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『つるわるつ』

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林木林/作 岡本よしろう/絵 28P 文研出版

【前から読んでも後ろから読んでも同じ文章!】

この絵本は回文で書かれています。回文とは「前から読んでも後ろから読んでもまったく同じ音になる単語や文章」のことを言います。

タイトルの『つるわるつ』は「つるワルツ」なんですね。つるが舞踊会の招待状を書き、いろいろな生き物やモノたちが参加します。そのワルツを踊っている姿を表現しているのが回文です。

最初は「つるわにわるつ」はつるがワニと踊っています。そこから蚊、カニが加わり、イカや貝とどんどんワルツの輪が広がっていくのですが、その回文がどんどん長くなっても、前から読んでも後ろから読んでも同じ文章です。

画面いっぱいに描かれた絵はユーモアに溢れていて、回文をより一層楽しく見えるよう描かれています。

【丈太郎のひとりごと】
僕は回文と言っても「しんぶんし」、「やおや」ぐらいしか思いつきません、、、。どちらから読んでも同じ文章を作れる人は結構すぐに出来てしまんですよね。回文が得意な人は、頭をで考えるよりかは感覚が培われているのかもしれませんね。

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