『せかいいちのスピードレース』

中垣ゆたか/作　32P　交通新聞社

【なんでもありの のりものレースが　はじまる！】

「いよいよ　せかいいちの　スピードレースの　ひが　やってきました！」

実況レポーターとカメラマンのコンビが出会ったのは、自慢の愛車で続々と会場にやってくる参加者たち。

そのクルマたちは全て個性的過ぎて「こんな車で走れるの？」とツッコミを入れたくなるばかり。例えば石でできた頑丈なクルマに、と～っても長いクルマ、未来のクルマ、ハイパートレイン、そうじきカー、ダジャレのようなスニーカー！

緻密な絵を描くのを得意とし特徴となってなっている作者が描く、ポップでユーモアあふれる楽しいおはなしお話です。

あくまでもスタート地点にびっしりと集まった、クルマと観客たちが集まるまでのお話で、レースはどうなったの？そこから先のレース展開は、子どもたちが自由に想像して楽しむことでしょう！

【丈太郎のひとりごと】
作者とも親交が深いので、この絵本について色々と話したけれど、僕らは音楽にしろ、映画いにしろ80年代のエンターテイメントが大好きで、僕が「この絵本は、映画「キャノンボール」 (https://www.youtube.com/watch?v=A8kQEQ_IXR4) を彷彿させる！」と言ったところ、やはり意識しているようでした。でも、良い映画なのにあんまり知られていないんだよなぁと2人で話しました。

この絵本を読んだら映画「キャノンボール」を観ることをオススメします(「キャノンボール2」もあります)！