『りすのエドモン つきよのパーティー ムック』
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アストリッド デボルド/作 マルク ブタヴァン/絵 藤本 いずみ/訳 28P ロクリン社
【勇気を出して一歩踏み出してみたら、、、】
りすのエドモンは、栗の木の真ん中あたりに住んでいます。エドモンは引っ込み思案で出かけることは滅多にありません。家で1日中ジャムを煮たり、冒険物語を読んだりしています。
栗の木の最上階には、みみずくのジョルジュが住んでいます。エドモンと違って一日中外に絵かけては、変装用の衣装を作るためのものならなんでも拾ってきます。
霧の木の1階には、くまのエドアールが住んでいます。新しい季節が来るたびにパーティーを開くので有名です。パーティーのお知らせはみんなにとって特別なものです。パーティーの話題で持ちきりになります。みんながざわめいていると、エドモンはダンスに歌におしゃべり、パーティーって楽しいんだろうなぁと思いますが、引っ込み思案のエドモンはどうしたら良いか分からず、結局はいつも家で一人ぼっちです。
さあ、いよいよパーティーの夜です。エドモンも今夜ばかりはパーティーに行きたいと思いました。でも諦めてパーティーの賑やかな音楽が聞こえるように窓を大きく開けました。とても楽しそうな音楽が聞こえてきますが、エドモンは楽しくありません。急いで窓を閉めて灯りを消したちょうどその時、誰かがドアをノックしました。ジョルジュがジャムのいい匂いにつられてやってきたのです。
ジョルジュは変装をしてパーティーに行こうとエドモンを誘います。そして、エドモンはちょっと勇気を絞ってパーティーに行くことにしました。そしたら、、、。
各ページの背景色が全て蛍光色のような色鮮やかで、細かいところまで丁寧に描かれています。
【丈太郎のひとりごと】
みんなに言うと「嘘でしょ?」と言われますが、僕も実は引っ込み思案です。なのでエドモンの気持ちもすごくわかります。しかしちょっとだけ勇気を出して出かけていくと、思いもよらない楽しいことや出会いがあったりします。
自分の性格を受け止めながらも、あえて逆のことをやってみると新しい世界が待っていると思い、僕も色々なところへ出かけるようにしています。
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