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【自分で食材を育て、収穫して、調理する喜び!】『フルールヴィルのいちねん にわからうまれた せかいのレシピ』

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フェリシタ・サラ/作 石津ちひろ/訳 40P BL出版

【にわからうまれる、せかいのごちそう】

フルールヴィルのまちでは、みんな庭やベランダやバルコニーで野菜やくだものを作っています。ライラックどおりの住人たちも、まちに住んでいる人たちも、にわしごとにおおいそがし。

とれた野菜やくだもので、おいしい料理をつくります。4月はアスパラガスのキッシュ、5月はグリンピースのスープ、7月はザジキ、11月はバターナッツカボチャのケーキ……。

1年を通して、その季節にとれる野菜やくだものと、それを使った世界各国の料理が次々と登場します。

やわらかなタッチで描かれた庭仕事や食卓のシーンは、細部までじっくり描き込まれていて、ページのすみずみまで見ていて飽きません。また、様々な緑色をベーシックに洗練された配色で描かれており、個性のある絵ではあるのに読み手の好みを左右しない、誰もが穏やかな気持ちになれる絵がとても素敵です。

【丈太郎のひとりごと】

野菜が育つ様子と、その野菜を使った世界の料理が一緒に描かれている絵本って、あまりないような気がします。この絵本はその両方を一冊で楽しめて、しかも、とてもアーティスティック!

家庭菜園をしている家庭はもちろん、スーパーで見かける野菜がどうやって育つのかを知らない子どもたちが読んで「この野菜、育ててみたい!」「この料理、食べてみたい!」そんな気持ちが芽生えるきっかけになるのでは?と、子どもだけではなく大人にも響くと思います。

それにしても僕の普段の食生活は、スーパーで売っている野菜や肉や魚、調理済のレトルト食品や冷凍食品などがほとんどで、それらの裏に記載してある原材料などには、ケミカルな言葉がズラーッと表示されています。この絵本とは真逆な食生活、、、。

「身体に良くないだろうなぁ」と思いつつ、ついつい楽な食生活を送っています。この絵本に描かれているような春夏秋冬を感じながら、季節野菜を収穫し料理する生活に憧れはありますが、中々できないもどかしさを感じます。

しかし、ちょっとだけ意識するだけで食生活の習慣も変わり、身体も喜ぶようになれば良い思考を持って毎日を楽しく過ごすことが出来るのではないかと言う期待も!

「ウチには庭がないからなぁ」とマンション暮らしの僕だって、ベランダで家庭菜園をすることだって出来るはず。

この絵本から醸し出されている穏やかな空気感を少しでも体感してみたい。

そうだ!今度の休みはホームセンターへ種を買いに行こう!←これが正解か否か?自分でも葛藤、、、。

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