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『ごぼうせんせいのいそがしいいちにち』

¥1,430 税込

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植垣歩子/作 32P 佼成出版社

【ごぼう先生の優しさが伝わってきます】

ごぼうクリニックはいつも患者さんでいっぱいです。先生の親切な診察が大人気で、待合室にもたくさん野菜たちがいます。

すっかりしおれたこまつなさんがやってきました。昨日バトミントンをしていたら力が出なくなったようで、元気がありません。ごぼう先生は水が足りないので、看護婦のしいたけさんに水風呂にこまつなさんを入れるように指示をします。

今度はレタスさんが頭がかゆいと診察を受けます。アブラムシが沢山ついているようです。薬を出すので薬局に行くように言いました。ごぼう先生はいつだって落ち着いています。

お昼からは赤ちゃんの健康診断です。元気な赤ちゃんたちに、ごぼう先生はいつでも笑顔です。

こうやって、ごぼう先生が診察をしていると「う〜う〜う〜!」と救急車でじゃがいもさんが運ばれて来ました。幸いじゃがいもさんは軽傷でしたが、少しだけ入院することになりました。

仕事が終わって家に帰ってホッとしてうとうとして眠ってしまいました。顔を洗ってさっぱりしようとしたその時、鏡を見ると黄色いブツブツがあります。「なんだこれは?!なんの びょうきだ?と先生が考えていると、、、。

待合室、診察室、薬局など、この絵本では細かいところまで描かれているので、何度見ても楽しめます。

【丈太郎のひとりごと】
病院に行くのはいまだに緊張しますが、ごぼう先生のような人柄なら安心して病院に行けますね!この絵本を読むと病院嫌いな子などと読むと病院への恐怖心がなくなるかもしれません。

それにしてもこの絵本に出てくる野菜たちは、みんな良い笑顔をしています。この絵本を読むとなんだか優しく穏やかな気持ちになるのです。それはおそらくごぼう先生の優しさが伝わってくるからでしょう。

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