったり、春にしか出会えない草花で思いっきり楽しみます。

そして、いよいよお待ちかねのおべんとうの時間です。みんなで作ったおべんとうを春の公園で食べるのは格別です!

春の陽気がとても丁寧に優しく描かれているため、この絵本を読むとすぐにでも「春のピクニック」に出かけたくなります。

【丈太郎のひとりごと】

この絵本の作者であるたしろちさとさんの魅力は、何と言っても細部に至るまで丁寧に優しい色合いで描かれた絵と、ストーリーの中に入りやすい「余白」を感じる最小限に留めたテキスト(
文章)にあると思います。

この絵本は、たしろちさとさんの最新作です。僕は『みんなのいえ』( https://shop.meruhenhouse.com/items/84164157 )がとても好きで、たしろちさとさんの絵本デビュー作として2001年に発表され、新たに描き下ろされた絵も加わり、二十数年の時を経て再度2023年に発刊されたのです。

ボロボロの廃墟に次々と旅人が現れ、それぞれが家を直していく様子が断面図で描かれていて「断面図好き」の僕にはたまらない絵本で、そこから、たしろちさとさんの事は、数々の絵本で知っていたのですが、一気にファンになりました。

この絵本にもそんな家の「断面図」が少しだけ描かれており、嬉しく思っています。

何はともあれ「春のピクニック」の心地良さがとても伝わってくる絵本で、春ならではの草花が登場することで季節感を存分に味わうことができます。

絵も伸びやかに大きく描かれているため「春の絵本」などを探している保育園や幼稚園の先生方の求めている要素が詰まっているので、園で子どもたちと読むことに適していると思います。

もちろん、ご家庭でも子どもと一緒に読んで、ピクニックに出かけるのも良いでしょう!

春爛漫のオススメの絵本です!

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