『ゴムブタボート』
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中川 ひろたか/作 日隈 みさき/絵 32P 岩崎書店
【こぶたが飛んで大きくなって、しかもボートにも!】
ある日、こぶたが草の根っこを食べていたら、カラスがこぶたのことを顔もお腹もピンク色でみっともない。空でも飛んで冷やすがいいと、からかいに来ました。こぶたは言われた通り崖を予備のぼり「エイヤッ」と空を飛びました。
初めてでしたが意外とうまく飛べて、こぶたは喜びました。飛んでいくうちにこぶたは大きくなっていき、町は模型のようになるぐらいでした。こぶたが困っていると、またカラスがやってきて、こんな大きな豚なんか見たことない、川にでも行って冷やすがいいと、またこぶたをからかいます。
大きくなったこぶたは、そんなもんかと川に行きました。川には沢山の動物たちが集まっていました。しかし、ピーマンモスやすいか模様のしまうま、ビール頭の麒麟など、みんなどこか変わっています。そして、こぶたはゴムボートさんと呼ばれ、動物たちが次々に乗ってきました。
みんなを乗せたゴムブタボートは川を下っって行きます。さて、ゴムブタボートはどこまでいくのでしょうか?
奇想天外なお話を可愛らしく大きくはっきりした絵で、全体が明るいトーンで描かれており、ページをめくり進めるのが楽しい絵本です。
【丈太郎のひとりごと】
ユーモアに溢れているこの絵本ですが、どこか気が抜けたような脱力感があり、リラックスして読み進めることができます。
どんどん変わる自分の置かれた状況をそのまま受け入れていくこぶたが、とてものんびりとした良い空気感を出しています。
あまり深く考えることなく、この絵本に身を委ねてみると、きっと良い意味で脱力していくことでしょう!
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