『もしものくに』

馬場のぼる/作　32P　こぐま社

【楽しい空想の世界へ！】

「もしも はねが あったら・・・・・・」
「もしも こびとに なったら・・・・・・」

12人の子どもたちと一緒にもしもの国へ行ってみましょう！
もしも、羽があったら空を飛んで好きなことができます。小人になったら草むらで遊ぶこともできます。

こうして、「もしも」が続きます。おさるになったら？動物園の人間と動物がアベコベになったら？おばけやしきがあったら？など空想の世界が広がります。

大人気の「11ぴきのねこ」シリーズの作者が、ユーモアたっぷりに少し懐かしい漫画のような絵で、面白い「もしも」を描いています。

【丈太郎のひとりごと】
作者の馬場のぼるの絵は、「11ぴきのねこ」シリーズで見慣れているせいか、安心してみることができます。というよりかは、どこか懐かしい昭和テイストを感じます。

「もしも」という空想をたくさんしてみると、色々と浮かんで来ますが、ここでは現実離れしたっユーモアな空想ばかりで読者を楽しませてくれます。