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『さぼてんぼうや』
¥1,485
石津 ちひろ/作 田中 六大/絵 28P 世界文化社 【面白くも温かい、兄弟愛と友情のお話】 さぼてんぼうやのさぶは、朝にカーテンを開けると久しぶりに太陽の光が差し込んでいました。 「ぼってん!」 ママはせっかく天気が良いのだから外で遊んできた方が良いと言いました。こうして妹のはなこと二人で公園に行って見ると、ついた途端さぶは思わず叫びました。 「ぼってん!」 何故なら公園で大好きなお祭りが開かれていたのです。早速、くじ引き会場へ向かうと妹はさぶが欲しがっていたサッカーのユニフォームを当てましたが、さぶが当てたのは小さな赤いリボンでした。 公園でお祭りを楽しんでいると「きゃーっ」と言う叫び声が聞こえました。うさぎのみみちゃんがぶたのぶーたんにペンダントを取られて泣いていました。 さぶはぶーたんに「とげアターック!」をしてペンダントを取り戻しましたが、形が随分変わってしまっていました。悲しそうなみみちゃんを見てさぶは良いことを思いつきました。それは、、、。 わかりやすく大きく描かれた絵はとても見やすく、起承転結のしっかりしているお話を賑やかにしてくれいます。 【丈太郎のひとりごと】 「これぞ絵本!」と言わんばかりに、わかりやすいお話でありながらも面白い!そして安心感と安定感を感じます。 子どもたち誰もが入りやすい展開になっていて、読み手を選びません。絵もわかりやすく楽しく描かれているため、きっとどんな子どもたちにも受け入れられる絵本だと思います。
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【とにかくオシャレな幼年童話!】『こんにちは、アンリくん』
¥1,980
エディット・ヴァシュロン/作 ヴァージニア・カール/作・絵 松井るり子/訳 240P 徳間書店 【ユーモアなお話とオシャレな絵バランスが素晴らしい!】 この本には「アンリくん」、「かさ」、「なんようび」の3つのお話が書かれています。 例えば「アンリくん」なんかはとても面白いです。 アンリ君はフランスに住んでいて大家族です。猫のミシェルくんもフランスに住んでいて大家族です。アンリ君は母さんに頼まれて魚を買いに行きます。猫のミシェルくんも同じく母さんに頼まれて魚を買いに行きます。 ところが二人が買おうとしたのは同じ一番大きな魚でした。互いに取り合いになりますが、「あっ、そうだ!」と同時に言いました。そして、二人が考えたこととは? フランスの国旗の色である、青、赤、白を基調として描かれた絵は、とてもポップでオシャレで読みながらワクワクしてしまいます! 【丈太郎のひとりごと】 とにかく全てがオシャレでポップでキュートで、手にするだけで楽しくなってしまいます! お話も幼年童話としてちょうど良い文章量で、ユーモアに溢れているのでとても読みやすいです。そしてそのお話をもっとカラフルにしているのが、ポップな絵の数々! 読了後の感想はとにかくポジティブな気分に浸ることになるでしょう。スキップしたくなるような軽快さです! もう表紙買いしても良いぐらい中身は保証します! 大人の僕が言うんだから、大人だって読み終わったらスキップしたくなりますよ!
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【大人が読んでもグッとくる!幼年童話】『ひとつのねがい』
¥1,430
はまだ ひろすけ/作 しまだ しほ/絵 31P 理論社 【街灯の儚い夢のお話】 ある町はずれに、1本の街灯が立っていました。そこはあまり人通りのない、小路の角でありました。 街灯は毎晩のように心の中で、自分の一本足もよぼよぼで風が荒れだしたら、もう何もかもおしまいだと思っていました。しかし、街灯にはひとつの願いがありました。その願いを想い、街灯は少し強い風が吹いてもぐっとこらえていたのです。 そのたったひとつの夢とは、一生に一度だけで良いから星のような灯りになってみたいと言うことだったのです。その願いを抱いて何年も立ってきたのです。 しかし、人間も黄金虫も蛾も誉めてくれるどころか街灯の灯りをけなすばかりです。それでも街灯は決心をして頭をしっかりと持ち上げて灯りが明るくなりました。 そこにお父さんと10才ぐらいの男の子が現れました。そして、男の子が言った言葉に街灯は、、、。 1ページずつの絵が1枚の絵画のように美しく、お話の内容ととても合っています。 【丈太郎のひとりごと】 ここでは結末は書きませんが、なんとも言えない気持ちになりました。 街灯のはかない夢はどうなるのでしょう?力強く信念を持っていれば必ず願いは叶うのでしょうか?小学低学年の子どもが対象ですが、大人が読んでも素敵なお話です。 子どもだけで読むのも良いですが、大人が一緒に読むこともオススメします。もちろん、大人だけでも!
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【おはなし会の導入で活躍!】『いちごりら』
¥1,595
SOLD OUT
麻生かづこ/作 かねこ まき/絵 26P ポプラ社 【言葉遊びとユニークな絵が楽しい!】 いちごの好きなゴリラが、いちごをいっぱい食べたら「いちごりら」になってしまいました。ぶどうの好きなウサギさんが、ぶどうをいっぱい食べたら「ぶどうさぎ」になってしまいました。ももの好きなモモンガさんが、桃をいっぱい食べたら「もももんが」になってしまいました。 こうして、カバ、リス、そしてバナナが好きなななみちゃんが食べたら、、、。 どこか懐かしい感じのする絵で、言葉遊びをユーモアに描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 とてもわかりやすい繰り返しの絵本なので、2才さんぐらいから楽しめそうです。もう少し年齢が高くなるとページを進めていくと何になるのか予想もつくことでしょう。 絵の雰囲気がレトロっぽくもあり、それがまた楽しさの演出に大きく役立っています。そして、画面に大きく描かれているので、おはなし会などの導入などでも活躍しそうです。
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『なつのいちにち』
¥1,000
はたこうしろう /作 32P 偕成社 【夏の田舎の原風景が美しい】 この えほんの なかに あなたの なつの おとは きこえますか。 この絵本のカバーの折り目に書かれたこの一文。男の子が網を持って暑い暑い夏の日に、1人でクワガタムシを捕りに出かけます。セミの鳴き声を聞きながら走り、海辺にはカモメも飛んでいる。線路の向こうは緑の田んぼが広がり、牛小屋の前は臭いので全速力! 果たして男の子はクワガタムシを捕まえることが出来るのでしょうか? 田舎の原風景がとても美しく、どこか懐かしいような日本の風景が各ページに存分に描かれおり、絵本の中に吸い込まれていくようにうっとりとしてしまいます。 夏の爽やかさがシンプルな文章と青が印象的な絵が読み手の心を掴みます。 【丈太郎のひとりごと】 前店舗にてこの絵本の原画展をやりました。原画の青は絵本よりもっと美しく、それはとても素敵でした。 僕の中で夏の絵本の定番と言ったら、この絵本になっています。夏を走る男の子の爽快感、田舎の原風景がどこか切なさも感じるのです。 地球温暖化により、連日猛暑の続く今の夏では体験できないことが、この絵本にはしっかりと刻まれています。
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【世界の三浦太郎の最新作!】『うみへやまへ』
¥1,650
三浦太郎 /作 38P 偕成社 【前からとうしろから、ふたつのお話が楽しめる絵本】 僕は生まれて初めてお父さんの生まれた海辺の町に行きます。その町には白い灯台があると、有名な画家の書いた絵葉書を見せてくれました。僕はまだ海を見たことがないのでとても楽しみです。 こんな日記からお話は始まります。朝早く白い車で山の家を出発して、色々な景色を見ながら海を目指します。牧場、田んぼ、駅、新興住宅地、ショッピングモール、高速道路、工場などを経て海が見える大きな橋を渡ります。そして港や漁港を通り、灯台のある場所にたどりつきます。 次は後ろからお話が始まります。私は初めてお母さんの生まれた山へ行きます。その家からは赤い鉄橋と大きな山が見えるらしいと古い写真を見せてくれました。早く、おじいちゃん、おばあちゃんに会いたいと思いました。 こんな日記からお話が始まります。赤い小さな車で海を目指していた僕とは正反対の景色の移り変わりを見ながら山へ向かいます。 この絵本だけで2つのお話が同じ画面で上下に分かれて進んでいきます。 作者の卓越したデザインセンスが存分に活かされた絵がカラフルに海へ行く子と山へ行く子の違う目線でカラフルに描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 日本だけでだけなく、世界中で人気を博している三浦太郎の新刊です。これも三浦さんらしい素晴らしいセンスとアイディアできっと世界の子どもたちに喜ばれる絵本になると思います。 同じ画面構成を前から後ろから読み進めますが、感じることは僕と私では違います。その感覚も面白い! そして、洗練されたデザインの中にも人肌の温かみを感じます。 前から後ろからじっくり子どもと読んでみてください。きっと三浦太郎の優しさが伝わってくるはずです。
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『かげとあそぼう』
¥1,980
むらかみ ひとみ/作 32P 玉川大学出版部 【影で色々遊ぶ!】 男の子、女の子、しろねこ、くろねこ、みけねこ、犬、それぞれみんな影があります。1人の影もみんなの影も、影はみんな同じく黒いです。 男の子、女の子が踊れば影も踊ります。色々なポーズを取れば影は顔みたいになったり、動物のようになったり、家みたいにもなります。 楽しい影遊びを可愛い絵と優しい色の風合いで楽しく描かれています。 巻末には影のカードの作り方も掲載されていて、色々な影を楽しむことができます。 【丈太郎のひとりごと】 影遊びは面白いですね!幼い頃よくやっていました。 巻末には影のカードの作り方に作者の思いが書いてあります。子どもの頃から絵を描いたり、何かを作って遊んでいたが、特別に上手だったわけではないと。しかし、楽しくて好きだったから、今もこうして作って遊んでいるのだと。 こんな作者の思いが子どもたちが新たな楽しみを見つけられるようにと、この絵本が描かれていることがわかります。 全治的にシンプルでわかりやすいので、保育園・幼稚園などで活躍しそうな絵本です。もちろん、家庭でも楽しく読んで、実際に影で遊ぶと面白いことでしょう!
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『空気を変える 地球で生きつづけるために、今わたしたちができること』
¥1,870
デビー・リヴィ/作 アレックス・ボーズマ/絵 宮坂 宏美/訳 38P あすなろ書房 【気候変動の危機に私たちができること】 「地球温暖化」という言葉を聞いたことがあると思います。それは着実に進んでいるのです。 今、地球が抱える問題は空気中の二酸化炭素が増え続けていることです。そのことによりな年々暑くなっているのです。しかし、地球には空気から二酸化炭素を取り除く驚く力があるものがあります。 それはコンブやマングローブや土の持つ力です。それらか私たちの生活を守ってくれているのですが、それだけでは地球温暖化は防げません。 ではどうすれば良いのか? それは私たち人間の力で変えることができます。化石燃料を燃やす発電所から燃やさない発電所へ、地中の炭素を掘り起こす畑から掘り起こさない畑へ、ガソリンを使う車やバイクから使わないバスや自転車へと化学の力で人間ができることは沢山あるのです。 科学的根拠に基づき、シンプルな文章と細かい絵で環境問題がわかりやすく描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 連日35度を超える気温で、子どもたちも外で遊ぶことも中々できなかったと思います。しかし、私が子供の頃は、日本はこんなに暑くなかったのです。せいぜい30度ぐらいで35度など珍しい暑さでした。 気候変動の危機は年々高まっています。人間にできることをまずは知って、日頃の生活から見直していくことが大切ではないでしょうか。
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『ほんのむこうへ』
¥1,540
なかい かおり/作 25P 岩崎書店 【本の中に入って遊ぼう!】 物語が好きな6人の子どもたちが、本の向こうに広がる世界に入っていくお話です。 実際に本の中に6人は登場して、色々な話を聞いたり、見たり、何をしているか想像したりします。 それはまるで絵本のお話の案内人のようにして、絵本に入っているのです。 この6人の子どもたちを絵本の中から探すのもとても面白いです。 細部に至るまで丁寧に可愛らしく描かれた絵は、何度見ても飽きることはありません。 【丈太郎のひとりごと】 本の中に入り込んでその場面などを解説したり、色々な感想をもったりする擬似体験がとてもユニークな発想だと思います。 実際に子どもたちは、こうして絵本の余白に入り込んで遊んでいるんだろうなぁと思うと、とてもワクワクします。 普段、本を読んでいても、その物語に入りずらい子どもたちにとっては、お手本になるような絵本です。
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『10ぴきのおばけ サーカスへいく』
¥1,518
にしかわ おさむ/作 32P ひかりのくに 【真夜中におばけたちのもとにやってきたのは、、、。】 森のそばの小さな家におじいさんと10匹のおばけと子犬が仲良く住んでいました。おばけたちは毎日丘の上から街の景色を見るのが大好きだったが、今日はいつもと違って赤い大きなテントが見えます。それにラッパや太鼓の音が聞こえます。 しましま模様の車がサーカスの宣伝のビラを配っていました。ビラは風に乗っておばけたちのところにも飛んでききました。一度も見たことのないサーカスを見たいとおばけたちは思いますが、毎日家族のために忙しく働くおじいさんにはそのようなことは言えませんでした。 真夜中みんながぐっすり眠っていると「ずしっ ずしっ」と地面が揺れて、誰かが「どーん どーん」とドアを叩きました。おばけたちは飛び起きてみたら、子どもの象が喉を渇かして立っていました。急いで水を飲ませて、バナナを食べさせると、おじいさんはこの象はきっとサーカスの象だと言いました。 すっかり元気になった子どもの象はサーカスを抜け出してきた訳を話し出しました。それを聞いておじいさんとおばけたちと子犬はある行動に出ます。それは、、、。 色調豊かにかわいいイラストで描かれていて、どんなことになっていくのか?次のページを開くのが楽しみな絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 この絵本はとてもシンプルなお話ですが、とても深いメッセージも含まれています。人間たちに奪われた動物たちのありのままの姿が、可愛く軽快なイラストで描かれています。 僕の住んでいる近くに動物園があり、よく子どもと一緒に行きますがこの絵本を読むとちょっと考えさせられることもあります。 人間と動物の共存、楽しいお話の中に大きなテーマが含まれているような絵本です。
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『もしもし10太郎おじさん』
¥1,430
姫田 真武/作 32P 岩崎書店 【なんでも10が好きな10太郎おじさん】 10太郎おじさんは、10が大好きです。今日も10を探すお散歩に出かけます。後ろにはいっくんがついていきます。 まずは柔軟体操。10数えてやります。イカに会えば嬉しそうな10太郎おじさん、足が10本あるからです。あれ?タコの足は10本ありません。そんな時は、10太郎おじさんと合体して10本のああしにします。 階段を登れば10段目で10秒歌います。10時10分ならみんなにお知らせします。お昼ご飯も10本目の木の下で食べます。そしておにぎりの数はもちろん10個です。 こうして10太郎おじさんは何でも「10」にこだわって生活をしているのです。 カラフルでカワイイイラストで、10太郎おじさんのユーモアな行動が描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 10太郎おじさんは「10」にこだわって生活していますが、人は誰でもこだわりがありますよね。そのこだわりは人から見たらくだらないこだわりだったりしたりすることもあるのですが、自分にとっては大切なことだったりします。 こだわり過ぎるのも良くないですが、何か「こだわり」を持って生活すると面白いかもしれません。 「じゅっ太郎おじさん」と「じょう太郎おじさん」、何か似ていて親近感が湧きます。僕も変なこだわりを持っていたりするので、おじさんには共感します!
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『ぶたくんの とどかない とどかない』
¥1,540
ふくだ じゅんこ/作 32P 大日本図書 【背中がかゆくてしかたない!誰が背中をかいて〜!】 ぶたくんは背中がかゆいのに「あれ?とどかない!」。そこに象さんがやって来て背中をかいてくれることになりますが、長い鼻で「ちょいちょいちょい」とするも、くすぐったいだけ。 次にキリンさんがやってきて背中をかいてくれることに。つので「ぽんぽんぽん」とやりますが、場所が違います。次はカメがやってきて背中をかいてくれることに。しかし、背中に乗って重いだけ。 その後もハリネズミやナマケモノがやって来ますが、背中がかゆいのはそのままです。ぶたくんの背中はずっとかゆいままなのでしょうか? 画面いっぱいに大きくぶたくんや動物が描いてあり、字も抑揚のある字体で書いてあるので、乳幼児さんなどへ読むのに最適です。 【丈太郎のひとりごと】 色・形・リズム・繰り返しと言う2歳までの絵本のセオリー通りに描かれているため、まだ物語などが理解できない年齢の子どもたちでも楽しむことができます。 背中がかゆくても解決しないぶたくんの歯痒さが、ユーモアのある絵で描かれています。 そういえば、乳幼児さんは手がそんなに長くないのでぶたくんと一緒の状況ですね!子どもたちにとっても他人事ではなく、ぶたくんに自分を置き換えて楽しむことができるでしょう。
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『レストランふろ』
¥1,870
麻生 知子/作 32P 小学館 【シュール過ぎる!こんな銭湯ってアリ?】 のれんに「レストランふろ」と書いてあります。「これ なんだろう?」と入ってみることに。脱衣所は一見普通に見えますが、よくみるとカゴの中はサンドイッチやハンバーガーが入っています。 中に入ると身体を洗う場所です。僕の席を探して身体を洗おうとしますが、シャワーが冷たくてなんだか甘い。ソフトクリームのようです。ちょっと行くとよくレストランにあるようなショーケースがあります。色々なメニューがありますが、全て美味しそうで中に人がいます。 「おーい こっちに おいでよー」と声をかけられたのは何かのどんぶり。レンゲを使って中に入ってみると、、、そこはラーメンのお風呂!麺を食べながら入ります。次のお風呂はどろどろのお風呂です。どぼんと使って「じゅわー ぱちぱち」と天ぷらのお風呂です。お風呂上がりはさくさくに揚がった天ぷらになってしまいます。 こうして色々なお風呂に入っていくのですが、全て食べ物のお風呂! シュールなお話が彩り豊かな可愛い絵で描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 あまりにもシュールすぎて、なんと言っていいのやら、、、。銭湯がレストランだったなんて考えもつきません。でも繰り返し読んでみるとなんだか普通に思えてきて面白くなります。 こんなお風呂嫌だー!こんなお風呂でお腹いっぱい食べたい!なんて、子どもたちは色々なことを思うでしょう。 ドリフターズの昔のコントの「もしも〇〇が何々だったら」を彷彿させるとても楽しい絵本です!
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『キャンプのずかん』
¥1,430
スズキ サトル/絵・監修 32P Gakken 【ビギナーからベテランまでキャンプのことなら、この絵本におまかせ!】 キャンプに関することなら、この1冊で全てがわかります。 キャンプの基本から、種類、マナー、服装、道具などはもちろんのこと、テントの建て方や、ロープワーク、刃物の安全な使い方、キャンプめしなど、項目ごとに事細かく書かれています。 子どもたちもわかるように漢字にはルビが入っていて、細密に描かれた絵と細かい説明に読み応えも十分です。 これからの夏のキャンプシーズンにピッタリの絵本です。子どもだけでなく、大人にも役立つ情報が満載なので、この1冊でキャンプのことが丸わかりです。 キャンプに行く前だけでなく、キャンプしている時、キャンプから帰ってきた時、全てにこの絵本が活躍することでしょう。 【丈太郎のひとりごと】 最近は全く行っていませんが、少し前まではキャンプに詳しい友達に誘われてキャンプに出かけることがありました。しかし、キャンプ初心者の僕は友達に言われるがまま準備したりしていました。 そんな時にこの絵本があったらどれだけ役に立ったことか! 子どもでもわかるように、そして正確に描かれているためこれからキャンプを始める子も、すでにキャンプに行ってる子、そして大人にもオススメなキャンプ絵本です。
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『おとしましたよ』
¥1,540
SOLD OUT
マスダケイコ/作 32P PHP研究所 【色々な落とし物が繰り返される!】 ゴリラがバナナを落として少年が声をかけます。 「バナナ!おとしましたよ。」 今度はゴリラが何やらながーいじゃらじゃらを見つけます。なんでしょう?それはキリンが落としたネックレスでした。 「ネックレス!おとしましたほっ!」 今度はキリンがまあるいガラスが二つ並んでいるものを見つけます。どうやら犬のゴーグルのようです。 「ゴーグル!おとしましたよ。」 こんな感じで次々に色々な動物が落とし物を見つけ、落とした動物に声をかけていくのが繰り返されます。 最後は少年が木の下に落ちた鳥と巣箱を見つけて、高いきを登り下の場所に戻すのですが、高いところまで登り過ぎて怖くて降りられません。しかも、捕まっていt木の枝が折れて少年は落ちそうになりますが、なんとか無事に助かりました。さあ、何故助かったのでしょう? 迫力満点の絵で色々な動物がイキイキと描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 繰り返しの絵本って面白いですね。少しずつ複雑になっていったり、この絵本のように誰の落とし物か?次のページをめくるまでわからないので、当てっこなんてするのも面白いです。 リズム良く繰り返されるこの絵本。おはなし会とかで読んでも子どもたちは喜ぶのではないでしょうか?子どもたちと一緒に楽しんで欲しい絵本です。
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『どーん、じゃんけんぽん!』
¥1,540
ひがし ちから/作 24P 世界文化社 【色々な生き物とじゃんけんぽん!】 木を囲むようにして丸太の塀があります。かんちゃんととゆいちゃんは、そこで「どーん、じゃんけん」をすることにしました。丸太の上から降りてはいけなくて、まっすぐ進んで出会ったらじゃんけんし、勝ったら進んで負けたら丸太から降りて、どちらが反対側に早く着くか競争するのが「どーん、じゃんけん」です。 早速「よーい どん!」と始まりました。しかし、向こうから来るのは唯ちゃんではなく、きつねです。きつねは一緒に遊びたいらしく一緒に「どーん、じゃんけん」をしました。 まず「どーん」と言って両手を合わせます。パチンと合わせたらじゃんけんです。かんちゃんはきつねに勝ちました。きつねに勝って先に進もうとしたら、いつの間にか丸太が遠くまで続いていて少し不安になりましたが、かんちゃんは丸太の上を進むことにしました。丸太は池の上まで続いていました。落ちないようにゆっくり進んでいると、次はかえるがやって来て「どーん、じゃんけん」をしてかんちゃんは勝ちました。かえるは池の中に飛び込みました。 池を渡ると森の奥からこぐまが丸太の上をやって来ました。丸太を辿っていけばゆいちゃんと会うはずなのに、唯ちゃんではなく生き物ばかりに出逢います。さて「どーん、じゃんけん」はいつまで、どこまで続くのでしょう? 明るくしっかりと描写された絵はとても見やすく、幼児さんぐらいと一緒に読むと楽しい絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 この「どーん、じゃんけん」もそうですが、子どもたちはそこにあるもの、その環境で新しい遊びを作っていく天才です。僕も幼い頃は友達と一緒に独自のルールを決めたオリジナルな遊びをいくつもやっていました。 この絵本はゆいちゃんに出会うはずが、生き物たちに出逢い、丸太も違う方向に伸びて行ってると言うちょっとしたファンタジーを感じる絵本です。 物語を理解し始めた3〜4歳の子どもたちと一緒に読むと楽しく読めると思います。
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『うみのおと』
¥1,430
たちもと みちこ/作 34P 教育画劇 【楽しい海は色々楽しいことがいっぱい!】 ある晴れた日曜日、こぶたちゃんは電車に乗って家族でお出かけします。電車に乗ると色々な景色が見えて、トンネルに入っていきました。しばらくしてトンネルを抜けると、そこには見たことのない景色が広がっていました。海です。 次の駅で電車を降りて緑の生い茂った細い道を歩いていくと、その先には真っ白な砂浜にどこまでも続く空、広い広い海がありました。こぶたちゃんは水着に着替えて体操し、海に向かって走り出します。 海では浮き輪に乗ってぷかぷか浮かんでみたり、泳ぐ練習をしてみたり、潜ったりします。 少し泳ぎ疲れて、パラソルの下でひと休み。お母さんの手作り弁当をみんなで食べます。そして、デザートはスイカ割りです。目を隠して周りの声援を聞きながらスイカに近づいていきます。 果たしてスイカ割りは無事に成功するのでしょうか? とびきり楽しい夏の海での出来事を、ポップにカラフルに描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 気がつけば6月の後半。もうすぐ夏がやってきます。この絵本は海遊びでの醍醐味が沢山描かれています。何か特別なことが起こるわけでもなく、 夏の海での一日を楽しく明るく描かれているので、早く海に行きたい!なんて思ってしまいます。 イラストも大きくわかりやすいので、海にまだ行ったことのない幼児さんとかと一緒に読むと、海に対する憧れが強くなるかもしれません。 この夏も海に遊びに行くぞー!
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『なつのおそろいをつくりに』
¥1,430
石井 睦美/作 布川 愛子/絵 32P ブロンズ新社 【仲良しの2人がお揃いの服を作ることに!】 セミの鳴き声でウサギのさきちゃんは朝早く目を覚ましました。朝ごはんの後、友達のリスのすりちゃんがやって来て、一緒に朝顔畑に行って色水を作ることにしました。それから2人はひまわり畑でかくれんぼや鬼ごっこをして遊びました。 夏を2人で満喫して入りようです。さきちゃんはこのまますりちゃんとずーっといたいと思いました。その時、おばあちゃんからのお届け物を郵便屋さんが届けてくれました。中身はしましまの布で、さきちゃんは良いことを思いつきました。この布を使って、すりちゃんとお揃いの服を作ってもらのです。仕立て屋のミコさんはとても評判が良いのです。 早速、お揃いの服を作りにミコさんのところに行って、夏のイメージの話や風景の話をします。そんな話を元にミコさんが洋服を作ります。さぁ、どんなお揃いの洋服ができるのでしょうか? 細かく丁寧に描かれた絵は、可愛くてとても優しい雰囲気が漂っています。 【丈太郎のひとりごと】 この絵本は季節のシリーズですが、春、秋、冬とありましたが、ようやく夏のお話が発刊されました。 どの季節も仕立て屋のミコさんに洋服を作ってもらったりリメイクしてもらうお話です。どの絵本もストーリーがしっかりしていて、絵も可愛く、この絵本の世界観に入りやすくなっています。 今回の夏の絵本が発刊されるのを楽しみにしていたシリーズのファンの子どもたちも多いはず! 思いっきり可愛い絵本で夏を楽しんで欲しいものです。
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『目で見て かんじて 世界がみえてくる絵本』
¥2,200
ロマナ・ロマニーシン アンドリー・レシヴ/作 広松 由希子/訳 56P 河出書房新社 【人は目で見て何を感じるのか?】 「さいしょは、まっくら。なんにも見えなかった。」 「それから光があらわれた。」 冒頭、このような文章で始まるこの絵本。目はどうやって出来ていて、どのようにして動いているか?を細かく描かれた絵本です。 目の作り、目にみえる色の数、鏡に映る自分、目で見て人の感情を察知すること、メガネのこと、たましいなど目には見えないもの、人より目の良い生き物のことなど、目に関することが事細かく美しくデザインされたイラストと色で表現されています。 この絵本のベーシックになるのは蛍光色で、そこにしっかりとした解説もあり、視覚的にも思考的にも沢山の情報量があり、見るのも読むのも楽しい絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 表紙のカラフルさ、デザインの良さから既に惹きつけられる絵本ですが、中を開くと情報量もたくさん!しかし、選び抜かれた言葉によってそれらの情報はくどいようなことはなく、どこかさらりとしていて、じっくり1ページ見ながらも、テンポ良くページを開くことが出来ます。 同じ作家が書いた『旅するわたしたち On the Move』(https://shop.meruhenhouse.com/items/83551699 )と一緒に楽しむのも良いと思います。コチラもこの絵本同様、優れたデザインと文章で楽しませてくれます。 「まだまだ知らない素敵な絵本は沢山あるのだなぁ」と思いながら、僕はじっくりと1ページずつ読みました。熱いメッセージをここまで洗練されたデザインと文章で表現できるのは、まさにアートとしか言いようがありません。 2冊のアートにどっぷり浸るのはいかがでしょう?きっと新しい「何か」が見えてくるはずです。
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『ワンコデパート』
¥1,760
牛窪 良太/作 32P 小学館 【ワンコデパート、本日開店!】 「ワンコによる ワンコのための ワンコデパート。ほんじつ かいてん だいセールわん!」 とワンコデパートは華々しく開店しました。良い匂いのするデパ地下は今日は何でもワンコインでお値打ちです。3階のぬいぐるみ売り場も大賑わいです。お気に入りを見つけて、噛みついたり、振り回したり、大騒ぎです。2階のおしゃれフロアはマダムたちの憩いの場です。 「ポンポンピンポーン♪」とアナウンスが流れます。どうやら1階で開店記念のお祝いをするようです。ブル店長の挨拶が終わり、さあ、クス玉の紐を力任せに引っ張っても割れずに落ちてしまいました。そして、くす玉はそのまま外へ転がり出て丘を飛び跳ねていきます。 ワンコはたちは一斉にくす玉を追って駆け出します。さあ、くす玉はどうなってしまうのでしょうか? 犬の出演総数30種類!リアルな描写でワンコデパートの賑わいをユーモアに面白おかしく描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 仕入れをして検品をしていると、猫が主人公の絵本が圧倒的に多い中、珍しく犬が主人公の絵本が登場です。ずっとビーグル犬を飼っていた犬派の僕にとってはとても嬉しいことです! ワンコデパートの内部の細かいところまで丁寧に描かれていて、何回見ても飽きることなく、お話もユーモアなので、楽しく読むことができます。 何種類かの犬が登場する絵本はありますが、30種類の犬が登場する絵本は初めてじゃないでしょうか? 存分に犬の可愛さを味わってください!
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『ぼくのさがしもの』
¥1,760
SOLD OUT
たけうち ちひろ/作 32P 出版ワークス 【切り絵が素敵な絵本!】 ロボットの片方の腕が、ある朝目が覚めたらなくなっていました。家の中を探してもありません。小さなロボットが腕らしきものを色々と持ってきます。フォーク、ほうき、えんぴつ、はさみ、かさなど全て持ってくるものは腕ではありません。 色々なところを探しますが、腕らしきものは見つかりません。しかし、図書館で腕の作り方を書いた本を見つけました。工場に行ってみるも腕はできませんでした。さて、どうなることでしょう? 全編、切り絵で構成された絵は、モノクロを基調としてシンボルチックに表現されています。 【丈太郎のひとりごと】 関係ないことですが、この絵本を読んだときに、ザ・ブルーハーツの「僕の右手」と言う曲を思い出しました。右手のないパクロッカーのことを歌った歌です。 以前にInstagramで作家さんの他の絵本を紹介したときに「とにかく切るのが好きなのです」とコメントを頂きました。この絵本はまさにその通り!しっかりとしたデザインが切り絵として綺麗に表現されています。 切り絵独特の角張った感じや丸みなど味わいが深く、どのページもその1枚で作品のようです。 ところで腕は見つかったのでしょうか?気になる方はこの絵本を手にしてみてください!
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【本当に怖い!僕はビビりました。】『いただきます。ごちそうさま。』
¥1,650
あさのあつこ/作 加藤休ミ/絵 東 雅夫/編 32P 岩崎書店 【なんでも食べてしまう恐怖の少年!】 「ぼくは、たべるのが だいすきです。なんでも たべます。たべられます。」 このなんでもない一文で始まるお話がまさか恐怖の展開になっていくとは、この時点ではわかりませんでした。 野菜、お肉、お魚、ニンジン、しいたけ、ゴボウ、とんかつ、やきそば、エビフライetc、、、。 「なんでも たべます。たべられます。」 ママはなんでも食べて偉いと褒めてくれます。パパも好き嫌いがないのは良いことだから、もっともっと食べるように促します。パパもママもにこにこです。 ぼくはどんどん食べて大きくなり、大きなぼくに大きな犬が吠えてきました。そして、大きな犬を食べました。 友達がぼくを見て太り過ぎ、風船みたいだと笑います。 「よくも、わらったな。たべちゃうぞ。いただきます。」 そうやって友達を、、、。 何処か薄暗い感じで土着的な迫力のある絵で、恐ろしい様子が迫るように描かれています。 【丈太郎のひとりごと】 絵本を見てこんなに怖い思いをしたのは本当に久々でした。 「怪談絵本」とあるだけあって本当に怖いです。食べ物も種類も半端なく多く登場します。表紙の絵からして何処か不気味な感じはしましたが、ここままでとは思いませんでした。 この恐怖を上手く表現しているのはクレヨンとクレパスのみで絵を描く加藤休ミさん。今までも多くの美味しそうなものを描いてきましたが、この絵本でも食べ物は美味しそうに描かれていますが、ちょっといつもの美味しそうな絵とは違って見えます。 タイトルだけ見ると、何かほのぼのとしたお話を想像しますが、中を開いて読み進めていくと、、、。是非この恐怖を味わって欲しいものです。絵本でここまで恐怖を感じることはないと思うほどの傑作です!
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『ちきゅうの かいだん』
¥1,650
松岡 たつひで/作 32P 金の星社 【過去の探検に出発!】 あるところにドアがありました。どうやら下へ階段があるようです。怖がる犬のギンタを連れて中に入っていくことにしました。階段を少し降りるとヘッドホンがありガイドをしてくるとのこと。早速ヘッドホンを撞着して、また下へ階段を降ります。 そうすると、まず2万年〜1万年前の動物たちがいました。ガイドからは詳しい説明が流れます。もっと降りていくと100万年〜10万年前、3000万年〜2000万年、7000年前と、時代を遡ってその時に生息していた生き物たちがいます。ヘッドホンからはその都度、解説が流れます。 この秘密のドアはどこまで続いているのでしょう?さあ、過去の世界へ探検に出発です! 細部まで細かく描かれ、ヘッドホンから流れてくるガイドもとても詳しく掲載されているので、生命の図鑑のような絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 僕が幼い頃、この絵本の作者の『ぼくのロボット大旅行』(福音館書店)が大好きでした!本当に何百回と開いたかわからないほどよく読みました。 作者の松岡 たつひでの絵は、細かいところまでハッキリと描写されているのが特徴です。そのため、一度見て終わりということはなく何回も繰り返して見過ごしている細かい場面を再度チェックするのが楽しいです。 階段を降りていくだけに縦開きになっているところも特徴の一つです。 この絵本は地球の歴史上でどの時代にどのような生物が生息していたか、細かく解説されています。図鑑より親しみやすく楽しむことができることでしょう!
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『おとなりの だれかさん』
¥1,760
カーシャ・デニセビッチ/作 44P 評論社 【隣や上や下の部屋は誰が住んでいるんだろう?】 私は引っ越しをして、新しい住所も何も見ないで言えます。 「こいけどおりの 3ちょうめ」 ビルの2階でとうとう自分の部屋がもらえました。でも、よく考えると私の部屋の天井は誰かの床で、私の床は誰かの天井です、もし、壁を突き抜けて手を伸ばせば誰かに触れるかもしれません。その誰かが新しいお隣さんです。 お隣さんは周り中にいて、今一体何をしているのでしょう?私たちに似ているのか?お家にいるのか? そもそもお隣さんはいなくて、建物だ蹴っだりするかもしれません。 「さて きょうは、たしかめに いく ひよ。」 さあ、お隣さんはどんな人が住んでいるのでしょう? 引っ越ししたばかりのワクワク感をモノクロを基調とし随所でカラーが使われている絵は、とてもアーティスティックに描かれており、絵を見るだけでも楽しい絵本です。 【丈太郎のひとりごと】 僕も小学1年生になるタイミングで家族と引っ越しました。今まで居たところへの寂しい気持ちと、新しい場所への期待感が交互し、特にお隣さんをはじめ近所のことが気になり探検した覚えがあります。 この絵本は言葉少なめに、引っ越し先での生活に期待を大きく持った女の子のお話です。絵がとても素晴らしくモノクロを基調に随所で使われている色が効果的で、アートブックとしても楽しめることでしょう。